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【特別企画】ウデマエこそがものをいう、ディープなゲームをピックアップ!無料でもとことん楽しめるPC対戦タイトル3選
2018年8月9日 06:00
PC対戦ゲームが熱い。相手を紙一重で上回り、ギリギリで勝利を収めたときの快感。力及ばず負けてしまったときの言いようもない悔しさ。対戦ゲームはその性質上勝っても負けても感情が揺さぶられるがために、「もう1回勝ちたい」、あるいは「次は勝ちたい」と思わずのめり込んでしまう面白さがある。
最近ではいわゆるバトロワ系タイトルの流行などもあり、対戦といえど0コンマ何秒を争うようなシビアなものだけではなく、運要素やチームワーク要素、戦略要素などを押し出したタイトルなども増えてきている。あわせて基本無料で遊べるタイトルなども増加傾向にあるが、対戦においては課金額によらず誰もが同じ条件で戦えるという公平性がその中毒性を増す一因となるのは間違いない。
そこで本稿では、日々主にPCでゲームをプレイしている筆者の独断と偏見に基づいたオススメの対戦タイトルをご紹介したい。今回は「フォートナイト」、「World of Tanks(以下、WoT)」、「League of Legends」をピックアップしたが、このチョイスには基本プレイ無料で間口が広いこと、かつ課金による1ゲーム内での有利不利が発生せず、公平であることを選定基準とした。
今が旬のバトロワ系ゲーム「フォートナイト」でナンバーワンを目指せ!
「PUBG」の大ヒットをきっかけに爆発的に認知度を上げたいわゆる「バトロワ系ゲーム」は、無人島を舞台に最大100人で争い、1人になるまで争うTPSサバイバルシューティングゲームの総称だ。武器を手に入れ、時には隠れ、時には撃ち合う。純粋なエイム力よりも変化する戦場を前にどう判断し立ち回るかが重要なゲームなので、FPS・TPSが取っつきにくいと思っている人にもお薦めできジャンルだが、その中でもイチ押しは「フォートナイト」。
通常のバトロワ系ゲームに建築の要素が加わり、資材を集めるためによりアグレッシブな動きが求められるだけでなく、壁を作ることで打ち合いを有利にしたり、階段を建築して相手の裏をとったりと、より戦略性のある試合を楽しむことができる。
最初の内はスピーディーな展開と建築要素の操作で手いっぱいだが、操作に慣れてくると徐々に立ち回りを考えられるようになってくる。最初の降下地点をどこにするかということに始まり、相手を先に発見するにはどこを移動すればいいか、建築はどうするのが効率がいいか、といった戦略を考え始めるとどんどんゲームが面白くなってくるし、続けていく内にハンドスキルも上達していく。
通常のシューティングゲームのようにエイミングのテクニックが最重要ではないので、判断力やゲームの知識が上手く噛み合い、そして少しの運が味方すればほとんど敵と戦わずにビクトリーロイヤル(「フォートナイト」における勝利)を獲得することもできる。このテクニックと思考の絶妙なバランス感覚がこのゲームの面白さの肝だ。
プレイを続けていく内にできることもどんどん増えていく。たとえば打ち合いの際に咄嗟に建築物を盾にし、攻撃を防いだ後飛び出てキルをできたときの爽快感と興奮は中々得られないものだ。筆者もこうした動きができるようになるまでは時間がかかったが、初めて一連の流れができたときには思わず声を上げてしまったほどだ。
また、「フォートナイト」の課金要素はキャラクターの見た目を変更するスキンや、ダンスなどのエモート。これらには非常に魅力敵なものが揃っているが、純粋に見た目を変更するだけなので、試合を有利にする要素は一切ない。いざ戦場に降り立てばそこからは純粋に腕での勝負ということで、ポップな見た目に反して深いゲーム性が味わえるタイトルだ。
とうとうバージョン1.0が登場した「World of Tanks」
「WoT」はその名の通り、戦車に乗って戦場で撃ち合うオンラインタンクバトル。豊富なマップを舞台に、様々な特性を持った戦車が役割をこなし勝利を目指すという、15vs15のチーム戦を楽しむことができる。相手戦車のどこを射撃したらダメージを与えられるのか、味方とどう連携して動くのかなど、戦場さながらの緊迫感が魅力だ。
かなり息の長いゲームだが、今年バージョン1.0が登場し、美麗なグラフィックやBGMに磨きがかかったので、是非ともこの機会に始めて欲しいゲームだ。
「WoT」は目まぐるしく変わる戦場の状況を把握し、いかに自分の車両の仕事をできるかが勝利の鍵となる。また、戦車だからこその独自のテクニックも多くある。戦車の傾斜を生かして相手の弾を弾いたり、履帯を切って相手を動けなくしたりと普通のTPSゲームでは感じられない楽しさがある。
特に筆者のお気に入りの車両は軽戦車や中戦車といった快速車両。重戦車の様に装甲があるわけではなく、真正面の打ち合いが強い訳ではないが、足を生かして相手の裏を取ったり、偵察をしたりと戦場を動かす力がある。スナイパーの様に後方支援が得意な駆逐戦車や自走砲にも特有の楽しさがあるが、どうしても筆者の勝率は軽・中戦車が高くなりがちだ。もちろん、駆逐戦車だけでのやりこみも可能だし、車両によっては高い戦績をたたき出すこともできる。
なお、課金要素はゲーム内ゴールドの購入や、プレミアム車両・プレミアムアカウントの購入が中心。プレミアム車両とアカウントはクレジットの収支がよく、新しい車両の研究速度をぐっと早めることができるが、戦場で大きく有利になったりすることは全く無い。また、ゴールドを使用して購入できる課金弾も存在するが、こちらはクレジットでも普通に購入ができる上に、車両によっては打つ必要がほぼない。つまりは課金の有無は勝敗に関係しないということで、実際に筆者も無課金で数年間プレイし、平均以上の勝率を残せている。
また、先に述べたように今年適用された「バージョン1.0」によってグラフィックスが更に美しくなり、思わず戦車に見とれてしまうような仕上がりとなった。さらに変わったところでは同じ「戦車」つながりで「ガールズ&パンツァー」などとのコラボも行なわれており、ゲーム内には公式音声Modが存在しているほど。硬派でありながらも裾野の広い、独自のゲーム性を堪能して欲しい。
プレイ人口世界ナンバーワンのオンラインゲーム「League of Legends」
耳慣れない「MOBA」というジャンルに属する「LoL」。ゲームの基本的な目標は「味方と協力して相手チームの本拠地を破壊すること」だが、その過程ではキャラクターの育成や装備品の購入にはじまり、戦略ゲームのようなフィールドでの立ち回りや味方との連携、自分や味方が選択したチャンピオン(操作キャラクター)に合わせてプランを立てる必要がある。また、同じく他のプレーヤーが操作するチャンピオンと1vs1でさながら格闘ゲームのような熱い駆け引きも楽しめる。
正直に言ってしまえばかなり複雑なタイトルではあるが、それだけに理解すればするほど、上手くなればなるほどジワリジワリと勝率が上がっていく喜びが実感できるタイトルだ。
また、今なお増え続ける豊富な数のチャンピオンと頻繁に入るアップデートにより、常に流行(メタ)が代わり続けるので飽きることなくプレイし続けることができる。1人の力だけでは勝つのが難しいゲームなので、プレイを通して個人技の上達だけではなく、チームとの連帯力の向上なども実感できるのは他のチーム戦のゲームでは中々得ることのできない感覚だ。
1戦ごとに反省点があるので常に新しい目標が生まれ、追加要素が頻繁に来るので「新チャンピオンを触ってみたい」、「新しい戦略を試してみたい」などなど、やりたいことも途切れることなく増えていく。
試合そのものに勝つための選択肢も多岐にわたる。様々なメタになったチャンプを触り、練習するもよし、1体のチャンプを極めても上位に位置するプレーヤーもいるので職人のようなプレーヤーも目指すもよしだ。ゲームモードも多様で、練習用のフリーマッチはもちろん、勝敗によってポイントが上下するランク戦もチーム専用のものがあり、最大5人の仲間とボイスチャットを繋ぎながら勝利を目指すこともできる。
さらに特殊なルールで戦うイベントも頻繁に行なわれ、そこではスキルが使い放題だったり、チームが全員同じチャンピオンを使うルールが用意されたりと、いつもと違うカオスな戦いを楽しむこともできる。とにかく、中毒性の高いゲームなのは間違いない。
課金要素はチャンピオンの見た目を変えるスキンがメインで、これもチャンピオンの強さそのものには関連しない。チャンピオンそのものはゲーム内マネーもしくは課金でアンロックすることができるので、「今すぐこのチャンピオンを使いたい!」というときには購入してしまうのもいいだろう。
「LoL」はその奥深さゆえか、現在世界一のプレイ人口を誇るオンラインゲームでもある。そのため攻略情報や動画、初心者向けの配信なども豊富だ。さらに毎年全世界のプロチームが参加する大規模な世界大会が開催されるタイトルでもあり、今後ますます発展していく注目のタイトルであることは間違いないだろう。
今回ご紹介したのは、腕や知識、そしてチームワークこそがゲームの勝敗を左右するタイトルだ。それぞれ見た目の変更をはじめ、ゲームをより便利に遊ぶための課金要素こそあれど、いざ試合が始まってしまえば頼れるのは自分の実力と少しの運だけ。逆に言うといくらお金を積んだところでゲームには勝てないというシビアさも併せ持っているが、そのシビアさこそが上達する喜びに繋がり、勝利をより味わい深いものにしてくれる。
また、「フォートナイト」、「WoT」、「LoL」はいずれも基本無料のタイトルなので、始めようと思えばインストールするだけで今すぐ始めることができる。これを機会に、是非1度プレイしてみていただきたい。
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