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【特別企画】「League of Legends」、「LJL」観戦ガイド!

「LJL」初戦の模様を例に、ゲームの見どころ解説します!

【LJL】

毎週金・土曜日 開催

会場:Red Bull Gaming Sphere Tokyo

 ライアットゲームズは、PC用MOBA「League of Legends(以下、LoL)」において、国内プロリーグ「League of Legends Japan League(LJL)」の2018年シーズン前半にあたる「LJL 2018 Spring Split」を開催している。

 実は「LoL」は世界で最もプレイ人口の多いオンラインゲームで、海外では億単位の賞金の出るeスポーツタイトルとしても非常に有名なタイトルだ。日本においても2016年に日本サーバーが開設して以来、eスポーツの熱の高まりとともにその知名度を上げてきている。昨年2017年に行なわれた「LJL 2017 Summer Split Final」では会場となった幕張メッセのイベントホールに4,000人を超えるファンが集い、日本最高峰の試合の行方を固唾を吞んで見守った。

 しかし、今年から「LJL」は会場をこれまでよりも小規模な、ゲーミングスペース「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」に移して開催している。これにはファンと選手との距離を縮めたいというライアットゲームズの思惑があり、この取り組みによってシーズン中の全試合が生で観戦可能となり、あわせて現地の模様がTwitchOpenrecで毎回生配信される運びとなった。

 弊誌も現地での取材を行なっているが、会場では試合中に指示を出し合う選手の声が聞こえるほどで、客席と競技席が近い本スタジオならではの臨場感を楽しむことができた。また、今や「LoL」における名物実況・解説コンビとなったeyes氏とRevol氏の声も生で聞こえるなど、現地に足を運んで見る楽しみを増している。

 プロによる日本最高峰の試合が毎回生で見られるというのはeスポーツタイトルを見渡してもかなり珍しい試みだ。そこで本稿ではこの機会を逃さないよう、LJL初戦にあたるプロチーム「Pentagram」と「V3 Esports」の試合を例に、「LoL」観戦の楽しみをお伝えしていきたい。

そもそも「LoL」とは?

 「LoL」は5人対5人の計10人が参加するチームゲームだ。各プレーヤーはそれぞれ「チャンピオン」と呼ばれる操作キャラクターを選択し、レーンと呼ばれる3本の道中にある「タワー」を破壊しながら前進、敵の本拠地(ネクサス)を破壊することがチームの目標となる。

 レーンを進んでくる相手チームのミニオン(雑魚モンスターのようなモノ)を倒したり、敵チャンピオンを倒すことで経験値やゴールドを獲得することができ、経験値がたまればレベルが上昇。ステータスとスキルが強化される。ゴールドは装備を買うために使用されるが、「どの装備を買うか」ということでもチャンピオンの性能は大きく変わってくる。

 また、各チャンピオンには役割があるため、1人の力で勝つのは難しく、チームの連携が不可欠となっている。プロの試合においては個人のスキルはもちろんだが、5人のチームとしての戦略やチームワークが大事になってくるので、このあたりが試合の見どころとなる。

 公式よりわかりやすくゲームの流れを紹介するPVなども公開されているので、1度見ておくとより理解が深まるだろう。こちらも是非ご参照いただきたい。

【リーグ・オブ・レジェンド:ゲーム紹介PV】

現地では熱気を、配信ではより詳細な情報を。観戦スタイルも様々

現地ではレッドブル飲み放題!

 LJLを観戦するにあたり、方法は大きく分けて2つある。1つはLJLの試合が行なわれている会場、「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」に直接赴く方法だ。「試合観戦」と呼ばれるものは野球でもサッカーでもなんでも現場で生で見るのが1番盛り上がるのは間違いない。

 それはeスポーツも同様であるし、なにより「Red Bull Gaming Sphere Tokyo」ではプロ選手が目の前で試合をしているので、リアルタイムで選手同士の声の掛け合いなどを聞くこともでき、試合観戦により熱中できるような仕組みが整えられている。

 また、会場では毎試合当日に「入場整理券」が配布されており、抽選にはなるがなんと無料で観戦も可能だ。さらに会場では"Red Bull"のスタジオだけあってレッドブルが飲み放題なので、時間の都合があえば是非現地会場での観戦を楽しんで頂きたい。

 もう1つの方法は配信による観戦だ。生配信は毎回Twitch、Openrecで行なわれるが、YouTubeでも過去の試合のアーカイブを視聴することができる。時間と場所に縛られずに観戦できるのはもちろん、PCなどを用いるとチャンピオンやアイテムの情報を調べながらの観戦もしやすく、「LoL」についてより理解を深めながら試合を観ることができるだろう。

 例えば「今日活躍しているこのチャンピオンはどういう性能なのか」、「このアイテムの性能は?」、「『ここで奢りィィ!!!』の奢りってなに?」などをパッと調べて把握しておくと、これまた観戦に熱が入るのだ。

 ちなみに、チャンピオン毎の勝率やビルド(アイテムのチョイスや購入順など)を調べるなら、「OP.GG」などが「LoL」においてはメジャーどころだ。そもそも「LoL」を運営するライアットゲームズは試合のデータをAPIとして公開しており、「OP.GG」もそのAPIを利用して「LoL」における統計データを提供しているページのひとつ。

 全世界の統計データを見ることができるので、これと照らし合わせつつ、例えば「やっぱり装備はそれ買うよね」と納得しながら、あるいは「えっ、そのチャンピオンでそれ買うの!?」というように、1歩進んだ観戦もできるだろう。

4Kなどの高解像度モニターを使うと、配信の視聴と調べものが広々した画面で行なえる(リンク先画像は3,840×2,160の原寸)。画像では左にTwitchでの配信画面、右側に「OP.GG」の「ケイトリン」のページを開いているが、調べものをしつつ観戦ができるのはオンライン観戦ならではメリット
ちなみに機材はマウスコンピューターよりお借りした4K対応の「B2875UHSU-B1」と超コンパクトなゲーミングPC「NEXTGEAR-C ic100PA1」。4KということでTwitch(左上)、「LoL」公式ページ(左下)、「OP.GG」のビルドページ(右上、右下)を開いてみている
「NEXTGEAR-C」シリーズは158×143×87cm(幅×奥行き×高さ)の小さなボディにインテルCorei7-7700HQとGeForce GTX 1060以上のGPUを搭載したハイスペックなゲーミングPC。持ち運びも可能なサイズ感なので、eスポーツ会場にPCごと持ち込むことなどもできそうだ。上記のように、4Kで4ウィンドウを展開しても極めて快適に動作する

「LoL」の見どころはここだ!LJL開幕戦の模様を題材に、試合の見どころをご紹介

6チームが鎬を削るLJL。それぞれのチームにストーリーがある

 さて、今回例として取り上げるのは昨シーズンの日本王者であるPentagram(以下、PGM)と、下部リーグを勝ち上がり、1部リーグへと這い上がってきたV3 Esports(以下、V3)の、「LJL 2018 Spring Split」開幕戦にあたる1戦だ。

 LJLにおいて1試合の決着はBO3、つまり2本先取となっているが、PGMは開幕戦の数日前に発覚した不正によりペナルティとしてWeek1~5までの各1ゲームを没収されていた。しかしPGMはそんな逆境を跳ねのけ、結果的にはPGMが2セットを連取して勝利した。

 今回はそのうちの初戦、スコアでいうとPGMとV3が0-1で迎えたまさにLJL開幕1戦目の模様を取り上げる。

【LJL 2018 Spring Split Round1 Match1 Game1 PGM vs V3】

 そもそもLJLで”日本最強"を争うチームは6チームあり、当然といえば当然だが、チームそれぞれに歴史やプレイスタイルがある。このあたりは野球やサッカーのチームと置き換えてもらえばわかりやすいだろう。

 試合に臨んだ2チームでいうと、PGM(昨年の段階ではRampage)は2017年の日本王者。ダメージを出す役割である「ADC(アタックダメージキャリー)」のYutoriMoyasi選手を中心としたチームで、今年からチーム名を変更しただけでなく、古参メンバーの放出と新規メンバーの獲得により、チームメンバーが大きく変わっている。

 具体的には長年チームに貢献してきたTussle選手、Dara選手、Evi選手が脱退。代わりに2年ぶりにチームに復帰したPaz選手と、海外経験が豊富な韓国人選手であるOnce選手とGaeng選手が加入している。Rampage最後のシーズンとなった昨年の世界大会で結果が残せなかっただけに、心機一転して今期に臨む構えだ。

左からPaz選手、Once選手、Ramune選手、YutoriMoyasi選手、Gaeng選手

 対するV3は2017年のチーム設立後、LJLの下部リーグとなる「LJL Challenger Series」を勝ち抜き、今期からLJLに参戦するチームだ。とはいえ過去にLJLでのプレイ経験があるベテランプレーヤーのKazu選手、cogcog選手、Keymaker選手の3名が所属しており、新参ながら侮れないチームとなっている。新規加入でありながら下部リーグで確かな実力を示したSmile選手、E hi選手とベテラン勢がしっかりとコミュニケーションを取れるかがリーグ戦の鍵になるだろう。

左からcogcog選手、Smile選手、E hi選手、Keymaker選手、Kazu選手

勝負は試合前のPick/Banから始まっている!

 いざゲームが始まると、まずはチャンピオンの選択とBanが行なわれる。チャンピオン選択のことを「ピック(Pick)」というが、ここでは130種類を超えるチャンピオンの中から、環境やチームの戦略を踏まえて各チーム5体、計10体をピックする。また、プロシーンにおいては同じく各チーム5体のチャンピオンを選んでBan=そのゲームで使用禁止とする。

 チャンピオンが多数いるだけあって、その組み合わせには、序盤から攻めるのか、後半まで耐えるのか、集団戦向きなのか、あるいは個人プレイが生きてくる構成なのか、などチームの戦略が滲み出てくる。また、「LoL」では細やかなアップデートによって、その時々で強いとされるチャンピオンや装備、構成などがめまぐるしく変わっていく。「今強い」という意味で流行を「メタ」とも呼ぶが、勝利を第1に考えるプロのピックはこのメタを探るのにも大いに役立つ。

 今回はPGMがYutoriMoyasi選手の「ケイトリン」を中心とした、序盤から攻撃的に攻めていく構成を取り、対するV3は盾で味方を守れる「ブラウム」をサポートとしてピックするなど、守備的な構成となった。

選択されたチャンピオンによって試合の流れは大きく変わる。Pick/Banの段階で既に勝負は始まっているのだ。
保安官兼スナイパーである「ケイトリン」は長い射程を活かしレーンで相手をイジメぬくチャンピオン。見た目通りADCを担当する
フレヨルドの漢気「ブラウム」。魔法のかかったドアを盾として使い、ADCをはじめ味方を守るサポート役だ

 こうしたチームの意図に関しては実況のeyes、解説のRevol氏が細かく説明してくれるので、試合を観戦する際には耳を傾けておくのがいいだろう。お互いのチームが何を目指しているのかがわかるとグッとゲームが面白くなる。

レーン戦で序盤の攻防。ジャングラーの動きにも注目!

 さて、Pick/Banを終えるとまずは序盤のレーン戦と呼ばれるフェイズが始まる。ここではマップのTopとMidで1vs1、Botで2vs2が繰り広げられる。このフェイズではミニオンを倒してゴールドを貯め、相手の妨害をしつつ、相手より先にタワーを折ることが目的となる。

 タワーを破壊すると味方のミニオンが相手の本拠地近くまで進むことができるようになるほか、破壊することでチーム全体でゴールドも獲得できるので、相手を倒したり、HPを減らしてリコール(自軍本拠地に帰ること。このタイミングでHPの回復やアイテムの購入ができる)させて邪魔が入らないようにしつつ、タワーのHPを削っていく。

 ここでの見どころはレーンで起こる小競り合いや、そこで生まれるスーパープレイ。プロの試合では滅多にレーンでのソロキル(ジャングラーなどの介入なしで相手を倒すこと)は生まれないが、テクニカルな攻防には手に汗握る物があるし、万一キルが起こればそれだけでテンションが上がる。

最序盤のレーン戦。相手の妨害をしつつミニオンを倒してお金をため、隙あらばキルを狙うフェイズだ

 また、チームの5人のうち1人はレーン戦を行なわず、レーンとレーンの間にあるジャングルを動き回る。これがジャングラーと呼ばれる役割だ。ジャングラーは相手から姿を見えないのを生かし、レーン戦の有利を広げたり、逆に不利をひっくり返すためにレーンにガンク(奇襲)を行なう。このガンクはジャングラーにとって最も重要な仕事で、これによって試合は大きく左右される。

 しかし、レーンにガンクのプレッシャーをかけたり、相手のジャングルモンスターを横取りしたり、あるいは相手のジャングラーをキルしてチームに有利をもたらしたりと、ガンクに限らずジャングラーの役割は多岐に渡る。レーンに比べるとジャングラーの動きは地味ではあるが、ジャングラー同士の駆け引きも試合運びにおいて重要なポイントだ。お互いのジャングラーがどこでなにをしているか、というのも見どころの1つと言えるだろう。

【2:45】さっそくV3 Smile選手の「レク=サイ」がTopにガンク。キルこそ生まれなかったがレーンで大きな有利が生まれた
【4:25】V3 Smile選手の「レク=サイ」は先ほどのガンクで得た有利を活かし、Top側で視界のコントロール+敵ジャングルを妨害。MidレーナーであるE hi選手の「タリヤ」と一緒に行動することで、あわよくばキルも狙っていく動きだ

タワーが1本折れたら、チームの戦略が色濃く現われる中盤戦へ!

 どこかのレーンのタワーが1本折れたら序盤のレーン戦は終了。タワーを折ったレーンの担当は他のレーンのタワーを狙って移動をはじめ、試合は中盤戦に突入することになる。ここからはよりチームの戦略が試されることになり、有利な側が差を広げようとする一方で、不利な側はカウンターを狙っていくことになる。1つの動きが次の動きに繋がっていくような、目まぐるしい攻防が展開されるのだ。

【9:28~10:00】Botでは射程に優れ、レーン戦を得意とするPGM YutoriMoyasi選手の「ケイトリン」が終始有利を作る。ここにPGM Once選手の「カジックス」が加勢することで確実にタワーを破壊した。そのままドラゴン(倒すことでゲーム終了までチーム全員を強化してくれるモンスター)まで獲得し、試合は一気にPGM優勢に

 また、「LoL」においては戦場となるフィールドに「戦場の霧」というエフェクトがかかっており、味方チャンピオンやミニオン、タワー以外の部分の「視界」が制限される。視界がないと死角からジャングラーからガンクを受けたり、いつのまにか移動した対面が他のレーンに奇襲をかけたりとチームが不利になっていくので、それを防ぐために「ワード」という、設置することで周囲の視界を得ることができるアイテムを使うことになる。

 こうした「視界」のシステムは情報戦の上で極めて重要な意味をもっており、序盤はもちろん、中盤以降はワードというアイテムを使用して得ることのできる視界の重要性がさらに増してくる。相手がどこにいて、何を狙っているかが事前にわかれば、それに備えてカウンターをかけたり、リスクを避けることができるからだ。

 そのため、視界の取り合いにはチェスや将棋のようなじりじりとした頭脳戦の楽しみがある。中盤戦ではワードの位置や、得られた視界の情報から両チームがどのように動くかも見どころといえるだろう。

【11:26~12:01】ここで両チームBotとTopが交換(Swapという)。PGMはBotレーンで勝利した分の有利をTopに持っていくことで活かし、タワーを破壊
【14:08~14:38】タワーで有利を作ったPGMはリフトヘラルド(倒すと味方として一緒にレーンを強烈に押し込んでくれる)もゲット。MidタワーのHPを大きく削った
【16:56~17:14】一方V3は次のドラゴンをゲット。しかし、ドラゴンに流れる動きは「ワード」に映っていたため予測可能だった。PGMはすぐさまTop側に流れ、V3 cogcog選手の「ナー」をキル。ドラゴンは渡したものの、流れは渡さなかった

いよいよ相手の本拠地に手が届く終盤戦へ。集団戦が勝負を決める!

 中盤以降の見どころはやはり試合を決定づける集団戦。レーン戦での積み重ねや視界の攻防がここに集約されていく。全員が参加するような大規模な集団戦は一見して状況がわかりにくいが、基本的にダメージを出す役割であるADCとMidの動きを中心にみるとわかりやすい。特に終盤で輝くADCの立ち位置や、火力を出し切らせる為にADCを守る他のチャンピオンの動きは集団戦の結果を左右する。

【21:13】終盤に近付くにつれ、視界の攻防も激しくなっていく。特に重要なオブジェクティブであるバロン(リフトヘラルドと入れ替わりで現われる中立モンスター。トドメを刺したチームの味方チャンピオンとミニオンを大幅に強化)前ではスカトル(「ワード」の代わりになる中立モンスター)を巡って小競り合いが起きやすい。ゴールドで有利をとっていて、"当たれば勝てる"状態のPGMは視界の取り合いも有利に進められる
【28:18】Midレーン付近でV3側が有利な形で仕掛けたにも関わらず、既に装備を整えているPGM YutoriMoyasi選手の「ケイトリン」に大ダメージをたたき出され敗北。レーン戦での有利は集団戦にも繋がってくる
28:52~30:42】この時間帯は集団戦で勝てば一気に試合を終わらせにいくこともできる。PGMはバロンを獲得し、バロンのバフで強化したミニオンを流し込んでインヒビター(破壊すると味方側に強力なミニオンが召喚される)も破壊
【34:20】ADCは遠距離の火力と引き換えに耐久力に乏しいため、本来は守られながら火力を出すのが本来の姿だが、育ち切ったYutoriMoyasi選手の「ケイトリン」にはもはや関係なかった。最前線で相手を倒しまくり、そのまま相手のネクサスを破壊。これにて決着となった

 今回紹介した試合ではPGMが細かな有利を積み重ねていき、その有利を手放さずに手堅くゲームを決めた。しかし、「LoL」ではプロシーンにおいても、これまで築いてきた有利が丸々ひっくり返るような大逆転劇が起こることもあり、まさにスポーツ観戦のような面白さがある。

 試合は試合前のPick/Banに始まり、序盤、中盤、後半とそれぞれのフェーズで個人のハンドスキルや視界の管理、集団戦での立ち回りなど様々な見どころがある。とはいえ、やはりわかりやすいのはキルが発生する場面や、敵に囲まれてあわやキルを免れない……!というところから生還したシーンだろう。

 まずはお手軽に試合の配信などを軽く見てみて、興味が持てそうであればゆくゆくは現地会場で、観客や選手、キャスター陣の熱気ととともに観戦するのも非常におススメだ。もちろん、観ているうちに自分でもやってみたい!となれば実際にプレイしてみるのもいいだろう。

 「LoL」はハンドスキルと同等、あるいはそれ以上に戦略面が重要なeスポーツなので観戦だけでも十分に楽しめはするが、やはり実際にプレイしていると試合の内容もわかりやすいし、プロの試合から吸収したことを自分のゲームに生かすこともできる。

 「LoL」は複雑でわかりにくい、という側面が確かにある。しかし、1度わかってしまえばプレイに限らず、観戦においても中毒的な面白さを誇るタイトルでもあるのだ。プロの試合が間近で見られる環境が整えられている今、「LoL」の、LJLの観戦を始めてみてはいかがだろうか?