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堀井雄二氏の開発秘話も飛び出す!「いただきストリート ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー 30th ANNIVERSARY」ダイス・オンステージ

9月21日~24日 開催

会場:幕張メッセ

 スクウェア・エニックスは東京ゲームショウ最終日、9月24日の同社ブース内でステージイベント「いただきストリート ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー 30th ANNIVERSARY ダイス・オン!ステージ2周目」を実施した。イベントは福島蘭世さんがMCをつとめ、ダイスオンマスター兼プロデューサーの白石琢磨氏、開発ディレクターの藤井亜未氏、ゲームデザイナーの堀井雄二氏が登壇した。

 「ドラゴンクエスト」シリーズと「ファイナルファンタジー」シリーズが30周年を迎えることを記念して発売される本作。「いただきストリート」シリーズは開始から26年を迎える。「ここまでシリーズが続くとは思わなかった」と堀井氏は笑って話した。スーパーファミコンから始まったシリーズが作られたきっかけはPC雑誌「ログイン」にあるという。

 当時仲が良かった人物に誘われゲームを作ることになったが、当時「ドラゴンクエスト」を手がけていたためRPG作品を同時に2作品担当するのは辛いため、ボードゲームならなんとかなるだろうと考えたという。そうして「いただきストリート」が生まれたのだ。当時はせっかくコンピュータを使うのだからと細かい計算を取り入れ、「増資」や「株」の要素を追加した。当初は「マスに止まったら洞窟に入る」というシステムも考えられていたようだが、これはテンポを落としてしまうからと追加されなかった。

 そして最初にシステムを思いついた際、PCで試作を行なった。なんと当時プログラムを担当していたスタッフが1~2週間ほどで打ち合わせ通りのシステムを組み上げてしまったという。しかしAIの部分で「いかに人間くさくするか」を追求することに苦労したとしている。藤井氏も今作のAI面に苦労したと語り、真夜中までプレイして試行錯誤を重ねたと話した。藤井氏と白石氏が初めてプレイしたシリーズはPS2で発売された「ドラゴンクエスト&ファイナルファンタジー in いただきストリートSpecial」。ただのボードゲームかと思ってプレイしたところ、その奥の深さにはまり込んだそうだ。

 藤井氏は、今作で用意した新マップのバランスを確認するための実装を待ちきれずアナログで(紙に描いて)再現、プレイしたと話す。サイコロと電卓を用意し、メンバーでバランスの確認をした。ボイス面でも多大な苦労があったと話しており、非常に豪華な声優陣による勝ち負けの臨場感が増していると語る。

 そしてシリーズで「右半球」、今作で「飛空挺」と名付けられたマップが堀井氏は好きだと語る。名前が気に入っており、今作ではマップバランスをそのままに楽しめるようだ。「スライム」風に形作られた「スラリン」など、ファンには思い入れの深いマップも収録されている。

新たなマップを公開!「ドラゴンクエスト」仕様のコントローラーも登場

 今作では、新たなマップに「ドラゴンクエストXI」に登場する「時の祭壇」が追加される。2つの円を十字でつないだ形のマップとなっており、ターンの経過とともに時計の針が動いていく。一定ターンが経過すると外と内の円に配置されたマスが入れ替わったり、マップが回転してシャッフルされるなど非常に頭を使いそうな構成となっている。

 また、HORIよりコントローラー「Wired Controller Light ドラゴンクエスト スライム エディション for PlayStation 4」が10月19日に発売されることも発表された。コントローラーの全面にスライムのプリントがされており、左スティックがスライムの眼にあたる部分となった特別仕様。価格は2,980円(税別)。

 さらに、本作体験版が10月10日に配信される。PlayStation Plus会員限定のものではなく、誰でもプレイ可能。マップは「トロデーン城」で、キャラクターは「ユウナ」、「ケフカ」、「ハッサン」、「アンルシア」が使用可能。体験版同士の対戦や製品版との対戦も可能で、課せられたミッション「スクエニからの挑戦状」をクリアするとオリジナルテーマを獲得できる。

 そして本作公式ガイドブック「まるごといただき!公式ガイドブック」が10月19日に発売予定であると発表。マップ「ラダトーム城」と「旧古代図書館」、および「いただきコイン」100枚を獲得できるプロダクトコードが付属する。マップは先行入手となっている。