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【WF2017冬】バイクらしいバランスと、ライディングにこだわったモスピーダ

真ゲッター1など、千値練のロボットに注目

2月19日開催

会場:幕張メッセ

入場料:2,500円(税込)

 ワンダーフェスティバル2017冬の千値練ブースで筆者が大いに興味を惹かれたのが、「モスピーダ」だ。モスピーダは、装甲服を着たパイロットが使うバイク型メカで、戦闘時には「アーマーサイクル」と呼ばれるバイクが変形し、「ライドアーマー」と呼ばれる体を覆う装甲になる。

今回はライドアーマーのみの展示だが、そのバランスは引き込まれた
ポーズから制作者の思い入れが伝わってくる真ゲッター1

 バイクがロボットになるというシチュエーションは実はあまり多くなく、モスピーダは過去様々なメーカーが立体化している。今回筆者の興味を惹いたのは、アーマーサイクル形態のバランスだ。これまでの立体化の多くは変形機構を考慮してどうしてもバイクのサイズは小さく、見ようによってはポケバイのように見えてしまう。今回のモスピーダのバランスは、きちんとバイクに見える素晴らしいものだと感じた。担当者に会場で話を聞くことができた。

 今回のモスピーダはまさにバイク形態のバランスにこだわったという。アニメ放映当時ではなく、メカデザイナーの荒牧伸志氏の最新の画集で描かれたモスピーダをモチーフにしており、かっこいいランディングポーズがとれるようにしているとのこと。もちろん完全変形であり、ライドアーマー形態のバランスもきちんと考えているとのこと。

 現在の検討課題は「布パーツの使用」。試作品は装甲服の股関節を布にしている。フィギュアのサイズを考えると布の薄さなども考えなくてはならないが、布で覆うことで股関節の機構を隠すことができ、ランディングポーズの時の足の開きの時など、より生身の人間らしい自然なポーズがとれるというのだ。コストや製造工程なども考え検討しているところだという。

 もう1つ、「RIOBOT 真ゲッター1」の話も聞けた。RIOBOTは金属パーツやクリアパーツを多用したマテリアル感にこだわったアクションフィギュアシリーズで、「真ゲッター1」は力強さ、キャラクター性に力を入れている。非常に長い柄を持つ鎌「ゲッターサイス」はシャフトに金属を使って安定性を持たせ、また肘を深く曲げることで、真ゲッターならではのカッコイイポーズがとれるようになっている。

 ウィングはクリアパーツに塗装することで独特なメカニカルな雰囲気を出し、ゲッター炉心が確認できる胸部分や、足の所にもクリアパーツを使って素材感と、光沢をもたらす。これらのクリアパーツや合金のマテリアル感は他のシリーズと並べた時のバランスも考えているという。

 千値練ブースの注目アイテムは「バイカンフー」。劇中通りマトリューシカのようにロムを中心に3体のロボットが重なるように合体する。こちらもクリエイターに挑戦しがいのあるテーマである。3月1日より予約受付を行なうということで、詳細に期待したい。

【千値練ブース】
台は回転しており、細かくチェックできた
クリアパーツが多用されるのが確認できる
かなり力の入ったバイカンフー
この他にも様々な商品が出展されていた