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【ワンフェス2016夏】モビルワーカーにバイカンフー、メカ/ロボットフォトレポート

「フレームアームズ・ガール」、「プトレマイオスコンテナ」、濃い商品が続々登場

7月24日開催

会場:幕張メッセ

 「ワンフェス2016夏」でも様々なメカ/ロボットの新商品が出展されていた。ユニークなオリジナル作品から懐かしのロボット、大胆なアレンジをしたものなど実に多彩だ。本稿ではそれらの商品をピックアップしていきたい。

 グッと来たのはメガハウスの「プトレマイオスコンテナ」だ。「ガンダムOO」の“出撃シーン”を再現できる巨大アイテムだ。「ヴァリアブルアクション モビルワーカー」は、「鉄血のオルフェンズ」のメカ。劇中で印象的なメカだっただけに大型のフィギュアはうれしいところ。どちらもコアなファンの気持ちをしっかりつかむ商品だ。

 コトブキヤの「フレームアームズ」はオリジナルメカとして多くのファンを獲得しているが、特に人気が高いのが美少女の素体フィギュアと組み合わせた「フレームアームズ・ガール」なのがワンフェスらしいところだろう。「艦これ」や「ガールズ&パンツァー」もその傾向が強いが、「美少女+メカ」というのは模型・フィギュアファンを魅了し続ける永遠のテーマなのだと思う。

 他にも懐かしのキャラクターの立体化なども積極的だ。特に注目は千値練の「バイカンフー」。今回は試作展示のみだが、各形態ともスタイリングが素晴らしかった。劇中通りの合体のギミックがあるのだろうか? 今後の情報に注目したい。

 面白いのは、「マシーネンクリーガー」をいくつかのメーカーが出していたこと。イラストレーターの横山宏氏が1980年代から雑誌企画で展開しているシリーズだが、そのデザインは独特の味があり、今なお人気を得ている。今回はアクアマリンと海洋堂が出展しており、ホビーショウではハセガワも出展していた。今後も注目したい題材だ。

【千値練】
「バイカンフー」。スタイリングが素晴らしい。ギミックにも期待したい
様々なヒーローを独特のアレンジで再現。可動範囲の広さも楽しい
様々なメーカーとモデラー達が作っている「メカトロウィーゴ」。独特の“ロボ文化”を感じさせる

【メガハウス】
1/144の「プトレマイオスコンテナ」。ガンプラのHGシリーズと組合わせて遊べる
モビルワーカーのフィギュア。大きなサイズがうれしい
「ヤマト」や「ルパン三世」関連商品も
「デスクトップアーミー」。デフォルメキャラクターだが、こちらもメカと美少女ものといえるだろう

【コトブキヤ】
美少女あり、大型武器あり、ファンタジー風ありと、「フレームアームズ」の幅広さは興味深い。ユーザーは商品を組み合わせ、自由な世界観を追求できる

【アートストーム】
ボーグマン、トランスフォーマー、ガーランド……渋いモチーフのチョイスが楽しい。アートストーム。圧巻は「グレンダイザー」のデューク・フリードのヘルメット。参考出展だが、発売されたら話題を集めそうだ
マイティ号に、「ミラーマン」のジャンボフェニックス。特撮関連にも注力

【アルカディア】
「ナデシコ」に、「マシーネンクリーガー」、さらには「ウラシマン」。こちらのチョイスも濃い
完全変形の「ガーランド」
「マクロス」関連では大スケールの艦船を、あえて小さいサイズで立体化しているのが面白い