【特別企画】
ファミコンを1/1サイズで再現! 「ファミコン四十年生」、付録のペーパークラフトを実際に作ってみた
2024年7月2日 18:33
- 【ファミコン四十年生】
- 7月1日 発売
- 価格:2,860円(税込)
1983年に任天堂から発売された家庭用ゲーム機・ファミリーコンピュータ。これまでに全世界で6,000万台以上が販売され、国内では600万本以上販売した「スーパーマリオブラザーズ」など、大ヒットタイトルを数多く生み出している。
ファミコンは昨年2023年に発売40周年を迎えたが、Nintendo Switch Onlineでファミコンのタイトルを遊べたり、ファミコンのタイトルで記録を競うNintendo Switch用「Nintendo World Championships ファミコン世界大会」が7月18日に発売されるなど、まだまだ愛され続けているゲーム機だ。
そんな中、7月1日には、小学館「てれびくん」の増刊として雑誌「ファミコン四十年生」が発売された。
「ファミコン四十年生」には、発売から40年を迎えたファミコンに関する記事やファミコンレジェンド4人の特別インタビューなどが掲載されているのだが、目を引くのが付録のペーパークラフト「超リアル ファミリーコンピュータ 1/1サイズ」だ。ファミコンを再現した1/1の実寸大ペーパークラフトということで非常にリアルに作られている。
今回、実際にリアルファミリーコンピュータを組み立ててみたので、どれほどリアルに作られているのかお伝えしていきたい。
基本的な作り方は、折って組み合わせていくだけと、とても簡単
改めての説明となるが、「ファミコン四十年生」の付録「超リアル ファミリーコンピュータ 1/1サイズ」は、ファミリーコンピュータを1/1サイズで再現したペーパークラフトだ。EJECTレバーをスライドするとカセットを取り出すことができるギミックもつくることができる。
そのため、組み立てるのが大変そうだと思うが、作成手順はそれほど難しいものではない。「ファミコン四十年生」の72ページから掲載されている作り方を見ながら作業を進めていけば、誰もが悩まずに組み上げることができるだろう。
基本的には、“折る”と“挿し込む”だけで完成させられるのだが、一部の場所で“貼り付ける”作業があるため、ノリやセロハンテープを手元に置いておくと作業がスムーズに進む。貼り付けずに作ることもできるが、見映えにこだわりたいのであれば、しっかりとくっつけておくのが良い。また、折り目は特に注意書きがない限りは、すべて「山折」となっている。
手順としては、ファミリーコンピュータの下面と内部を組み立てていき、次に上面をはめ込み、最後に黒色コードとコントローラーを接続して、カセットを作り挿し込めば完成となる。こういったものを作り慣れている人であれば1時間弱、慎重に組み立てていったとしても2時間前後もあれば終わるはずだ。
なお、付属の「スーパーマリオブラザーズリアル音源入りファミリーコンピュータIコントローラー」を使用する際には、単4乾電池が2本必要となる。乾電池をセットする時はドライバーも使うので、あらかじめ用意しておこう。では、早速組立にチャレンジ!
ここまでの段階で、いわゆる“ガワ”にあたる部分まで作り終えたことになる。ここからは、それらのパーツを合体させ、コントローラを組み立てていけば完成だ。金属だと融通が利かずに出っ張りなどを壊してしまうこともあるが、紙は柔軟性があるので少々ムチャしてツメを入れても曲がったり折れたりしないので、若干であれば強引にはめ込んだりしても大丈夫だ。
完成度は高いので、眺めているだけで当時を思い出してしまうかも!?
完成したら、実際にいろいろといじってみるもヨシ、飾っておくのもアリだ。また、「スーパーマリオブラザーズ」のゲーム音が鳴る「スーパーマリオブラザーズリアル音源入りファミリーコンピュータIコントローラー」を使えば、さらに当時を思い出させる。
なお、Iコントローラーを使う機会がそれほど多くないという人であれば、遊んだ後に電池を抜いておくことを忘れずにしたい。そのままにして長期間放置すると、電池からの液漏れがおきて動かなくなってしまう、という事態が起きるかもしれないので注意しよう。
現代のペーパークラフトは昔と比べて精度も格段に上がっているため、組み立ててみてクオリティの高さに改めて驚かされた。実機のようにゲームは遊べないため飾って鑑賞するのが主な目的になるが、それでも昔に夢中になって遊んだハードが手元にあるというのは、それだけで楽しいものだ。これをみて、“あの頃”を思い出した人や、青春時代をファミリーコンピュータに捧げた人は、ぜひとも購入して組み立ててはいかがだろうか。
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