【特別企画】
あっという間に初心者から抜け出せる! 「BLUE PROTOCOL」ビギナーズガイド
2023年6月23日 17:13
- 【BLUE PROTOCOL】
- 6月14日サービス開始
- 利用料金:基本プレイ無料(アイテム課金制)
6月14日にバンダイナムコオンラインとバンダイナムコスタジオからリリースされたPC用オンラインアクションRPG「BLUE PROTOCOL」(以下、ブループロトコル)。6月20日時点で累計プレイヤー数60万人、最大同時接続者数20万人以上を記録した人気のタイトルだ。
バンダイナムコオンラインとバンダイナムコスタジオの共同プロジェクトチーム「PROJECT SKY BLUE」が手掛けた本作は「壮大で精緻なセルルックのゲーム」というコンセプトのもとに開発された。まるでアニメのような映像表現が実現されており、その美しさに圧倒されることだろう。
プレイヤーは自身の分身となるキャラクターを操作し、壮大な冒険の世界を探索していく。戦闘では敵の攻撃を掻い潜り、スキルを駆使して攻撃を繰り出していくアクション要素の高いゲームとなっている。他のプレイヤーとの共闘や大規模なボス戦など、オンラインゲームならではの要素も充実しており、満足できる作品となっている。
しかしながら、ブループロトコルはそのアクション要素の高さから、アクションゲームに慣れていない方は、難易度が高く感じるかもしれない。また、ゲーム内で選択するクラスやキャラクターの育成によって、戦闘時の難易度が大きく変化してしまう。そのため、強敵を倒すことができずに諦めてしまったプレイヤーもいるだろう。
そこで今回はブループロトコルの戦闘に立ち向かうために必要なポイントを紹介する。初心者でも扱いやすいクラスや、戦闘に慣れるためのヒント、さらにキャラクターの成長に役立つ情報を学ぶことができるので、ぜひとも活用して戦闘に立ち向かってほしい。
クラス:戦闘に自信のない方は「ヘヴィスマッシャー」がオススメ
ブループロトコルでは、プレイヤーは戦闘スタイルの異なる5つのクラスから1つを選択する。どのクラスを選択するかで、戦闘における立ち回りや難易度が大きく変わるので注意してほしい。
イージスファイター:剣と盾を使い、高い防御力で前衛を務める
ツインストライカー:斧を二刀流で扱い、素早い攻撃を繰り出して戦う
ヘヴィスマッシャー:射出可能な高い攻撃力を持つハンマーで戦う
スペルキャスター:多彩な攻撃魔法を使用して遠距離から戦う
ブラストアーチャー:弓を使い、味方への回復や敵への状態異常を与える
戦闘に自信のない方にオススメなクラスは「ヘヴィスマッシャー」。高い攻撃力と防御力に加え、ハンマーによる近接攻撃と射出攻撃による遠距離攻撃の両方を駆使できるバランスの取れたクラス。戦闘での立ち回りやスキルもわかりやすく、敵を倒しやすく、かつ倒されにくいクラスだ。
このクラスの最大の特徴は、高い攻撃力によって繰り出される強力な攻撃スキル。ゲーム開始直後に使用できる最初のスキルから威力が凄まじい。通常攻撃もスキルも敵に与えるダメージが多いので、少ない手数でシンプルかつスピーディーに敵を倒すことができる。
逆にオススメできないのはイージスファイターとツインストライカー。イージスファイターは持ち前の防御力と盾のおかげで高い耐久力を誇るが、代わりに攻撃力が低い。盾の扱いや、攻撃力をカバーする立ち回りが必要となる。ツインストライカーはその逆で、素早い攻撃を得意とした攻撃力の高いクラスとなっている。しかし防御力が低く、相手の攻撃を受けずにプレイする立ち回りと操作技術が必要になる。どちらもゲームに不慣れな方にとっては難易度が高いクラスとなっている。
残るスペルキャスターとブラストアーチャーはやや特殊なクラスとなっている。両クラスともに遠距離攻撃を得意とし、遠くから攻撃を行うことができる。弓や魔法での攻撃はシューティングゲームのように画面中央に表示される照準を用いて狙った場所に対して行われる。
ブラストアーチャーは攻撃時にエネミーの弱点を狙うことで、与えるダメージを増加させることができる。また、味方の回復や、着弾地点にダメージや状態異常を発生するエリアを作成する能力をもつ。
スペルキャスターもブラストアーチャー同様、狙った位置への攻撃やエリア指定の魔法を頻繁に使用する。それに加えて魔法を使用するためのEP(エングラムポイント)の管理が必要となっている。両クラスとも戦闘中に移動する敵味方に対して攻撃やスキルを行う必要があり、高いエイム力が求められる。エネミーから距離を取れるため、イージスファイターやツインストライカーよりも安全にプレイできるが、その代わりに別の技術が必要となる。そのため、ゲーム初心者にはあまりオススメではない。
実際にプレイして、自分に合わないと感じた場合は簡単にクラスを変更することができるので安心してほしい。クラスは街で装備を変更することで簡単に切り替えられる。クラスチェンジに必要な各クラスの武器は、生産設備で作成するか、武器屋で購入することができる。
ゲーム開始直後の罠:「タイラントボア・グロウ」
すでにプレイしている方ならお気づきかもしれないが、ゲーム開始直後に初心者を苦しめる罠がひとつある。それが最初のフィールド「アステリア平原」を徘徊している「タイラントボア・グロウ」だ。
クエストで初めて街から初心者フィールドに出たプレイヤーが目にするのはレベル1や2の狐やうり坊。ここから冒険が始まるぞ、と意気込んだ矢先に突然レベル20のエネミーに襲われるのである。攻撃をしても0ダメージ、一方でこちらは攻撃を受けると一撃で倒されるという理不尽さ。あまりの出来事にここで匙を投げたプレイヤーもいるはずだ。正直なところ、悪意を感じざるを得ないエネミーの配置だが、おそらくレベル差によるデメリットを教えるために存在しているのではないかと考えられる。
戦闘では、自分のレベルとエネミーのレベル差が重要な要素の一つとなっている。相手のレベルが自分のレベルより高くなると、与えられるダメージ量が減少していく。さらに、エネミーのレベルが自分より8レベル以上高くなると、ダメージが一切通らなくなり、今回のタイラントボア・グロウのようにダメージが0となってしまう。
自分が戦うべきエネミーを知りたい時は名前の色で判断することもできる。基本的には、名前が白色で表示される±2レベルのエネミーが適正となる。それ以上になると、名前がオレンジや赤色に変化し、与えることができるダメージ量や獲得経験値が減少していく。赤やオレンジのエネミー相手であれば、ダメージを与えることが可能。したがって、ネームドボスやクエストでの討伐が必要な場合などは、周りのプレイヤーと協力して戦おう。それ以外の時は極力相手にしないほうがいいだろう。
戦闘における注意点
プレイを進めていくとブループロトコルの物語に関わるメインクエストや、冒険者としての活躍の指標を表す冒険者ランクに関係するクエストが進行していく。どちらも一定の節目で専用ダンジョンの攻略や、大型エネミーとの戦闘を強いられる。フィールドでの戦闘と違い、ここでは自分一人で戦うことになる。そのため、戦闘が苦手なプレイヤーにとって、躓きやすいポイントとなっている。戦闘が苦手なプレイヤーがよく陥る失敗と、戦闘で重要なポイントを解説するので参考にしてほしい
動き回る敵に攻撃があたらない!
ターン制のRPGと違い、ブループロトコルではつねに自分と相手が移動している。戦闘中に走り回るものや飛行しているものなど、攻撃をあてられず苦戦してしまうことがあるだろう。そこで役立つのが対象への「ロックオン」(ロックオンはキーボードマウスならマウスホイールを押し込むミドルクリック、パッドなら右スティックを押すことで行う)。
ロックオン中は対象のエネミーが画面の中心に配置されるようカメラが固定される。キャラクターもエネミーを向くようになるので、あとは相手との距離を合わせるだけで攻撃を劇的にあてやすくなる。操作が不慣れな序盤や、素早いエネミーを相手にしている際に役立つ機能なので是非活用しよう。
注意点としてロックオンは対象の中心に注目するため、ブラストアーチャーのように敵の弱点を狙って攻撃するクラスとは相性が悪い。特定の部位や場所を狙う場合は、ロックオンを解除して攻撃する必要がある。また、ロックオン中はカメラが固定されてしまい、周囲を確認するためにカメラを動かすことができなくなる。そのため、背後や画面外からの攻撃に対処するのが困難になる。
ダメージを受けすぎてしまう
ブループロトコルでは戦闘中の回復方法が限られている。序盤は回復アイテムの数も少なく、回復系のスキルも効果が少ない。そのためダメージをうけすぎると回復が間に合わずエネミーに倒されてしまう。特にダンジョンでは複数のエネミーが四方八方から攻撃してくるため注意が必要。ダメージを減らすうえで重要な要素は「立ち位置」、「回避」、そして「タイミング」。
立ち位置で大事なポイントはエネミーを正面に捉え、視界のない背後に入られないようにすること。これにより、相手の動きを正確に把握することができる。あとは攻撃のタイミングで回避を行うことでダメージを受けずに戦うことができる。
回避(キーボードマウス:Ctrlキー、パッド:RTボタン)には一定時間無敵になる効果がある。タイミングよく回避することで様々な攻撃を無効化できる。回避のタイミングには慣れが必要だが、回避することで短距離の移動も行われる。そのため、タイミングが合わなかったとしても攻撃の範囲外に出られる可能性がある。相手が行動を起こした際に回避するという習慣を身に付けてしまえば、ダメージを受ける確率を大幅に減らすことができる。
タイミングを図るのは戦闘でもっとも大事な基本といえる。プレイヤーが受けるダメージのほとんどは攻撃中に発生していると自身をもって言える。理由は簡単で、攻撃モーション中は行動が制限されてしまうからだ。相手の攻撃がみえているのに通常攻撃やスキルの硬直で動けなくて被弾する。そんな経験をもつプレイヤーは多いはずだ。月並みではあるが、単に攻撃やスキルを連打するのではなく、相手の動きをしっかりと見て、タイミングよく攻撃しよう。落ち着いてタイミングを合わせられるようになれば、戦闘が一気に楽になるぞ。
攻撃が回避で防げない!
万能に思える回避にも防げない攻撃がある。エネミーによる連続攻撃やタイミングがシビアな大型範囲攻撃などがこれに該当する。ダンジョンで登場するボスエネミーがよく使ってくる。この手の攻撃はダメージも大きいため、防ぐことができないと一気にピンチになってしまう。これを解決する簡単な方法が「ダッシュ」と「ジャンプ」。
戦闘中にダッシュ(キーボードマウス:Shiftキー、パッド:LTボタン)を行うとキャラクターは武器をしまった状態になり、素早く走ることができる。短距離を素早く移動する回避と違い、こちらは素早く広範囲を移動することができる。回避では逃げ切れない広範囲攻撃やピンチ時の仕切り直しといった距離をとる戦術が可能となる。離れた敵を追撃する際にも役立つため、積極的に活用しよう。
ジャンプ(キーボードマウス:スペースキー、パッド:Aボタン)はエネミーとの対峙時に特殊なアクションを行うことができる。エネミーに向かって連続でジャンプを入力することで、エネミーステップジャンプという相手を踏みつける2段ジャンプが発動する。これを活用することで、回避やダッシュでは避けきれない攻撃を回避することができる。ただし、回避とは異なり無敵時間は無いためタイミングに注意しよう。また、避けられるのはあくまでも地面に判定があるものに限られる。ボスなどが使用する地面に這うように広がる攻撃は、回避よりも通常のジャンプの方が避けやすいので、ぜひ試してみてほしい。
初めは操作がおぼつかなく難しく感じるかもしれないが、正しい戦略と練習によって克服できるで、諦めずにチャレンジしてみてほしい。
キャラクターの強化
戦闘に慣れ、クエストを進めて行くと、あるポイントでバトルスコアの壁にぶつかる。バトルスコアはキャラクターの強さを数値化したもので、キャラクターのレベルとは別にゲーム内における多くのコンテンツで参加する際の条件として設定されている。武器の素材入手や、一部のクエストではバトルスコアが求められるコンテンツに参加する必要がある。そのため、バトルスコアを上げる方法を紹介する。
バトルスコアとランク
バトルスコアの数値はキャラクターの装備品ランクに大きく影響される。より高いランクの装備を多く集めることで、バトルスコアを上げることができる。注意してほしいのが、このゲームにおける装備のランクについてだ。ブループロトコルで要求されるランクとは、冒険者ランクのことを指している。
冒険者ランクはゲーム序盤のクエストで所属した冒険者協会から与えられる。所属後は与えられたアドベンチャーボードの「冒険者ランクアップ」の課題を達成していくことでランクの数字を上げていくことができる。自分の冒険者ランク帯までの装備やアイテムしか生産できないので、優先的に上げることをオススメする。
キャラクターの装備
ブループロトコルにおけるキャラクターの装備は武器、バトルイマジン、エンハンスイマジンと呼ばれる3つのカテゴリに分けられている。それぞれ入手方法が異なるため個別に説明していく。
ランク2以降の武器は、生産によって作成することができるが、その際にはレシピが必要となる。レシピはメインクエストを進めることで、クエスト報酬として獲得できる。武器の材料はミッションにある「追加調査」と呼ばれる各種ダンジョンのクリア報酬で入手できる。低確率ではあるが稀に「追加調査」の報酬で完成した武器を入手できることもある。
「イマジン」はブループロトコル内に登場するエネミーやNPCの精神的要素が具現化し、アイテムとなったもの。ゲーム内では各種イマジンを装備することでキャラクターを強化できる。
イマジンスキルは装備したバトルイマジンを呼び出し、それに付随した効果を発動するスキル。攻撃や回復、補助など様々な効果があり、内容はイマジンごとに異なる。各フィールドに点在するネームドエネミーを倒すことで、バトルイマジンかその材料を入手することができる。作成するためのレシピはフィールドの宝箱、クエスト報酬、アドベンチャーボード報酬で獲得できる。
状態異常耐性や特定ステータスの追加上昇など、イマジンごとに異なる特殊効果を有している。作成するためのレシピはフィールドの宝箱、クエスト報酬、アドベンチャーボード報酬で獲得できる。
バトルイマジンとエンハンスイマジンは種類が多く、最初はどれを入手するべきかわからず迷ってしまうだろう。得られる効果も直接戦闘に影響するものなので、どのイマジンを装備するかで戦闘の難易度も変わってくる。理想は自分の戦闘スタイルに合った物を装備することがだが、まだ自分に合うイマジンがわからない方のために序盤で入手できるオススメのイマジンを紹介する。
今紹介したエンハンスイマジンの中で状態異常を防いでくれる物は必ず入手しよう。メインクエストや冒険者ランクアップで戦うダンジョンの敵やボスでは、状態異常を防ぐエンハンスイマジンが必須となる。スタンや麻痺などの状態異常に掛かった場合、一定時間行動ができなくなる。戦闘中は敵から一方的に攻撃されてしまうので必ず防げるようにしておこう。
長くなってしまったが以上がブループロトコルをプレイするうえで初心者が躓きやすいポイントとその対処方法だ。ここに注意してプレイすればあっという間に初心者から抜け出せるだろう。今回紹介したものはゲーム内に登場する全てのクラスに共通するポイントでもあるので、これらをマスターすればゲーム内の全クラスも余すことなく楽しむことができる。この機会に是非とも挑戦してみてほしい。
(C)2019 Bandai Namco Online Inc. (C)2019 Bandai Namco Studios Inc.