【特別企画】
「ハリポタツアー東京」のホグワーツ大広間などオープン前の会場フォトレポートをお届け
としまえん跡地で「ハリー・ポッター」の世界を体験!
2023年6月14日 11:30
- 【ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター】
- 6月16日 オープン予定
- 所在:東京都練馬区春日町1-1-7
- 入場料:
- 6,300円(大人)
- 5,200円(中人 中・高生)
- 3,800円(小人 4歳~小学生)
6月16日の正式オープンに向けて、グッズやフードなど、新たな情報が続々と公開されている「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」。今回はひと足先に施設内を取材することができたので、「スタジオツアー東京」内の一部エリアをお届けしたい。
改めて本施設の概要を紹介する。「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター(以下スタジオツアー東京)」は、としまえん跡地に6月16日にオープンするウォークスルー型のエンターテイメント施設。ここでは、実際に映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズに携わったクリエイターたちの手法と技術で制作されたセットや小道具、衣装と共に、作為中の名場面に足を踏み入れる体験ができる。
ツアーの始まりは「ホグワーツ大広間」
「スタジオツアー東京」でまず初めに訪れるのが映画「ハリー・ポッター」シリーズで数々の名シーンの舞台となったホグワーツ魔法魔術学校の大広間へと繋がっているこの扉だ。「インタラクター」と呼ばれるスタッフの案内で扉が開かれ、「ハリー・ポッター」の世界への旅が始まる。
ホグワーツ大広間内は両サイドに1列ずつ長テーブルと長椅子が設置されており、扉から入って右手側にハッフルパフとグリフィンドール。左手側にレイブンクローとスリザリンの制服などが配置されている。寮別にそれぞれ紋章や制服、主要キャラクターの衣装などが展示されており、壁には各寮のシンボルが施された燭台が並んでいる。大広間奥の教壇にはホグワーツの教職員達の衣装と共に、作中でハリー達の寮を決めた組み分け帽子もみることができる。
大広間を抜けた先のエリアにはグリフィンドールの談話室と男子寮がある。グリフィンドールの談話室はグリフィンドール寮の学生たちが使用できる、いわば共有スペースだ。映画「ハリー・ポッター」シリーズ内ではハリーが最初のクリスマスを祝うシーンや、ロンがグリフィンドール寮生全員とクィディッチの勝利を祝うシーンなどが印象に強い。
談話室のすぐ近くにはグリフィンドール男子寮のセットが配置されている。グリフィンドール男子寮は作中では談話室にある螺旋階段を上った先にある。ベッドは円形に配置されており、それぞれ利用者の私物が確認できる。右から反時計回りにロン・ウィーズリー、ハリー・ポッター、ディーン・トーマス、ネビル・ロングボトムとなっている。少し暗くてわかりにくいが、それぞれのベッドや机に置いてある小物の意味などを「インタラクター」が映画制作時のエピソードと共に解説してくれるので、耳を傾けみるといいだろう。
グリフィンドール男子寮の先にはクィディッチの観客体験ができるエリア、クィディッチエクスペリエンスが設けられている。ここでは実際に映画を作る時と同じ手法を用いて、クィディッチを応援する観客の1人になることができる。体験ではスリザリンとグリフィンドールのいずれかを応援するグループに分かれて、再現された応援スタンドで監督の指示のもと演技を行なう。声援やブーイング、箒に乗って飛んでくる選手を避けるなど、複数パターンで撮影が行なわれ、最後はそれらシーンが合成された映像を視聴することができる。
ダーズリー家など学校外のエリアなどを展示するバックロット
「スタジオツアー東京」には魅力的な野外展示をするエリア「バックロット」がある。ここではハリーが階段下の物置で暮らしていたプリベット通り4番地のダーズリー家や、映画「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」に登場するナイト・バス、ホグワーツ橋のセット、実際にバタービールを堪能できる売店など、様々なセットが展示されている。
展示されているダーズリー家には実際に入ることができ、ハリーの暮らしていた階段下の物置部屋をはじめ、リビングやキッチンなど作中で登場した場所を直接みることができる。家内で使用されている家具は装飾を担当したステファニー・マクラミアン氏ができるかぎり悪趣味なものを探してきたそうなので、細かいところまで注目してみてほしい。