【特別企画】

「ハリポタツアー東京」のホグワーツ大広間などオープン前の会場フォトレポートをお届け

バックロットカフェでは多彩なメニューを提供

 バタービールバーのすぐ裏手には魔法ワールドをテーマにした料理とデザートが楽しめるバックロットカフェがある。ヘドウィッグのケーキやそれぞれの寮をイメージしたプレート料理、イギリス名物フィッシュ&チップスなどを雰囲気抜群のカフェで味わうことができる。

ヘドウィグケーキ 価格:1,500円
グリフィンドール プレート(ローストビーフ)ドリンク付き 価格:3,200円
ハッフルパフ プレート(ローストチキン)ドリンク付き 価格:2,800円
レイブンクロー プレート(フィッシュパイ)ドリンク付き 価格:2,800円
スリザリン プレート(バンガーズ&マッシュ)ドリンク付き 価格:2,900円

9と3/4番線ホグワーツ特急は車内まで再現

 バックロットを抜けると見覚えのあるレンガ造りのホームに到着する。ロンドンにあるキングス・クロス駅のプラットホーム9と3/4番線を再現したホグワーツ特急のセットだ。セット内には実物大のホグワーツ特急が停車しており、実際に中をみることができる。

 駅構内にはホグワーツ特急の関連グッズを販売するレイルウェイショップや、いたるところに登場人物達のホグワーツ・トランクを積んだカートが展示されているほか、スタジオツアー東京限定で映画「ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密」で登場した「The Great Wizarding Express(ザ・グレート・ウィザーディング・エクスプレス)」の展示もみることができる。

ホグワーツ特急
客車内ではホグワーツ魔法魔術学校に向かう生徒たちの様子をみることができる
車両後部はディメンターによって凍りついている
レイルウェイショップ
駅構内にあるホグワーツ生達のトランク
スタジオツアー東京限定の「The Great Wizarding Express(ザ・グレート・ウィザーディング・エクスプレス)」車内
TGWEマガジンとTGWEの車内メニュー
ニュート・スキャマンダー
左:ユーラリー・ヒックス、右:テセウス・スキャマンダー
左:バンティ・ブロードエーカー、右:ユスフ・カーマ
ジェイコブ・コワルスキー

迫力満点のセットを展示する魔法省

 9と3/4番線ホグワーツ特急を抜けると魔法省セットへと繋がっている。「魔法省」は「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズに登場する主要統治機構で、魔法界の政府機関として法の管理と施行を行なっている。

 映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」では、サラザール・スリザリンのロケットを求めてハリーが初めて魔法省を訪れるシーンや、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」ではハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が魔法省職員に成りすまして潜入するシーンなどで登場している。制作にもっとも時間が掛かったセットのひとつということだけあり、巨大な暖炉や、オフィス棟、魔法は力なりの像など展示物のスケールに圧倒される。

 「魔法省」のセットは「スタジオツアーロンドン」でも展示されているが、実際に足を踏み入れることができるセットの展示は「スタジオツアー東京」のみとなる。

作中で魔法省の出入り口として使用されていた高さ9mを超える巨大な暖炉
ビクトリア様式の建築物がモデルとなっているオフィス棟には数千枚の木製タイルが張り巡らされている
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」でハリー達が魔法省職員に成りすまして潜入するシーンで登場した銅像。台座には“魔法界に弾圧されるマグル像”58体があり、全て手作業で色づけされている
映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」でハリーが身を潜めた売店
実際に映画内で使用されていた本物のゲート

ブルーム エクスペリエンスではハリーになりきって記念撮影

 魔法省を抜けた先にはブルーム エクスペリエンスという、映画で使用されていたグリーンスクリーン技術を体験できるエリアが設けられている。ここでは主人公のハリー・ポッター役になりきり、ロンドンの街や、ホグワーツ城のまわりを箒に乗って飛び回る映像を撮影することができる。撮影終了後はグリーンスクリーンで撮影した映像が合成され、実際に自分が箒で飛び回っている映像を見ることができる。

あらゆるお店が並ぶダイアゴン横丁

 ブルーム エクスペリエンス終了後、順路を進むとダイアゴン横丁のセットに到着する。「ダイアゴン横丁」は「ハリー・ポッター」シリーズに登場する魔法界のショッピングストリートで、作中ではロンドンのパブ「漏れ鍋(Leaky Cauldron)」から入る事ができる。この路地では魔女や魔法使いが必要としている道具を取り扱った店はもちろん、洋装店やペットショップなど、ありとあらゆる店が並んでいる。

 今回用意されているセット内では作中でも人気のウィーズリー・ウィザード・ウィーズ店やオリバンダーの店など15の店舗が並んでいる。こちらについては過去の記事で詳しく紹介しているので、ぜひとも確認してみてほしい。

ダイアゴン横丁を抜けるとメインショップへと道が続いており、ツアー終了となる

 なお、メインショップで販売されているグッズはこちらの記事で紹介している。

 ここまで読んで頂けた方ならご理解いただけたかと思うが「スタジオツアー東京」の展示ボリュームは果てしない。今回かなりのエリアを紹介することができたが、それでもダンブルドアの校長室や、禁じられた森のセット、セット間を移動する道中の様々な展示など、紹介できなかったものが山のように存在している。丸1日いても堪能し尽くせるかわからない「スタジオツアー東京」の圧倒的な体験、是非とも自分の目で確かめてみてほしい。

出口付近の壁には作者のJ.K. ローリング氏によるメッセージが刻まれている。“本を開いたり、映画を見れば、いつでもホグワーツに帰ることができる”
【【公式】オフィシャルビデオ 60秒ver.|ワーナー ブラザース スタジオツアー東京】