【特別企画】

「ハリポタツアー」に世界で唯一足を踏み入れることができる魔法省が完成!

LiLiCoさん、加藤諒さんらによるトークイベントも実施

【ワーナー ブラザース スタジオツアー東京‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター】

6月16日 オープン予定

所在:東京都練馬区春日町1-1-7

入場料:
6,300円(大人)
5,200円(中人 中・高生)
3,800円(小人 4歳~小学生)

 ワーナー ブラザース スタジオ ジャパンは、6月16日に東京都練馬区のとしまえん跡地にオープンする「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター(以下、スタジオツアー)」のセット「魔法省」の完成を記念したイベントを行なった。現地では映画コメンテーターのLiLiCoさん、俳優の加藤諒さん、アシスタント・コンストラクション・マネージャーのジョン・ソーカップさんによるスペシャルトークイベントも開催した。

 スタジオツアーは、としまえん跡地にて6月16日にオープンするウォークスルー型のエンターテイメント施設。この施設では、実際に映画「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズに携わったクリエイターたちの手法と技術で制作されたセットや小道具、衣装と共に、作中の名場面に足を踏み入れる体験ができる。

 「魔法省」は「ハリー・ポッター」や「ファンタスティック・ビースト」シリーズに登場する主要統治機構で、魔法界の政府機関として法の管理と施行を行なっている。映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」では、サラザール・スリザリンのロケットを求めてハリーが初めて魔法省を訪れるシーンや、「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」ではハリー、ロン、ハーマイオニーの3人が魔法省職員に成りすまして潜入するシーンなどで登場している。

 今回、完成が発表された「魔法省」のセットは東京のスタジオツアーにて初公開されるもので、実際に足を踏み入れることができるのはここが世界で唯一の場所となる。この「魔法省」セットの完成を記念して、ロンドン取材や、出演者インタビューなどで作品と関わってきた映画コメンテーターのLiLiCoさん、本シリーズを愛してやまない熱狂的ファンで俳優の加藤諒さん、そして映画内や施設のコンストラクションに携わったジョン・ソーカップさんによるトークイベントが行なわれた。

左からジョン・ソーカップさん、LiLiCoさん、加藤諒さん

 LiLiCoさんは自身が映画コメンテーターとして本格的に活動を始めた2001年が「ハリー・ポッター」の映画1作目と同じ時期だったことから、「『ハリー・ポッター』シリーズと共に成長でき、歩んできたので、自分の中でファミリー感があります」とコメントした。

トークイベントではLiLiCoさんと加藤諒さんが開幕から「すごい!」、「うわ~!」と会場入りするなり大興奮

 加藤諒さんは子役時代に「ハリー・ポッターと賢者の石」を薦められて読んだことで本シリーズに激ハマりし、その後は映画で「ハリー・ポッター」の世界が自分の想像を超えるスケールで具現化されているのを見て夢中になっていると熱弁した。

 「お2人にとってイギリス魔法省はどんなイメージですか?」と聞かれ「うらやましいですね。こんなおしゃれな場所だったら仕事でも通いたくなるな、って思いますよね。今日アタッシュケースを持ってくればよかったなと思いました」というLiLiCoさんのコメントに加藤諒さんも「確かに!」と同調した。

 そして魔法省という場所に対し「2人の偉大な魔法使い同士の戦いが描かれた」とコメントし、胸熱な場面として強く印象に残っていると加藤諒さんは語った。

 トークイベントでは上記2名に加え、制作に携わったアシスタント・コンストラクション・マネージャーのジョン・ソーカップさんも参加し、セットの見どころや制作秘話などを披露した。

ジョン・ソーカップさん(アシスタント・コンストラクション・マネージャー)
本施設で展示されているセットは実際に映画で使用したものよりも、さらに細かく造られている。このまま映画が撮れてしまう水準だと語った

 魔法省のセットは、映画「ハリー・ポッター」シリーズで使用されたセットの中でも最大級で、11,300セットピースにより構成されており、総重量は約123トンにも及ぶ。イギリスから225個のコンテナに分けて日本まで輸送されてきたという。また、制作には30,000枚以上のタイル使用しており、それらは手作業で塗装されていることから30名ほどのチームで数カ月を要したとジョンさんは魔法省制作の苦労を語った。

多くのセットは施設用に新たに制作されたものだが、このゲートは実際に映画で使用されていたもので、本施設を作り上げるためにワーナー ブラザースのアーカイブより持ってきたそうだ

 こちらは「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1」ではハリー達が魔法省職員に成りすまして潜入するシーンで登場した銅像。台座には“魔法界に弾圧されるマグル像”58体があり、これらも全て手作業で色づけされている。

 魔法省の出入口となる巨大な暖炉。作中では魔法省の職員が電話ボックスやトイレからここに移動していた。スタジオツアーでは、魔法省の職員たちと同じようにこの暖炉に入り、写真や動画を撮影できる。

 映画「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」でハリーが身を潜めた売店。食べ物の質感やリアルな汚れの表現なども忠実に作り込まれていた。魔法省内には数多くのフォトスポットが用意されている。