【特別企画】

マクロ機能や背面ボタンが「ゼルダの伝説 ティアキン」に効く! アンサー製Switch用コントローラー3製品で試してみた

三者三様の拡張機能で「ゼルダ」体験がより快適に

【Switch用 ワイヤレスコントローラ フォース】

1月11日 発売

価格:オープン(公式参考価格:4,818円)

【Switch用 ワイヤレスコントローラ マクロマスター】

3月10日 発売

価格:オープン(公式参考価格:4,378円)

【Switch有機EL用2ndステーションコントローラ】

5月10日 発売

価格:オープン(公式参考価格:4,378円)

 皆さんは5月12日発売の「ゼルダの伝説 ティアーズ オブ キングダム(以下、ティアキン)」の世界にどっぷりと肩まで浸かっているだろうか? 筆者も例に漏れず、ちまちまと仕事の合間などに「ティアキン」の世界を覗き込み、期待で胸をいっぱいにしてフィールドを旅して回っている。

【ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム 3rdトレーラー】

 しかしひとつ気になっているのが、「ティアキン」の操作がかなり複雑になっていることだ。今作では素材同士をくっつけて新たな道具や乗り物を作る「ウルトラハンド」をはじめとして、できることがかなり多い。アクションだけでなく、そうした制作系の操作なども習得しないといけないため、特に序盤は操作に手間取ったり間違えたり、思い通りに動かせないことがあるように思う。

 そこで今回試したいのが、アンサー製のSwitch用コントローラー3製品だ。

 具体的には、1月発売の連射機能と背面割り当てボタン付の「Switch用 ワイヤレスコントローラ フォース」、3月発売のマクロ機能搭載「Switch用 ワイヤレスコントローラ マクロマスター」、そして5月10日に発売したばかりの一体型コントローラー「Switch有機EL用2ndステーションコントローラ」となる。

アンサーのSwitch用コントローラー「Switch用 ワイヤレスコントローラ フォース」(左下)、「Switch用 ワイヤレスコントローラ マクロマスター」(右下)、「Switch有機EL用2ndステーションコントローラ」(上)の3製品

 3製品はそれぞれ特徴があり、特に背面ボタンやマクロ機能という純正コントローラーにはない拡張機能がどう作用するのか気になるところだ。「2ndステーションコントローラ」はSwitch本体をガチャっと挿し込むことで、携帯ゲーム機としての利便性が向上するという特徴がある。

 参考価格は「Switch用 ワイヤレスコントローラ フォース」が4,818円、他の2つが4,378円とかなり手が出しやすいのも魅力のひとつ。今回はこれらのコントローラのパワーを駆使して、「ティアキン」プレイにあれこれ挑んでみようと思う。

 なお、「Switch有機EL用2ndステーションコントローラ」は有機ELモデル専用の製品となっているが、同様の機能を搭載し、通常版のNintendo Switchに対応した「Switch用 2nd ステーションコントローラ」も発売されているので、合わせてチェックいただきたい。

「ティアキン」発売に際して、筆者宅のNintendo Switchも初期モデルから最新の有機ELモデルにアップグレードした(もちろん「ティアキン」デザイン)。有機ELモデルは、標準で有線LANを備えるドッキングステーションや、ちょっと大きくかなり美麗になったディスプレイなど魅力満載だ

3製品とも有線接続に対応!

 まずは3製品共通の特徴について触れていこう。本体に直接装着する「Switch有機EL用2ndステーションコントローラ」を含めて今回の3製品はいずれも有線接続に対応する。そのため、これまで有線接続のコントローラーを使用した事がない人は、本体の「設定」から「コントローラーとセンサー」の項目にある、「Proコントローラーの有線通信」をONにしておく必要がある。

Switch用 ワイヤレスコントローラ フォース
Switch用 ワイヤレスコントローラ マクロマスター
Switch有機EL用2ndステーションコントローラ

 もちろんこれまでに純正のProコントローラーなどを使った事がある人なら既知のポイントだが、筆者はNintendo Switch本体を久々に刷新したため、この設定がオフのままで、最初は動かずに焦った。ここを有効にすることで接続で即有効になるので快適にゲームプレイが楽しめる。

 また「Switch用 ワイヤレスコントローラ フォース」と「Switch用 ワイヤレスコントローラ マクロマスター」の2製品については、有線接続と無線接続のどちらにも対応しているのが特徴の1つだ。というのも世のコントローラーの中には、無線接続にしか対応せず、Nintendo Switchに有線接続して使おうとしても、無線接続のまま充電されるのみ、といった挙動になる製品も少なくない。有線接続対応だけでもかなりのアドバンテージなのだ。

 筆者は個人的には断然「有線接続」派だ。少なくともゲームコントローラーについては、できることなら有線接続を使いたい。無線接続のメリットとして、ケーブルの煩雑さがなく、手軽に持ちまわしたり、簡単に接続できるなどの点があるが、一方で筆者環境のようにゲーム機と自身のプレイ場所が離れている場合、無線接続の場合、動作が不安定になる場合などがあるのだ。

 もちろん、有線か無線のどちらがいいかは環境によってケースバイケースなので、そのどちらでも使えるという仕様は買う側にとってはありがたい作りと言える。

3製品とも有線接続に対応する