【特別企画】

プロゲーマーと「Overwatch 2」で盛り上がる!「WD_BLACKファンミーティング」が名古屋で開催

ta1yo、TQQ、Ceros、Yutapon氏が出演! 参加者たちとゲームを通じて交流

【WD_BLACK FAN MEETING 2022 year-end party】

12月10日開催

会場:コミュファ eSports Stadium NAGOYA

 ウエスタンデジタルのゲーミングブランドであるWD_BLACKは12月10日、人気ストリーマーやプロゲーマーと一緒にゲームをプレイできる参加型イベント「WD_BLACK FAN MEETING 2022 year-end party」を愛知県名古屋市で開催した。

 会場となったのは名古屋PARCOに常設されている、WD_BLACKがスポンサードしているeスポーツ施設「コミュファ eSports Stadium NAGOYA」だ。

【コミュファ eSports Stadium NAGOYA】

 本イベントは、ゲーマーに寄り添ったストレージブランドであるWD_BLACKをより多くの人に知ってもらいたいという想いから開催されており、今回で第3回目となる。そんな今回のテーマは発売して間もない人気FPSタイトル「Overwatch 2」だ。司会進行はeスポーツキャスターのOooda氏が務め、ゲストには「Overwatchリーガー」として活躍していたZETA DIVISION所属のTa1yo氏、人気ストリーマーのTQQ氏、「リーグ・オブ・レジェンド」のプロチーム・DetonatioN FocusMe所属プロゲーマーのCeros氏にYutapon氏と、豪華な顔ぶれが登壇した。

【出演者】

 イベント来場は無料で、会場には男女60名以上の「Overwatch」ファンが集まった。来場者の中にはプラチナランク以上のベテランプレーヤーもいれば、まだ始めたばかりでブロンズランクだというプレーヤーもいて、その実力はさまざまだ。中にはカップルで来場している方や、九州からはるばるやってきたという方もいた。多様な来場者の姿を見ているだけでも「Overwatch 2」の人気ぶりが伺える。

 また、会場内にはWD_BLACK製品を実際に手にとって見られるコーナーや、WD_BLACK製品やノベルティが当たる抽選コーナーが設けられており、来場者を楽しませていた。目玉製品は読み出し速度7,300MB/秒、容量4TBをほこる内蔵型SSD「SN850X」で、こちらがインストールされたPCを実際に触れることもできた。

WD_BLACKの主力内蔵SSD製品
専用のUIで温度や余寿命を確認できる
こちらは外付けSSD「P40 GAME DRIVE」小型でスタイリッシュながら読み出し速度2,000MB/秒の速さと大容量なのが魅力だ

プロゲーマーが語る「どうなれば上手くなれるか」

 イベントは豪華ゲスト陣によるトークショーで幕を開けた。日頃配信上でしか見ることができないゲスト陣に実際に会えるということで、来場者たちから多くの質問が集まった。なお、日本人として初めてOverwatchリーグに参戦したTa1yo氏、ストリーマーとしてコミュニティをけん引するTQQ氏はもちろんのこと、普段は「リーグ・オブ・レジェンド」のプレーヤーとして活動するYutapon氏とCeros氏の両名も初代「Overwatch」から本作をプレイしているとのことだ。

 まずテーマとなったのは「一番好きなヒーローは誰?」という話題。Ta1yo氏はトレーサー、Yutapon氏はメイ、Ceros氏はトールビョーンと、皆それぞれのお気に入りを答えた。TQQ氏は唯一プレーヤー視点から外れて「ザリアと付き合いたいです、グラビトンサージに捕まりたい」と答えており、会場を沸かしていた。4名とも初代から登場するヒーローを答えていることからも、「Overwatch」愛が感じられる。

ヒーロー談義に花を咲かせるゲストたち

 続いて「クリスマスを一緒に過ごすなら誰?」と、この季節ならではの質問が投げかけられると、4名とも苦笑いをしつつ、Ta1yo氏は「キャスディと酒を酌み交わしたい」、Yutapon氏は「ゼニヤッタと一緒に瞑想して過ごしたい」と、硬派な回答が並んだ。しかしTQQ氏だけは頑なに「ザリアと過ごしたいです。バリアを張って二人だけの時間を過ごしたい」と答えており、またもや会場を沸かせていた。

ザリアへの愛を語るTQQ氏

 次に話題は「どうしたら『Overwatch』で上達できるのか」というテーマに移った。やはりプロの方々に質問をするとなると、練習方法は是非とも聞きたいところだ。先陣を切って答えたTa1yo氏は「負けた試合のリプレイを見るのが一番の近道です。プレイしつづけていると必ず壁にあたるので、その時はぜひリプレイを見て、自分の欠点を見つけてほしい」と語った。これには「LoL」プロ両名も納得の様子で、Ceros氏は「負け試合を見返すのは辛いけれど、かならず上達の糸口が見つかる」と語った。

来場者の質問を聞くCeros氏

 またTQQ氏からは「初心者にはチャットとVCのミュートをおすすめしたいです。それから負け込んだ時にはゲームを離れるのも大事」という意見も聞かれた。「Overwatch」や「LoL」などのゲームではゲーム内チャットでの暴言などが見られる場合もあるため、やる気が削がれてしまう前に防衛策をとっておくとよいとのことだ。やはり、まずはゲームを純粋に楽しむということが上達への近道なのだろう。

 来場者の中にはランクマッチをプレイする前に必ず瞑想と有酸素運動をしているというストイックなプレーヤーもいた。これについてTa1yo氏は「大事なことだと思います。自分もリーグ時代には試合前にひとりでボーっとする時間を設けて、集中力を高めていました」、Ceros氏も「自分も試合がある期間は運動をするように心がけています。それから、試合前の食事ルーティンも大事ですね、エネルギーを補給しつつお腹いっぱいになりすぎないようにすると集中力が増します」と、実践的なアドバイスを語った。

来場者へアドバイスを送るTa1yo氏

参加者とゲストで協力して豪華賞品ゲットを目指せ!

 トークショーが終わると、参加者たちお待ちかねのゲスト陣とのエキシビションマッチが行なわれた。4名がそれぞれのチームの大将となり、1回勝負のトーナメントで優勝チームを決める形式で、なんと優勝チームにはWD_BLACKの内蔵SSD「SN770」か外付けSSD「D30 Game Drive」のいずれかひとつが贈られるという。あまりに豪華な賞品に、ゲスト4名も気合十分な様子だ。

 第1試合はTa1yoチーム対Yutaponチーム、マップはCOLOSSEOだ。Ta1yo氏は「元リーガーなので負けられないですね」と強気な意気込みを語り、Yutapon氏は「皆さんにキャリーしてもらいたいと思います」と控えめな発言で試合に臨んだ。COLOSSEOは今作からの新ルール「プッシュ」のマップで、攻撃側と防御側に分かれないで戦うダイナミックな戦いが繰り広げられるのが見どころだ。

マップCOLOSSEO
試合に臨むTa1yo氏

 試合がはじまると、まず存在感を放ったのはYutapon氏のハンゾーだった。Yutapon氏はマウスのセンシティビティが非常に速く、目まぐるしく画面を動かしていたが、その中でもガンガン前線に出ていっては的確に敵のヒーラーを捉え、見事なエイムでどんどんと相手チームの陣形を崩していた。試合前の弱気な発言はどこへやらといった様子だ。またYutaponチームのタンクにはシグマが採用されており、これが上手く相手のヘイトを集めているのも印象的だった。

ハンゾーで暴れるYutapon氏

 Ta1yo氏はこの状況を打開しようとエコー、ウィドウメイカーなどヒーローを変更して挑むが、Yutaponチームの総合力になかなか太刀打ちできない。そしてゴール目前になるとYutapon氏がゲンジを選択し、一気にインファイトに持ち込む。ウルト「龍撃剣」を発動すると、なんと連続10キルを達成する暴れぶりだ。Ta1yoチームも何とか抵抗しようとするが叶わず、第一試合はYutaponチームに軍配が上がった。大方の予想を裏切る展開に、会場からは感嘆の声が上がる。

プレイオブザゲームはYutapon氏のゲンジ

 続く第二試合はTQQチーム対Cerosチームだ。トークショーでは和気あいあいとした雰囲気だった両名だが、PCにつくとその眼差しが一気に代わって真剣モードだ。マップはプッシュのNEW QUEEN STREET、TQQ氏はソルジャー76、Ceros氏はソジョーンと、大将はふたりともDPSの陣形だ。

真剣なまなざしのTQQ氏

 この試合ではTQQ氏のソルジャー76が圧倒的な制圧力を見せ、常に試合を優位に動かしていた。相手の不意を突くかたちで巧みにフランクを仕掛け、敵チームから次々とキルを奪っていく。無理をしない撤退のタイミングも絶妙で、まさに熟練の立ち回りといった感じだ。ウルト「タクティカルバイザー」が溜まれば味方のキリコのウルト「狐走り」と合わせ、キルを量産していた。チームワークもばっちりだ。

マップNEW QUEEN STREET

 対するCeros氏はこれに対抗するために途中からヒーローをトールビョーンに変更。初代から使いなれたヒーローでいくつかキルを奪い、ウルト「モルテンコア」で相手のプッシュを止める大胆なシーンも見られた。しかしTQQチームの猛攻には耐えきれず、第二試合の勝者はTQQチームとなった。

試合に臨むCeros氏

 かくいうわけで決勝戦のカードはYutaponチーム対TQQチームとなった。マップは初代からお馴染みのKING'S ROWだ。第1ラウンドはYutaponチームが防衛となり、Yutapon氏は初代で最もやり込んだというメイを選択。このYutaponメイの立ち回りがまた熟達しており、敵陣を分断するアイス・ウォールの張り方やマップを熟知したブリザードの展開で攻め入る敵チームをことごとく返り討ちにしていた。これには観戦していたTa1yo選手も「これはやり込んでましたね」と唸るほどだ。

Yutapon氏のメイ

 TQQ氏はこれに対しトレーサーを選択し、何とか前線を押し上げて応戦しようとする。ルシオのサウンドバリアを発動し、残り時間12秒のところで何とか第1拠点を確保した。しかしペイロード戦になるとまたもやYutaponチームの防衛陣に行く手を阻まれ、チェックポイントに到達できないまま時間切れになってしまった。

マップKING'S ROW

 ラウンド2、攻守が入れ替わると、Yutapon氏は今度はハンゾーを選択。どんどん前に出ていく好戦的なスタイルで相手陣を崩し、なんと残り時間を3分以上残して第1拠点を確保してしまった。TQQ氏もハンゾーを選択してこれに対抗するが、Yutaponチームはそれでも止まらず、なんとそのまま2分足らずでチェックポイントに到達。決勝戦はYutaponチームの勝利になった。

見事優勝に輝いたYutaponチーム!

 試合後、感想を聞かれるとYutapon氏は「KING'S ROWが自分のメインヒーローであるメイとハンゾーに有利なマップだったので、ありがたかったです」と、TQQ氏は「Yutaponさんが強すぎました。それでもチームの皆といい雰囲気でプレイできたので、とても楽しかったです」と語った。そして優勝チームには予告通り豪華WD_BLACKの製品が贈呈された。

優勝の喜びを語るYutapon氏

 こうして「WD_BLACK FAN MEETING 2022 year-end party」の1日目は幕を下ろした。3時間以上にわたる盛り沢山のイベントで、参加者たちはゲストに質問をしたり一緒にゲームをしたりと、存分に楽しんでいた。このイベントに興味を持った読者は、次回開催を心待ちにするとともに、是非、下記本イベントの録画や主催者であるWD_BLACKの製品もチェックしてみてほしい。

【WD_BLACK FAN MEETING yearend party DAY1 Part1 Ovwewatch2】
【WD_BLACK FAN MEETING yearend party DAY1 Part2 Ovwewatch2】