【特別企画】

「遊戯王 マスターデュエル」で第2回デュエリストカップがついに開幕! 烙印・ふわん・神碑など注目のデッキをズラァァァァァっと紹介!!

本日12月8日夕方よりスタート!

【「遊戯王マスターデュエル」:デュエリストカップ】

開催期間:
12月8日16時30分~12月19日13時(1st STAGE)
12月16日13時~12月19日13時(2nd STAGE)

 爆アドォォォ!アドえもんです!筆者は普段YouTubeにて遊戯王を中心にカードゲーム動画を投稿している愉快でうるさいお兄さんだ。

 今回は史上最強のゲーム「遊戯王 マスターデュエル」にて、12月8日から始まるゲーム内イベント第2回「デュエリストカップ」の環境考察をやっていこうと思う。ガッチガチのバッチバチなデュエルを日夜所かまわず行なえる激熱なイベントがついに帰ってきたのだ。前回のデュエリストカップでは筆者もギリギリ100位以内に“入れない”という誇れるのか誇れないのか微妙な戦績で終わってしまったので今回こそは頑張りたいと思っている。

 よって今回の記事では直近のリミットレギュレーション改定、追加パックによる新カード達の影響、そして現在流行りのデッキタイプなどを一通りおさらいして、万全の状態でデュエリストカップに挑戦できるよう準備していこうと思う! イベントで数多く対戦することになるデッキについて予習していってほしい!

まずはイベント概要のおさらい!

 最初にデュエリストカップの概要について軽くおさらいしておこう。このイベントは端的に言うと期間内に数多のデュエリスト達とデュエルしまくり、最終的には対戦ゲームではお馴染みの勝敗で自分のポイント(本イベントでは「DP」)が上下するレートシステムの要領でランキング上位を目指すという内容になっている。イベント期間は主に2つに分けられ、まず最初に行なわれるのが普段のランクマッチのように勝利数によって「Dlv.」というランクを上げていき、最高レベルの「Dlv.20」を目指す「1st STAGE」、その後イベント後半から開催される「2nd STAGE」にて「Dlv.20」に到達したプレーヤーから上記のような「DP」を賭けたランキングバトルが始まるといった感じだ。

 期間としては「1st STAGE」が12月8日からスタート、「2nd STAGE」が12月16日からスタートとなっており、全体的なイベントの終了日が12月19日13時となっている。「2nd STAGE」が始まっていても「1st STAGE」の期間が終わってしまう訳ではないため自分のペースで遊んでも大丈夫だが、もしランキング上位を目指すのなら当然「2nd STAGE」でより多くデュエルできた方が良いため、ガチで挑戦したい人は「2nd STAGE」が開始する16日の13時までには「1st STAGE」を突破しておくことが望ましいだろう。

 とは言え到達した「Dlv.」や「2nd STAGE」のランキングによってアイテムや称号を獲得できるという部分も大きいイベントとなっているため、無理をせず自分がデュエルを楽しめる範囲で最強プレーヤー揃いの環境に挑戦してみるというのがベストな遊び方と言える。間違っても生活や精神を擦り減らすような遊び方はしちゃダメだぞ! 苦しいからな!

【第2回「デュエリストカップ」のイベント概要】

直近の新禁止制限の影響はいかほど?

 注目デッキの紹介の前に直近のリミットレギュレーション変更の影響についても軽く触れていく。11月29日より変更された新禁止制限の中で注目すべきなのは何と言っても「烈風の結界像」の禁止カード化だ。もうドストレートに「ふわんだりぃず」に対しての規制を強めてきた形となる。

 一応説明すると「ふわんだりぃず」というテーマは現代遊戯王では当たり前になった特殊召喚を一切せず、通常召喚を連続で行なう事で現代の主要なメタカードを潜り抜けつつ戦うテーマだ。各モンスターが何度も手札に戻り続けながらサーチを行なうリソース力に加えて、対面するデッキ次第では何も動けないレベルで詰ませる事が可能な妨害も可能とした最強テーマの1つなのだ。

 テーマ内で用意できる「ふわんだりぃず×えんぺん」による特殊召喚メタと戦闘補強、そこからついでにサーチされる「ふわんだりぃずと夢の町」や展開にも使用する「ふわんだりぃずと謎の地図」によって始まる相手ターンでの連続通常召喚、その結果として最後には「烈風帝ライザー」や「霞の谷の巨神鳥」などの強力モンスターを相手ターン中に召喚して除去や妨害をしてくる。その上で下級モンスターの共通効果によってリソースは殆ど失わないため継続的な勝負も余裕というのがこのテーマの恐ろしい所なのである。

【新リミットレギュレーション】
1度展開が通ってしまうと永続的にリソースを確保しながら強力な上級モンスターをお互いのターンに投げてくるのが「ふわんだりぃず」の特徴。サポートカードも余すことなく強力だ……!

 そんなデッキに採用されていた「烈風の結界像」は展開に余裕があると「ふわんだりぃず×ろびーな」からサーチされてテーマ特有の連続召喚のついでにポンっと出されるモンスターだったのだ。このモンスターが居ると風属性以外のモンスターの特殊召喚ができなくなるため、対戦するデッキタイプによってはこの1枚でゲームエンドになる可能性が十分にあり、先に戦闘で破壊しようとしても上記のような数多の妨害によって突破がありえないほど困難なのである。

 よしんば戦闘破壊できたとしても、そのターンでのライフキルは諦めるしかないため継戦能力が鬼強く、「ふわんだりぃず」と分の悪い勝負をしなければならなくなるという、正に悪魔のようなカードだった。禁止カードになった事で「ふわんだりぃず」の制圧力はかなり下がってしまったが、シングル戦という特性と相まってゲームを終わらせる能力が高すぎた事を考えると妥当な判断だったと言えるだろう。

場に出るだけで大半のデッキのシステムを止めてしまうモンスターを簡単に呼び出せてしまう事が問題となり、あえなく禁止カード行きとなった

 他に規制が入ったカードだと永続罠「魔封じの芳香」にメスが入った事にも注目しておきたい。今までのリミットレギュレーション改定でも「スキルドレイン」、「群雄割拠」、「虚無空間」などといった対面次第では1枚でゲームを終わらせかねない強力な永続罠には制限を強める傾向があったため、今回の「魔封じの芳香」も漏れなくその枠に入ったといった感じだろう。

 この影響で永続罠を多用する「エルドリッチ」等のデッキタイプはまた少し力を取られた形にはなるが、準制限なら十分使える事に加え、空いたスペースを補完できるカードはまだまだ沢山あるのでパワー的には全然問題ないだろう。どちらかといえば「魔封じの芳香」で90%ほど動きを封じられてしまう「ペンデュラム」系のデッキが魔封じに直撃する確率が減って多少戦いやすくなったのは嬉しいポイントと言える。王道を行く「魔術師」や「エンディミオン」、最近登場した意味不明テーマ「ヴァリアンツ」なんかをデュエリストカップで使ってみるのも楽しそうだ。

ペンデュラムテーマや魔法を連打する現代遊戯王への牽制力があまりにも高すぎた1枚。今回の新パックで登場した「神碑」も少しは安心できるだろう……

 さて、ここからは開催を目前に控えた「デュエリストカップ」にて注目されているデッキたちを一挙に紹介していく。

注目テーマ1:「烙印」パワーを秘めたデッキタイプ

その1:烙印

 まず紹介したいのが「烙印」ギミックを搭載したデッキ達だ。前回追加されたシークレットパック「アルバ・アビス」でも強力なカードを貰いつつ、将来的にもまだまだ強化が確定している11期を代表するカード達だが、中でもその力を上手く活用した「烙印デスピア」と「烙印鉄獣」は得にオススメかつ、デュエリストカップにて多く見かける可能性が高いデッキタイプだと筆者は考えている。

 融合召喚を主体とする「烙印デスピア」は「デスピア」モンスター達が持つ融合素材になった際のリソース回復能力に加え、相手の盤面除去・妨害とリソース回収を同時に行なえる「氷剣竜ミラジェイド」や「ガーディアン・キマイラ」の存在。さらに、展開デッキに対しての強力な牽制&封殺できる「赫灼竜マスカレイド」、戦闘での突破やライフキルを一気に行なえる「デスピアン・クエリティス」などの多種多様な融合モンスターを相手の場面に合わせて繰り出せる事が魅力のデッキとなっている。加えて「赫の烙印」を使えば相手ターン中に融合召喚をして多彩な妨害を行なったり、超最強の融合魔法「烙印融合」が「マスターデュエル」では健在であるため手札1枚から容易に展開が可能だったりと融合テーマの中でも飛びぬけた強さを秘めている。

先行後攻どちらでも除去とリソース確保を果たしてくれる2大エースモンスターがこのデッキの根幹を支えている

 さらにデッキのスロット的にも展開に必要なカードが少ないため「灰流うらら」などの手札誘発や「超融合」などの捲り札を多く搭載できる事に加え、「デスピアの導化アルベル」や「烙印開幕」など1枚初動となる「烙印融合」にアクセスできるカードも豊富に存在するため安定感もバツグンなのだ。試行回数が重要となる「マスターデュエル」では安定感と手札誘発による対応能力の高さは非常に重要なポイントとなるため現在のランクマッチで使用者が多いのも頷ける。

 さらには先日の新パック「アルバ・アビス」によってドラゴン族に対して強く出れるかつ「烙印融合」へのアクセスも可能な「深淵竜アルバ・レナトゥス」や、あらゆる烙印サーチャーによってアクセス可能で蘇生効果と「超融合」がくっついた「烙印追放」が追加されたりなど、その強さにさらに拍車がかかっている。正に今1番ホットなデッキなのだ。

強力な融合カードに簡単にアクセスできてしまうのも、このデッキタイプの強みといえる

 弱点としては基本展開のゴールが「赫の烙印」にかなり依存している部分が強いため、それを妨害できる「墓穴の指名者」や「屋敷わらし」、さらには根本的に「赫の烙印」へのサーチを防ぐ「灰流うらら」などの多くのデッキに搭載される汎用妨害カードがぶっ刺さるという点だろう。ただしこれらのカードは同じく汎用妨害カードで防ぐ事も可能である。相手の「墓穴の指名者」にはこちらの「屋敷わらし」を、相手の「屋敷わらし」にはこちらの「墓穴の指名者」を投げれば良い。毒には毒を、目には目を、バケモノにはバケモノをぶつけるのだ。

 デッキスロットに比較的余裕を作れる「烙印デスピア」と手札誘発チェーンバトルをして勝ち切るのは至難の業と言える事からも、総合的に見てしっかりとしたパワーと安定感が確保されたデッキだと言えるのだ。

現代遊戯王ではもう名刺交換代わりと言っても過言ではない熱い誘発バトルも醍醐味の1つだ

その2:烙印鉄獣

 同じぐらい「烙印」カードを使いこなす注目デッキとしては「烙印鉄獣」も挙げられる。現在の「マスターデュエル」環境に近い「遊戯王OCG」の日本選手権にて優勝したデッキタイプだったので印象深く、その影響で握りたいと感じるプレーヤーが多いのかもしれない。

 通常の「鉄獣戦線」の展開の中に当時の追加カードだった「鉄獣鳥 メルクーリエ」を絡める事で「黒衣竜アルビオン」にアクセスし、その効果でカードを1枚引きながら「烙印の剣」を墓地に落とす。それにより除外した「メルクーリエ」を回収しアドバンテージを確保できるという展開だ。

 さらには緊急時のサブプランとなる「氷剣竜ミラジェイド」や「烙印融合」の存在、「増殖するG」などを撃たれた際の止まり所となれる「戦華盟将-双龍」、「アクセスコード・トーカー」を絡めたキル力の高さや「レスキューキャット」を始めとした初動札の多さやなど、デッキに自由枠が多い事で誘発系カードも数多く採用できる事も相まり、非常に多くの武器を隠し持っている。正に勝つために研ぎ澄まされた洗練さが魅力のデッキなのだ。

既存の鉄獣デッキとの大きな転換点になったのがこのメルクーリエの存在。サーチャーとして使いつつ、場合によって無効効果も使えるのが非常に強力だ

 扱う際に注意する点としてはデッキの自力がしっかり担保されている分自由枠も多いため、その部分に現在の「マスターデュエル」の環境に適したカードを多く投入できるという事だ。

 環境に罠デッキが多いならバック破壊を、上記の「烙印デスピア」が多いと思ったなら「屋敷わらし」やサーチできる「DDクロウ」を投入してみる等、自力が担保されている分カスタマイズ性の高いデッキとなる。対人ゲームの醍醐味である“メタを読む”という部分をデュエリストカップでは存分に楽しめるので、プレーヤーの思考を大きく反映できる「烙印鉄獣」を使ってみるのは貴重な体験となるだろう。

 様々なデッキへの対応力の高さに加え、「鉄獣戦線」が元来持つ除去能力と継戦能力を存分に楽しめる最高にクールなデッキタイプとなっているので、こちらもぜひ1度触ってみて欲しい。

【【遊戯王 日本選手権】日本一決定戦 2022.1.10】

 実際に「烙印鉄獣」が優勝した際のアーカイブがこちら。ヤマシタケイジロウ選手の繊細なプレイングにも注目。

注目テーマ2:周回効率を意識したデッキタイプ

 前回のデュエリストカップで筆者は「このイベントはただただ強力なだけのデッキが流行る訳ではない」ということを思い知った。と言うのもイベントの性質上もちろん勝率も大事だが、それと同じぐらいデュエルをこなして試行回数を増やすという事も重要になるのだ。その場合に重宝されるのが“展開の短さ”と“相手の心を一瞬で折る圧倒的パワー”なのである。筆者はデュエルに接戦や熱いドラマ性を求めてしまうタイプの人間なので、正直この部分を今まで強く意識した事は無かったのだが、上位を目指すガチのランキングバトルとなれば大事なポイントなのだと学んだのである。ここではその2点を考慮した上で流行りそうなデッキタイプをいくつか紹介していきたいと思う。

その1:ふわんだりぃず

 まず1つ目のデッキタイプは「ふわんだりぃず」だ。「ええええええええええ『烈風の結界象』が禁止を食らったのになぜ!?」と思う人もいるかもしれないが、嬉しい事に「烈風の結界象」無しでも「ふわんだりぃず」はそもそもテーマとしてしっかり強く、なんなら現在のダイヤ帯ランクマッチでも使い続けているプレーヤーが数多く存在するのだ。

 元々の強みとして多くのデッキに搭載されている「増殖するG」を腐らせる事ができるというシングル戦ならではの強みは健在であり、逆にテーマとして強く規制を受けた事でプレーヤーのメタの範囲から少し抜け、クリティカルな有効札である「無限泡影」や「アーティファクト-ロンギヌス」の採用枚数が減り「増殖するG」の投入率が上がると考えるのなら、全体的に追い風が吹くテーマとなりえるのだ。

 さらには1回動きが通ってしまえば「烈風の結界象」が無くてもいつものアドバンス召喚連打で対面次第では詰ませるほどの妨害能力を持っている事に加え、何よりも「ディメンション・アトラクター」や「ハーピィの羽根吹雪」などの「ふわんだりぃず」だからこそ使えるパワーカードの存在が大きいと筆者は考えている。この2枚が対面次第では一瞬で相手の心をへし折れるほどのパワーカードとなっているため、通常の無限リソース展開を通すか、この2枚の内どちらかを通せばデュエルに勝利できる可能性が高いのだ。当然「ふわんだりぃずと謎の地図」の準制限化などで初動の安定感は落ちているが「金謙」、「強金」、「強謙」の3種類の壺を好みで採用できる事に加え、「ふわんだりぃずと旅じたく」の存在もあって絶望的に手札事故が起こりやすいという訳でもない。

 さらに元も子もない事を言ってしまえば中途半端な妥協展開の無い、完全に動けるか完全に動けないかの2択になる事が多いため、動けない場合に割り切って降参しやすいというのも周回効率が重要となるイベントにおいては重要な要素なのかもしれない。(正直言うとこの点に関してはおススメしたくは無いが……)総合的に見ればしっかりとした自力と独自の強みは健在かつ、テーマの性質的にイベントに合っているのではないかと筆者は考えている。

この2枚に関しては通った場合に無理なデッキはどうやっても動けないので、ある程度の割り切りが必要だろう……

その2:相剣

 2つ目のテーマは「相剣」系のデッキだ。こちらも登場から使い続けているプレーヤーが多い大人気テーマであり、初動の安定感に加えて「天威」カードによる妨害貫通力と対応力の高さも魅力的なテーマとなっている。基本展開の最終盤面となる「相剣大師-赤霄」+「フルール・ド・バロネス」は2妨害ながらも幅広い範囲を対処できる事に加え、手札消費も少ない事から引き込んだ汎用札を合わせる事で妨害の壁を容易に厚くする事が可能だ。「赤霄+バロネス+スタンバイに増G」で何人のデュエリストが泡吹いてぶっ倒れてきた事か。

 さらに上振れ展開が巻き起こればゲームエンドカードになり得る「アークネメシス・プロートス」や爆速でライフカットが可能な「相剣大邪-七星龍淵」が追加されたりなど、ゲームを素早く終わらせるという点においても優秀なデッキとなっている。そもそもの基本展開もシンクロテーマにしてはシンプルで素早く完了するため、時間効率と盤面パワーのコスパが最も優れているといっても過言ではないのだ。動きがシンプルな分、相手の展開やカードにも集中でき、展開ルートを覚えれば初心者でも比較的簡単に扱えるテーマなためオススメもしやすいと筆者は考えている。

「相剣師-莫邪」の効果が通るだけでいつもの2体が並んで手札もある程度残せるのは、慣れてきていたとは言え冷静に考えると破格の性能である

その3:ヌメロン

 3つ目のテーマはベストオブ効率デッキと言っても過言ではない「ヌメロン」だ。自ら後手を選択し、相手の初動を手札誘発で止めたり妨害盤面を「禁じられた一滴」や「ライトニング・ストーム」などで無力化した後で脆弱な攻撃表示モンスターが残っていれば「ヌメロン・ネットワーク」からの「ゲート・オブ・ヌメロン」を4体同時に展開し一気にゲームエンドにできる。後手を選択する都合上、相手の展開を見ている必要はあるが、デッキのほとんどが自由枠なので手札誘発での妨害がしやすく、後手前提デッキなため「溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム」や「壊獣」などを多く採用できる事から比較的楽な気持ちで盤面の捲り返しを楽しむことができる。

 そして良くも悪くも後手1ターン目に返せるか返せないかのゲームになる事が多いため時間効率も凄まじく良く、1試合における時間が極めて短い。長い展開を一切やらない事で疲労による展開のルートミスなどが起こりづらいのもデュエリストカップにおいては重要なポイントだと言えるだろう。さらにキルできなかった場合もデッキタイプによっては詰み兼ねない「無限起動要塞メガトンゲイル」等で圧を掛けたりと選択肢もあるため、サブプランをしっかり決められる判断力もこのテーマを使う際には重要になるだろう。

 ちなみにこれは筆者の体感になるので当てになるか微妙だが、前回のデュエリストカップの「1st STAGE」では大量の「ヌメロン」使いが存在したイメージだ。今回も沢山出会えるか楽しみである。

元祖周回デッキと言っても過言ではないヌメロン。最初期に作った人も多いため今回のデュエリストカップでも相対する事が多いかも……?

 この後は使用率が高いわけではないものの、強力な性能を持つカードを主軸とした交通事故系デッキや、同日に実装される新パックで追加となる新たなテーマについて言及していく。