【特別企画】
「レゴ」遊びを彷彿させるリアルさ! 「レゴ スター・ウォーズ/スカイウォーカー・サーガ」先行プレイレポート
2022年3月21日 22:00
- 【レゴ スター・ウォーズ/スカイウォーカー・サーガ】
- 4月5日 発売予定
- 価格:
- 通常版・デジタル版 6,380円(税込)
- デラックス・エディション 7,480円(税込)
「ルーク・スカイウォーカー」、「ママ・ザ・ハット」など、300を超えるキャラクターで遊べる「レゴ」ゲーム史上最大スケールのプレイステーション 5/プレイステーション 4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC用アクションADVゲーム「レゴ スター・ウォーズ/スカイウォーカー・サーガ」が4月5日に発売される。
本作は、「スター・ウォーズ」の壮大な物語を「レゴ」ゲーム特有のコミカルさで再現したアクションADVゲームだ。収録されているのは「スター・ウォーズ:エピソード1/ファントム・メナス」から、「スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け」までの全9作品。プレーヤーは「エピソード1/ファントム・メナス」から始めることもできれば、「スカイウォーカーの夜明け」から始めることもできるなど、順番に関係なく、好きなエピソード3部作から物語を始められる。
プレイアブルキャラクターには、映画に登場した主人公やその仲間たちだけでなく、物語中で印象的だった「カイロ・レン」や「ボバ・フェット」、「パドメ(アミダラ女王)」が登場。さらには映画では脇役だったようなキャラクターに至るまで、「スター・ウォーズ」サーガのあらゆる時代から300人ものキャラクターを操作できる。また、映画の物語を辿る「ストーリーモード」だけでなく、プレーヤーが好きな場所へ行ける「フリーモード」も搭載されている為、自分の物語を楽しむこともできる。映像のクオリティや細部への作り込みも丁寧であり、本当に「レゴ」ブロックが自由自在に動いているような臨場感を感じられる。
本稿では、そんな「レゴ スター・ウォーズ/スカイウォーカー・サーガ」の先行プレイレポートをお届けする。先行プレイでは、「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の冒頭を体験できた。幼い頃の“レゴ遊び”を思い出せるユーモアたっぷりな本作の魅力についてお伝えしたい。
お馴染みの登場人物たちと想像力の試される謎解き要素
先行プレイでは、前述したように「スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望」の冒頭を体験できた。本作はゲームということもあり、映画とは異なる場面なども多くある。しかし、お馴染みのオープニングや反乱軍船舶内での戦闘、ダース・ベイダーの登場シーンやデス・スターにルークらが変装して侵入するシーンなどの重要な場面はしっかりと再現されている。登場人物たちも映画とほとんど同じで、「レゴ」ならではのユーモアに合わせてストーリーを楽しめる。
また、本作では謎解き要素も多く含まれており、ダース・ベイダーの姿を真似た人形を作り、ストーム・トルーパーを騙すといった内容の謎解きや、扉などのロックを解除するためのパズルが実装されている。謎解きでは、筆者がプレイした限り、周囲に散らばったブロックを使って新たに装置を作る必要があったりと、その多くが「レゴ」ならではの想像力を試されるものとなっており、想像力を鍛えられるので、それだけでも楽しめた。
子供の頃を思い出すリアルな「レゴ」ならではの描写
本作の特徴は、宇宙に煌めく星々の美しさやゲーム全体の画質の向上だけではない。“「レゴ」で遊んでいる”という臨場感も、魅力であり、大きな特徴だ。例えば、「レゴ」ブロックの“ツルッと”した質感や、「ダースベイダー」などがつけているマントの布のパーツ、少しざらついたパーツの表面の描写などは、実際に「レゴ」で遊んでいる時のような“本物感”を感じられるほどにリアルに描写されている。
また、それだけではなく、フィールドの自然環境によっては、キャラクターの表面に砂がつくような表現などもされており、子供の頃に砂場などで「レゴ」を遊んだ筆者にとっては懐かしさを覚えると同時に、臨場感が非常に高まりゲームへの没入感が増した。
爽快感のある戦闘要素
本作の魅力・特徴は、画質や描写のリアルさだけではない。アクションADVとしての完成度も高く、「スター・ウォーズ」シリーズの象徴とも言える、ジェダイによるライトセーバーでの戦闘においては、敵をただ切り伏せるだけでなく、フォースを使って物を飛ばしたり、ライトセーバーを敵に向かって投げたりすることで、単調な剣劇アクションになってしまわない様になっている。
さらに、ブラスターを使った戦闘では、敵を狙った際に画面が切り替わり、シューティングゲームさながらの射撃を体感できる他、エイムアシストも付いていることで、射撃が苦手な人でも、苦手意識を感じずに戦闘を進められる。また、武器を使わずに格闘戦闘もできる他、操作するキャラクターのHPがゼロになった場合でも、すぐに復活できるため、戦闘でストレスを感じることはほとんどない。
“クスッ”となる「レゴ」ゲームのユーモア
さらに、本作は「レゴ」ゲーム特有のユーモアも随所で確認できる。映画ではシリアスだったり、緊張感のある場面でも、少しコミカルに、けれどしっかりと原作へのリスペクトを感じられるように表現していおり、本作の魅力を数段高めている。
物語最初のマップでは進行上関係のない扉を開けると、敵であるストーム・トルーパーたちが音楽を聞いていたり、シャワーを浴びていたり、4人でジャグジーに浸かっていたりと、「そっと扉を閉じたくなる」ような“クスッ”となる場面に遭遇することもあり、いい意味で気の抜けないゲームとなっている。
「レゴ」好きだけでなく「スター・ウォーズ」ファンにもお勧めしたい作品
筆者にとって「レゴ」と「スター・ウォーズ」は、子供の頃を代表する思い出だ。「レゴ」で発売された「スター・ウォーズ」作品から映画に興味を抱き、「レゴ」で宇宙船を作っての「クローン・ウォーズ」ごっこや、「ジェダイ」が無双するような脳内設定を考えて遊んでいた。今作は、そんな筆者が幼少期にしていた遊びを最新のゲーム機で、“本物”で遊んでいるような臨場感と共に、好きなキャラクターで遊べるという夢の様なゲームとなっている。是非子供の頃を思い出してプレイしたい作品だ。是非読者諸兄にも、今一度子供の頃を思い出してプレイしていただきたい注目タイトルとなっている。
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