【特別企画】

気持ちよく斧を振り回せるアクションMMORPG「BLESS UNLEASHED PC」、「FINAL TEST」開催中!

”夢の中”に本作のポイントをギュッと凝縮

【FINAL TEST】

5月13日~5月17日 実施

 NEOWIZは5月13日、PC用アクションMMORPG「BLESS UNLEASHED PC」の「FINAL TEST」を開始した。実施期間は5月17日8時59分までで、「FINAL TEST」はSteamのストアページより「アクセスリクエスト」を行ない、クライアントをダウンロードすることで参加できる。

 「BLESS UNLEASHED PC」はNEOWIZ傘下のRound8スタジオが開発、海外でプレイステーション 4/Xbox One向けにサービス中のMMORPG「BLESS UNLEASHED」のPC版。2019年までサービスが行なわれていたPC用MMORPG「BLESS」の重厚な世界観や登場人物の一部を引き継ぎつつ、大幅に強化されたアクション要素や、キャラクターカスタマイズの自由度の高さが魅力のタイトルだ。

 先日行なわれたクローズドβテストに続き、いよいよ製品版が見えてきた「FINAL TEST」。本テストはレベルやコンテンツ的な制限はなく、希望者全員が本作をじっくりとプレイできる機会となる。短い時間ではあるが早速プレイしてみたので、その手触りをお伝えしたい。

【【公式】トレーラームービー【BLESS UNLEASHED PC】】

バーサーカーで気持ち良く斧を振るう! コンボ選択などアクション要素を存分に楽しめる「BLESS UNLEASHED PC」

 「BLESS UNLEASHED PC」はクエストドリブン型の3DMMORPGで、基本的にはクエストを進めることで行動範囲が広がり、ストーリーの進行とともに様々なロケーションを訪れ、NPCたちと交流しながら物語を進めていく作りとなっている。

 クラスとしては剣と盾を持つ「ガーディアン」、両手斧を得物とする「バーサーカー」、弓の名手「レンジャー」、魔法を操る「メイジ」そして聖霊の力を扱う「プリースト」の5つが用意されており、それぞれに人間、エルフ、ループス、マスクの4種族と、男女の選択が可能となっている。

ガーディアン
バーサーカー
レンジャー
メイジ
プリースト
クラスに加えて「種族」と「性別」が選択できる
キャラクタークリエイトはかなりこだわれる仕様。もちろんプリセットも用意されている

 筆者は両手斧が大好物ゆえ「バーサーカー」を選択したのだが、武器を振るサウンドや軌跡の演出が派手で、操作していて非常に気持ち良い。また、本作は主人公=プレーヤーが「夢」に迷い込むところから物語が始まるのだが、事実上のチュートリアルにあたる「夢」の中ではある程度育った状態のキャラクターを操作できるようになっており、ここではレベルを上げた先で取得できる上位のスキルなどが習得済みとなっているほか、本作の目玉の一つとなる巨大なモンスターとの戦闘も体験できる。基本的な操作方法を学びつつ、ゲームの美味しいところやクラスの特徴を開始すぐに体験できるというのはかなり親切な作りだと思う。

基本的な操作方法はチュートリアルで学べる
”夢の中”で登場するボス「ひねくれたサイクロプス・ジャイアント」。身の丈はプレーヤーキャラクターの倍ほどあり、口からビームとか吐くので回避も必須

 本作はアクション性がかなり強く、いわゆる”通常攻撃”は左クリックと右クリック(マウス・キーボード操作の場合。本作はパッド操作にも対応している)の組み合わせで攻撃を繰り出していく「コンボ」というシステムが導入されており、例えば左クリック4回で攻撃したときと、左クリック2回から右クリック2回に繋げたときとではアクションが全く異なるようになっている。バーサーカーでは攻撃ごとに移動阻害効果や空中への打ち上げ効果が付与されているものなどもあり、最大効率でダメージを出し切るか、はたまた範囲ダメージを重視するか、1vs1などで状態異常を駆使するか、という形で、状況に応じたコンボを選択する必要がある。

 加えて各クラスには任意で取得するアクティブスキルが用意されており、習得したもののなかから4つを選択して使用することになる。バーサーカーでは全部で9個のスキルがあり、敵に飛び込んでダメージをあたえる「強襲」や、体ごと縦に回転しながら斧を連続で打ち下ろす「連続縦斬り」、自身を軸に斧ごと回転する「ホイールウィンド」、敵を攻撃するたびにHPを回復する「吸血」などが用意されており、直接的な攻撃スキルから補助的なものまでバリエーションに富んでいる。個人的には斧といえば回転攻撃なので「ホイールウィンド」はマストとして、その他にどのスキルを使うか、ということにも頭を悩ませることになりそうだ。なお、スキルは専用のポイントを使用して強化することも可能なので、同じバーサーカーでもスキルの育成方針に応じて、全く異なるキャラクターになることが予想される。

バーサーカーのコンボリスト。マウス操作では左クリックと右クリックの組み合わせで、シチュエーションに応じてコンボを派生させていく。派生先はレベルに応じて増えていくようだ
クラスごとのスキルも用意されており、バーサーカーは攻撃することで溜まる「憤怒」を消費して発動する「憤怒:爆発」と、回避から派生させられる「ショルダーアタック」がある。「憤怒:爆発」は発動後攻撃力と移動速度が上昇するバーサーカーらしいスキルだ
ブン!ガキン!……と文字で現わすと少々とアレだが、バーサーカーは斧を振っている感覚を強く味わえるのが非常に気持ちいい
複数の敵に囲まれたりするケースもあるので、コンボやスキルを上手く駆使して切り抜けたい

 また、本作においては「回避」も極めて重要な要素だ。敵はボスクラスのものはもとより、フィールドにいるザコ敵なども割と強力で、”ボタンを連打していれば倒せる”というような感じではない。相手は行動不可になる状態異常を付与してきたり、強力な一撃でこちらのコンボを中断してきたりするので、移動や回避を駆使して戦っていく必要がある。操作のレスポンスがよいため、コンボの合間で一旦回避をしてコンボの続きを叩き込む、ということもできるので、1戦闘がクリックを連打するような作業にならないのはアクション好きには嬉しいところだ。

「FINAL TEST」は残り時間あと僅か!

 今回は限られた時間でのプレイとなり、武器の強化や「ブレス」システム、生活コンテンツなどまだまだ体感できていない部分も多い。ただ、チュートリアルがある程度育った状態のキャラクターで超デカい敵と戦えるということもあり、本作の面白さが開始後即座に体験できるのは嬉しいところだった。加えてマウス&キーボード操作も最適化が図られており、パッドでなくても快適なアクションが楽しめるというのは、PCゲーマーにはひとつポイントになると思う。

 アクション部分の手触りの良さは全編を通して体感できるほか、キャラクターのスキル選択なども比較的序盤で触れられるコンテンツとなる。「FINAL TEST」5月17日8時59分までの開催ということで残り時間は少ないが、是非一度本作に触れてみていただきたい。

マウントに乗ったりすることもできる。マウントには様々なものが用意されており、ひとつのコレクション要素にもなっている
「FINAL TEST」に参加しておくと、正式サービス時に参加報酬も獲得できる