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初めてのSwitch購入でも大丈夫! Nintendo Switch中古品を購入する前に知っておきたい3つのポイント
2020年4月9日 16:49
4月7日より5月6日までの期間、新型コロナウィルス感染症に関する「緊急事態宣言」が7都府県を対象に政府より宣言された。それに伴い、今後自宅で過ごす時間が増加することになる。そんな中、世間ではゲームに費やす時間が世界中で増加傾向にある。
Nielsen Gamesが発表した調査では、3月23日より3月29日の期間中にアメリカで45%、フランス38%、イギリス29%、ドイツ20%とゲームのプレイ時間が大幅に増えている(参考記事)。日本でもゲームの需要が高まっている一方、新型コロナウイルス感染症によるNintendo Switchの生産および出荷への影響により需要に対して供給が追いつかない品薄状況が続いている(参考記事)。最近では「あつまれ どうぶつの森」など人気タイトルの発売もあり、ゲームをプレイしたくてもNintendo Switch本体が購入できない人も急増している。
そこで俄然注目が集まっているのが、Nintendo Switchの中古品だ。中古品なら、高騰する一方の転売品よりも安い価格で購入できる。ただ、Nintendo Switchの中古品は、購入する前に気をつけておくべきことがいくつかある。本稿では、Nintendo Switch中古品を購入する際に、知っておきたい情報をまとめてみた。
Nintendo Switchは、新、旧、Liteの3バージョンがあり
まず、Nintendo Switchには、3つのプロダクトが存在する。Nintendo Switchと、携帯利用に特化したNintendo Switch Liteの2種類があり、Nintendo Switchは2017年3月から2019年8月まで発売されていた初期型と、2019年8月から新たに投入された新型モデルの2種類が存在する。それぞれ機能や性能が異なるため、まずは自身の用途に応じてどのSwitchを買うべきかを確定させるべきだ。
Nintendo SwitchとNintendo Switch Liteの違いは、前者がTVに接続してプレイするTVモードから、携帯して内蔵のモニターでプレイする携帯モードまで、あらゆる遊び方に対応しているフルスペックバージョンであるのに対して、後者は携帯モードのみに特化し、TVに接続したり、HD振動やモーションカメラなどの機能が省かれている代わりに、小型軽量で、価格も1万円ほど安くなっている。TVでみんなで遊ぶのか、手元で1人で遊ぶのか、それによってどちらを選ぶかが決まるだろう。両モデルには上記以外にも細かい違いが存在する。詳細は下記を参照いただきたい。
新旧Switchの大きな違いはバッテリー接続時間
次にNintendo Switchの新旧モデルの違いについて。ここはとても大事なポイントだ。新型は、単に旧型より製造日が新しいため価値が高いというだけでなく、性能も異なるため、同じ価格なら例外なく新型の方がオトクと言えるからだ。逆に違いを知っておけば、知らずのうちに旧型を掴まされずに済むというメリットもある。
そのSwitch新型と旧型の違いは、バッテリー持続時間。旧型モデルが約2.5~6.5時間なのに対し、2019年8月以降に発売された新型は、バッテリー持続時間が4.5~9時間になっている。ちなみにNintendo Switch Liteのバッテリー持続時間は約3~7時間で、新型は最長のバッテリー持続時間を誇る。
そこで大事になるのがバッテリー長持ちな新型モデルと旧型の見分け方。絶対にバッテリー長持ちの新型が欲しいという方は、2つの見分け方のポイントに注目していただきたい。
1.パッケージで見分ける
新型のNintendo Switchは、赤い背景のパッケージが目印となっている。それに対して旧型のパッケージは白い背景の写真が使われている。そのため新品・中古品問わずパッケージで購入する際は、わかりやすく判断できるようになっている。
2.本体にある2つの型番で見分ける
背面のMOD表記
Nintendo Switch本体を中古品で購入する際、パッケージである外箱が付いてない場合もある。またフリマアプリやオークションサイトなどで商品購入を検討している方に注意していただきたいのは、パッケージとあわせて本体の製造番号まで確認するということ。
新型と旧型は本体で見分けることもできる。まずNintendo Switch本体の背面、真ん中のロゴ下にある「MOD表記」を見ると「MOD.HAC-001」という表記から始まっている。新型ではこの表記の後に「MOD.HAC-001(-01)」と記載されている。
【MOD表記】
・新型:MOD.HAC-001(-01)
・旧型:MOD.HAC-001
底面のバーコードにある製造番号
さらに、Nintendo Switchの底面にある白いバーコードシールに書かれている製造番号を確認していただきたい。Xから始まる3文字のアルファベットが新型と旧型では異なる表記になっている。旧型が「XAJ」なのに対して新型は「XKJ」。今後製造が増加すればさらに表記が変わる可能性もあるが、執筆現在では2文字目が旧型では“A”、新型は“K”として見分けがつくようになっている。
【製造番号】
・新型:XKJ
・旧型:XAJ
Nintendo SwitchとNintendo Switch Liteの違いは明確だが、Nintendo Switchの新旧の違いは写真だけではわかりにくく、トラブルに繋がりやすいところだと思う。意図的に新型か旧型かの情報を隠して売っているような例は問題外だが、そもそも売り手が新旧2モデルあることを理解していない場合もある。ページ上から新旧の区別が付かない場合は、事前に型番や製造番号を確認した上で購入したいところだ。
世界ではいまだに新型コロナウイルス感染拡大が続いているが、ゲーム業界でも様々な企業が「#PlayApartTogether」と称し、自宅待機を支援するキャンペーンとして家でゲームで遊ぶことを推奨している。緊急事態宣言や世界保健機関(WHO)が示す健康ガイドラインでは、接触による感染を防ぐため人と距離を取ることが求められてる。こんな時だからこそ家でゲームをプレイし、オンラインで人と繋がれるコンテンツの需要はますます高まるだろう。本稿ではNintendo Switchの中古品を購入するためのポイントを紹介したが、少しでも中古品を購入する際の判断材料になれば幸いだ。