インタビュー

ハック・ステルス・コンバット!どのスタイルにも多彩な魅力。 「ウォッチドッグス レギオン」インタビュー

2020年3月6日 発売予定

価格:8,400円(税別)

 ユービーアイソフトが3月6日に発売を予定しているプレイステーション 4/Xbox One/PC用アクション「ウォッチドッグス レギオン(以下、レギオン)」。情報が続々と公開される中、クリエイティブディレクターのクリント・ホッキング氏に本作の魅力や注力している点などを聞くことができたので、その模様をお届けする。今回のインタビューではPVで公開されている本作の多くの魅力的なポイントの内、キャラクターやロケーションの設定などを中心に掘り下げた。

【WATCH DOGS LEGION - E3 2019 GAMEPLAYWALKTHROUGH】
Ubisoft Toronto「ウォッチドッグス レギオン」クリエイティブディレクターのクリント・ホッキング氏

――早速ですが、PVで新たなハイテクドローンが公開されています。ドローンにはどのようなものがあるのか教えてください。

クリント氏:ドローンは現状で7種類あります。Wi-Fiを人々に届けるドローンや、荷物を届けるドローン。制圧を行なうため攻撃を仕掛けるものもあります。ほかにも、人が乗ることのできるドローンも用意しています。カスタムミッションではまだ紹介していない新しいドローンが登場する予定です。

数々のドローンが本作では登場するとのこと

――「ウォッチドックス 2」で非常に便利だった「ネットハックモード(人や監視カメラがアウトラインで表示され、ハッキング対象などが見やすくなるシステム)」は本作でも実装されますか。

クリント氏:「ネットハックモード」は「レギオン」では実装しない予定です。しかしながら、「アサシンクリード」シリーズなどで実装している“壁などを透視して相手などを確認できる機能”を実装する予定となっています。また、カメラからカメラへ視点を移して、見えないところを見られる機能もあります。

「ウォッチドックス 2」の「ネットハックモード」

――本作の特徴は多くのキャラクターでプレイできるという点だと思うのですが、ゲームプレイはどのようなものになりますか?

クリント氏:「レギオン」では前作とは異なり、複数のキャラクターを操作しながらストーリーを進めていくことになります。ミッションにはハッキングがメインのものもあれば、大規模な戦闘をしなければならないミッションも存在しています。従って、ミッションの内容に合わせてキャラクターを使い分けることでストーリーが進めやすくなります。キャラクターによって「アビリティ」や「スキル」が異なるので、ミッションごとに適するキャラクターを選択して進めることになります。例えば、ドローンと戦わなくてはいけないようなミッションでは、ドローンをハッキングできるようなキャラクターを選択すると有利に戦うことができます。

――本作の舞台ロンドンを作り込むにあたってこだわったポイントを教えて下さい。

クリント氏:ロンドンという街はグレーだったり、雨が降っていて暗いというイメージを持っている人が多いかもしれません。しかし、実際は多くのカラーにあふれている街だと思っています。伝統や歴史を重んじる中にも新しい物が存在していて、コントラストを感じることができます。多くの人種もロンドンに生活していて、新しい魅力的なカルチャーも生まれます。モダン(現代)とトラディション(伝統)が合わさったロンドンという街をリアルに感じてもらえるように再現しており、そこが本作の魅力の1つです。

 また、本作は三人称視点なので、ロンドンの街を見たときに景色を楽しめるように作っています。ロンドン自体、大きい街なので圧縮して少し小さくしているイメージです。また、ロンドンは景観に関して厳しい法律があります。重要になっている建造物(ランドマーク)などをゲーム内で見せる際に、見え方に違和感なく、実際にその場所にいるかのような臨場感を味わってもらえる設計しています。

新たな魅力とカッコよさを兼ね備えた3つのクラス

――前作まではステルスが重視されていましたが、戦闘重視の「Enforcer」というクラスも存在しているということで、コンバットが中心の戦い方となるのでしょうか。

クリント氏:そんなことはないです。本作は「Enforcer」、「Infiltrator」、「Hacker」の3つのクラスが用意されており、特に「Infiltrator」が重要になってきます。このクラスは、周囲にいる人の動きを一時的に封じるスキルなどを持っています。これを用いて戦闘を避けて、ステルスを重視して進めることもできます。また、「Hacker」は「スパイダーロボット」を用いて、自身の身を守ったり、相手を攻撃したりすることもできるので、こちらもステルスに重きを置いた戦い方ができます。

 ちなみに、「Enforcer」は敵の死角をかいくぐり、近接攻撃を仕掛けることで、静かにステルスしながらミッションを進めることができます。本作はパーマデスシステム(一度死んでしまったら復活できないシステム)があります。従って、銃での戦闘になると死んでしまったキャラクターは復活させることができません。しかし、近接での戦闘はダメージを受けることはあるものの1発で死ぬことはなく、リカバーを受けることで復活して、同じキャラクターを継続して使うことができるようにしています。なので、敵が多い場合にはそのように戦ってほしいです。

本作では3つのクラスが存在し、キャラクターは銃撃や格闘に優れる「Enforcer」、ロボやドローンを扱える「Hacker」、敵に気づかれずに暗殺できる「Infiltrator」のいずれかに割り振られる

――本作には何種類ぐらいの武器が登場するのでしょうか?

クリント氏:全部で28種類ぐらいです。殺傷するための武器と、スタンなどで相手を戦闘不能にする非殺傷武器のラインナップは大体半分ずつにしています。武器ごとにレートや効果音も異なり、銃声にもこだわっています。しかし、非殺傷武器はドローンに対しては残念ながらあまり効果がないため注意が必要です。

――最後に、「ウォッチドックス 2」の主人公「マーカス」など、「レギオン」に過去作のキャラクターが登場することなどはありますか。

クリント氏:今はまだ言えませんが、ダウンロードコンテンツなどでの拡張も含めて楽しみにしておいてほしいです。

――ありがとうございました。

「ウォッチドックス 2」の主人公「マーカス」。「レギオン」にも登場するのだろうか。非常に楽しみだ