【特集】
【夏おすすめゲーム】この夏遊びたいホラーゲーム5選! 猛暑はやっぱりホラーで涼もう!【夏休み特集】
2024年8月12日 00:00
夏といえばやっぱりホラーゲームで背筋が凍るような思いをしたい! 今年のように異常な暑さならばなおさら、お家でホラーゲームをプレイした方が健康的に過ごせる気がするのは筆者だけだろうか。
と、いうことで本稿では、今夏にぜひプレイしてほしいホラーゲームを5つ紹介する。どれも話題になったタイトルばかりなので、お盆休みにプレイするゲームを迷っている方はぜひ本稿を参考にしていただければ幸いだ。
「8番出口」&「8番のりば」
開発/発売元:KOTAKE CREATE
今年注目されたホラーゲームといえば、「8番出口」と、その続編「8番のりば」の名前を挙げる人は少なくないだろう。無限に続く地下通路から脱出するために、周囲に異変があったら引き返し、なかったら引き返さない、間違え探しのような「8番出口」。永遠に走り続ける電車から脱出するために、異変に対応したアクションを行なう「8番のりば」。どちらも小規模でシンプルなタイトルではあるものの、それゆえに中々クリアできないもどかしさと、クリアした時の達成感を楽しめるタイトルだ。
びっくりするようなホラー要素もあり、最初のうちはビクビクしながら進めていくことになるのだが、慣れてくるとちゃんと異変に気づけるか、うまく対応できるかという点に対して、それぞれ程よい緊張感も味わいながらプレイできる。
本作は人気配信者がこぞってプレイしたことで話題になったタイトルだけに、タイトル名は知っていたり、配信はみたが、実際にプレイしていないという人も多いはず。いざ自分でプレイしてみると、配信で内容を知っているにも関わらずミスを連発してしまう。「見るのは簡単、プレイすると難しい」ゲームなので、是非遊んでみてほしい。
□PS5/4版「8番出口」のページ
□Switch版「8番出口」のページ
□Steam版「8番出口」のページ
□Steam版「8番のりば」のページ
「Five Nights at Freddy’s」
開発/発売元:Scott Cawthon
続いて紹介するのもお馴染みの名作「Five Nights at Freddy’s」だ。本作は、深夜に1人で勤務することとなったピザ屋の夜間警備員となり、警備室に徐々に近づいてくる機械仕掛けのマスコット人形(アニマトロニクス)の侵入を防ぎ、無事朝を迎えることを目指す。
本作の特徴は、警備室のモニターカメラを切り替えて人形を監視したり、ドアを閉めて侵入されることを防いだりといった事しかできないこと。ホラーゲームでありながら、逃げることも戦うこともできず、ただただ侵入を防ぐことを強いられるのだ。
人形はカメラで見ている間は動かないものの、複数体いるため1体だけを注視していると他の個体の接近を許してしまうので、頻繁にカメラを切り替える必要がある。また、ドアを閉めっぱなしにしていたり、カメラを切り替え過ぎると電力が尽きてしまい、ただただ祈るだけの時間が訪れる。こうした点から、本作はリソースを管理しながら「だるまさんが転んだ」をする防衛ゲームに例えられる作品だ。
人形はマスコットというにはバイオレンスな見た目をしており、見た目だけでも充分に怖いが、作品中に僅かに開示される情報がより恐怖を誘う。カメラを切り替えている内に、ほんの数秒前まで見ていた人形がいなくなっていた時などは焦らずにはいられないし、侵入された時の演出には多くの人が驚いて声を上げることになる。こんな風に、シンプルなゲームではあるが、確かな恐怖を味わえる。
また、本作には続編として、ナンバリングタイトルや外伝作品が多くリリースされている。ストーリーが気になったり、より本作の世界観でゲームを楽しみたいという方はプレイしてみるといいだろう。また、本作は多くの類似タイトルを生み出した他、映画化もされているので、そちらもチェックしてみて欲しい。
□Xbox版「Five Nights at Freddy's」のページ
□Steam版「Five Nights at Freddy's」のページ
□iOS版「Five Nights at Freddy's」のページ
□Android版「Five Nights at Freddy's」のページ
「Shadow Corridor(影廊)」
開発/発売元:Space Onigiri Game
和風のホラーゲームを楽しみたいという方にオススメしたいのが「Shadow Corridor」だ。本作はフリーゲームとして人気を博した「影廊 -Shadow Corridor-」を10倍以上にボリュームアップして製品化されたタイトル。プレーヤーはランダムに生成された回廊を探索し、能面の徘徊者から逃げながら元の世界への脱出を目指すこととなる。
回廊はランダムに生成されるため、ホラーゲームでありがちな「死に覚え」的な要素よりも、状況に応じた臨機応変な対応が求められる。また、徘徊者には複数のタイプがあるため、その特徴を覚えることも重要だ。
徘徊者はどれも動きが狂気的で非常に不気味な存在だ。彼らは音や光に反応して襲ってくるので、なるべく音を立てないように回廊を探索しながら、脱出口を開くのに必要となる勾玉を集め、祭壇へと奉納する必要がある。
徘徊者に捕まると即死してしまうが、道中で手に入るアイテムを駆使すればある程度近づかれてしまっても対処が可能だ。アイテムには、周囲を照らせる懐中電灯や、音で徘徊者を誘導できる爆竹などがあり、ランダムに配置されたこれらのアイテムの活用できるかは腕の見せ所だ。
このように、本作はローグライクのように的確な判断ができるかが求められるゲームであり、難易度・リプレイ性共に高いのが特徴となっている。何度もゲームオーバーになりながら腕前を上げ、恐怖に打ち勝ち脱出した時の達成感はひとしおなので、気になる方は是非チャレンジしてほしい。なお、本作には初心者向けの低難易度モードもあるので、この手のゲームが苦手な人でも気軽にプレイすることが可能だ。
□PS4版「Shadow Corridor」のページ
□Switch版「Shadow Corridor」のページ
□Steam版「Shadow Corridor」のページ
「Phasmophobia」
開発/発売元:Kinetic Games
友人と皆でプレイするホラーゲームも紹介しよう。「Phasmophobia」は最大4人で王令できる幽霊調査ゲーム。プレーヤーは屋敷に侵入し、ライトや温度計を片手に幽霊のいる部屋と幽霊の招待を特定することを目指す。
ゴーストは種類ごとに様々な特徴があり、行動の傾向や、持ち込んだアイテムへの反応を照らし合わせることでその正体を特定することとなる。例えば、「ジン」は部屋の温度を氷点下まで下げるので温度計で存在を確認することができ、UVライトを使えば指紋や足跡を確認することができる。また、EMFリーダーというアイテムで最大レベルの反応を見せるのもジンの特徴で、これら3つの証拠を全て抑えているのはジンだけなので、その正体を特定することができる、という訳だ。
ただし、幽霊は黙ってプレーヤーが調査を終えるのを待っている訳ではなく、プレーヤーめがけて襲ってくることもある。調査時間が長くなるほど襲われるリスクは上がるので、いかにスピーディーかつ的確に証拠を集めていくかが重要となる。
本作の醍醐味はやはりマルチプレイ。友人と集まってプレイすれば作戦を練り、役割分担をすることで効率的に調査を楽しむことができる。
マルチプレイホラーゲームには他にも、クリーチャーが徘徊する惑星で廃品回収をする「Lethal Company」や、ホラー映像を撮影し動画をバズらせる「Content Warning」などが面白いので、友人を誘ってプレイして欲しい。
「Once Human」
開発/発売元:Starry Studio
クリーチャーが徘徊する世界でサバイバルを楽しみたいという人にオススメしたいのが、2024年7月にリリースされた「Once Human」だ。本作は正体不明の超常現象によって崩壊した世界を舞台にした、基本無料のオンラインオープンワールドサバイバルとなっている。
拠点を作ったり、水や食料を確保して生き延びながら、クラフトで制作したツールを活かして素材を採集したり、広大なフィールドを探索し、クリーチャーと戦闘する……といったクラフトサバイバルの基本的な部分はしっかりと楽しめる作品だ。
本作が他のサバイバルクラフトと異なる点は、その独自の世界観と、ライブサーバー型のオンラインマルチプレイであることにある。崩壊した世界という舞台そのものは、この手のゲームでは珍しくないものの、本作のそれはクトゥルフ神話やSCPなどの影響も見られるものとなっており、無機物さえもクリーチャーと化している。例えば、バスから異世界生物風の手足が生えているモンスターは、本作独自の不気味さとユーモアが混ざりあった世界観を象徴するものとなっている。
また、オンラインサーバーは、PvEとPvPサーバーに分かれており、前者では異変の真実を探り世界の崩壊を食い止めるSFのストーリーや、他のプレーヤーと共に巨大なクリーチャーを討伐する協力プレイが、後者では物資や拠点の争奪戦がそれぞれ楽しめる。
要素が多く、戦闘面などここでは書ききれない部分も多いが、基本無料のタイトルとは思えない出来なので、気になる方にはぜひプレイしてほしいタイトルだ。
(C) 2024 KOTAKE CREATE
(C)2014 Scott Cawthon
(C)城間一樹/Regista
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