【特集】
【夏おすすめゲーム】夏だ! 海だ! 海ゲーだ! 家に居ながら「海」を楽しめるゲーム5選【夏休み特集】
家にいながら海を楽しもう
2024年8月11日 00:00
夏といえば海! なのだが、「記録的な猛暑」、「命に関わる暑さ」といったワードが並ぶ今夏だけに、海水浴に出かけるのをためらっている人も少なくないだろう。とはいえ、せっかくの夏休み、夏らしいことを何かしたい……そんな風に思っている読者のために海を題材にしたゲームを5つ紹介する。
ダイビングを題材にしたゲームを中心に、友人とワイワイ楽しめるゲームから1人でゆったり楽しめる作品まで、幅広くピックアップしたので参考にして頂ければ幸いだ。
「ABZU(アブズ)」
開発元:Giant Squid
発売元:505 Games
まずはいくつか、ダイビングをテーマにしたゲームを紹介しよう。最初にオススメするのは、ダイビングゲームの名作である「ABZU」だ。
本作はステージ制で、簡単な仕掛けを解きながら次のステージへと進むものとなっており、ストーリーも存在する。しかし、本作はステージのクリアよりも、水中世界を自由に探検することに重点を置いた作品だ。水や光の表現が素晴らしい美麗なグラフィックやBGM、そして実際の生態系を再現した海洋生物の様子を眺めることができることが最大の魅力で、プレイしているだけで癒され、何枚もスクリーンショットを撮ってしまう。
海の中にはサメやイワシの群れ、アンモナイトのような絶滅した種まで多くの種類の生き物が生息しており、泳ぐ姿を観察できる。また、生物は食物連鎖を築いていており、サメが他の生物を襲っている様子などを目撃することもできる。ダイビングゲームではあるものの、海底遺跡のような人工物も多く登場し、そこで泳ぐ大量の魚を眺めるのは本作ならではの体験となっている。
なお、本作の操作は独特で、最初のうちは中々うまく泳ぐことができないが、慣れてくれば魚と一緒に海面をジャンプするようなアクロバティックな動きも可能だ。また、大きな魚にしがみついて一緒に泳ぐこともできたり、貝殻集めといった収集要素も実装されている。
とにかく、プレイしていて癒されるゲームであることは間違いないので、夏の暑さでたまったストレスから解放されたいという方は是非プレイして欲しい。
□PS4版「ABZU」のページ
□Xbox One版「ABZU」のページ
□Switch版「ABZU」のページ
□Steam版「ABZU」のページ
「FOREVER BLUE LUMINOUS(フォーエバーブルー ルミナス)」
開発元:アリカ
発売元:任天堂
ダイビングを楽しみつつ、たくさんの魚を鑑賞したいという人にオススメしたいのが「フォーエバーブルー ルミナス」だ。本作は潜るたびに地形や生息する生き物が変わる不思議な海域「ベールド海」をダイビングし、様々な海洋生物と出会い、写真撮影などを楽しむことができる作品だ。
本作は特に目的も設定されていないため、海洋生物を調査したり、海底遺跡を探索したりと好きなようにダイビングができる。食卓に並ぶものからきれいな熱帯魚、淡水域に生息する魚からすでに絶滅してしまったものまで、全500種類以上の生物が登場し、少し泳いだだけでたくさんの生き物と遭遇できる。
海に生息する生き物が好きな人ならば魚を眺めているだけでも十分に楽しめるが、一度生物を調査すれば図鑑に登録され、その生態を学ぶことも可能。また、気に入った生物と一緒に泳ぐこともでき、イルカと一緒に優雅に泳いだり、カニを背中に乗せて沈没船を調査したりといったことも楽しめる。
また、本作には最大30人でのオンラインプレイも実装されており、ジェスチャーでコミュニケーションをとるといったことも可能。他のプレーヤーに一緒に泳いでいる生物を見せたり、一緒に記念撮影をしたりといった緩い繋がりも魅力となっている。
「デイヴ・ザ・ダイバー」
開発/発売元:MINTROCKET
ダイビングと一緒に寿司屋もやりたい! という稀有な欲望を持った読者にオススメしたいのが「デイヴ・ザ・ダイバー」だ。本作は2Dドットの作品で、昼はダイビングをして魚を獲り、夜はその魚を食材に寿司屋を経営するアドベンチャーゲームとなっている。
昼の舞台となるのは潜る度に地形が変化する神秘的な海「ブルーホール」。小魚からマグロ、カニ、サメ、古代魚まで、たくさんの種類の魚が生息しており、どれもが貴重な食材となる。最初の内は浅瀬で小魚を銛でつくのが主な漁の手法となるが、装備が揃ってくればより長時間、より深くまで潜ることができるようになり、捕獲できる生物の種類も増えていく。
装備を整えるのに必要となる資金は、夜に寿司レストランを経営して稼ぐこととなる。このパートでは、獲った食材からメニューを考えたり、シェフが作った料理を注文した客の所まで素早く運んだり、ビールを注いだりといった昼間とは全く異なるゲームが楽しめる。夜のパートでは、スタッフを雇って効率をあげたり、SNSで宣伝したりといったことも可能だ。
このように、夜に稼いだ資金で装備を整え、昼のダイビングでより多くの食材を捕獲し、それを用いてまた資金を稼ぎ……というサイクルが楽しい作品となっている。また、本作にはブルーホールの謎を追うメインストーリーも収録されているほか、収集要素や、魅力的なキャラクターが登場するイベントも多数存在する。ストーリーではボス戦もあるので、クリアを目指すならしっかりと資金を稼ぐ必要がある。
一見すると変わったゲームだが、その内容は昼・夜どちらのパートも出来が良く、双方が合わさることで中毒性の高いゲームとなっている。海を感じながら、やりごたえのあるゲームをしたいという読者にオススメだ。
□PS4版「デイヴ・ザ・ダイバー」のページ
□Switch版「デイヴ・ザ・ダイバー」のページ
□Steam版「デイヴ・ザ・ダイバー」のページ
「Sea of Thieves」
開発元:Rare
発売元:Xbox Game Studios
海中ではなく、船の上で海を楽しみたい。それも海賊として自由に冒険や略奪がしたいという人にオススメするのが「Sea of Thieves」だ。本作は海賊の生活を楽しめるオンラインアドベンチャーゲームで、宝の地図を頼りに財宝を探したり、他のプレーヤーの船を襲って財宝を奪ったりといったことを楽しめる。
本作は、言ってしまえばとにかく手間のかかるゲームだ。例えば船を目的地に向かわせるためにはプレーヤー自身の操作で帆を貼り、風に合わせて向きを変えて船を動かす必要があるし、島に到着したらしっかりと錨を下ろし、出航するときは巻き上げ装置を操作して錨を引き上げなくてはならない。だがこの手間こそが本作の魅力。ひとつひとつの細かい操作がリアリティのある航海を演出し、海賊ライフを引き立ててくれる。
航海以外でも、他の海賊との海上戦では大砲を一発一発再装填したり、敵の攻撃で傷付いた船を修理したりと大忙し。島にたどり着いた後も島に生息するモンスターと戦い、スコップで宝を掘り出し、手に入れた財宝を船まで運ばなければならない。
このように、とにかく忙しい本作だが、最大4人のマルチプレイで役割分担をすれば効率的に航海できる。特に友人とパーティーを組んでボイスチャットを繋げてプレイすれば、海賊団になったかのようにワイワイと協力プレイを楽しむことが可能だ。
なお、本作はプレイベートサーバーで遊ぶことも可能になっているので、気軽にプレイすることができる。ぜひ友人を誘ってプレイして欲しい。
□PS5版「Sea of Thieves」のページ
□Xbox版「Sea of Thieves」のページ
□Steam版「Sea of Thieves」のページ
「南国バカンス島」
開発/発売元:Kairosoft
最後に紹介するのは、海で遊ぶのではなく、誰かの「遊び場」としてリゾート地を経営する「南国バカンス島」。カイロソフトらしいドット絵と、シンプルなシステムがウリのシミュレーションゲームだ。
本作の目的は自然豊かな島を発展させ、理想のリゾートを作ること。宿泊施設を建築して客を呼び込み、宿周りにレジャー施設や飲食店を建てて観光地としての魅力を上げていく。スタッフを雇用して効率的なリゾート地運営を効率的にしたりしながら資金を稼ぎ、稼いだ資金を使って島をより発展させていくというのが主な流れとなる。
また、海に海藻や岩を設置して水質をあげたり、釣った魚を放流すれば新たな生き物が棲んでくれて観光資源になってくれる。新たな生き物は収集要素的な存在にもなっている。
シンプルな経営ゲームではあるものの、建物の組み合わせを考えながら配置していくのはパズルゲームのようで中々楽しい。マップもいくつか種類があり、また周回プレイも楽しめる等、やりこみ要素もしっかり存在する。
カイロソフトのゲームが好きという人はもちろん、ゆったりと経営ゲームを楽しみたいという人にもオススメの作品だ。
□PS4版「南国バカンス島」のページ
□Switch版「南国バカンス島」のページ
□Steam版「南国バカンス島」のページ
□iOS版「南国バカンス島」のページ
□Android版「南国バカンス島」のページ
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