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「Evolve」、初心者向け“モンスターガイド”発表

進化を重ね、4人のハンターに勝つコツを伝授

3月5日発売

価格:7,700円

CEROレーティング:D(17歳以上対象)

 2KとTurtle Rock Studiosは、3月5日に発売したPS4/Xbox One/Windows用マルチプレイサバイバルアクションシューター「Evolve」の初心者向けプレイガイドを公開した。

 今回公開された情報は、「“モンスター”でプレイする場合のコツ」。モンスターの基本的なプレイスタイルと、“ゴライアス”、“クラーケン”、“レイス”の特徴を紹介しよう。

まずは進化! モンスタープレイで気をつけるべきことは?

表示される情報をきちんと把握して戦おう

 モンスターをプレイする場合、行動のほとんどは“モンスターを進化させる”ことと、“ハンターに勝利する”ことの2つに大きくわけられる。最も弱い状態からスタートするモンスターは、最初こそ狩られる側だが、1段階進化すればハンターと対等、2段階目の進化に成功すれば、今度はハンター達を圧倒的なパワーで思いのままに狩ることが可能となる。最初は進化に集中し、戦闘は十分成長してから、というのがモンスターをプレイする場合の最も基本的な流れとなることを覚えておこう。

 なお、勝利条件はゲームモードによっていくつか変化するが、ほぼ全てのモードに共通するのが“ハンターを全滅させる”こと。これ以外にいくつかモード固有の勝利条件が用意されていることから、まずはモンスターとハンターの戦いに集中できる最も標準的な“狩猟”モードから始めるのがおすすめだ。

 モンスターは野生動物を食べることでアーマー(外皮)を回復できるが、一旦減ってしまった体力を取り戻すことはできない。アーマーと体力ゲージを確認しながら、常にアーマーを絶やさないよう補給を心がけよう。

 また、モンスターの逃走に欠かせないダッシュは、使用回数に制限が設けられている。ダッシュ可能な回数は画面中央に用意された照準の下に描かれた赤いスタミナバーで確認できる。スタミナは時間と共に回復し、1度に3度までダッシュ可能だ。スタミナをしっかり把握しておけば、ハンターとの遭遇時にも慌てることなく逃走できる可能性が高まる

 初めてプレイする場合、自分が広いマップのどこにいるのか、迷ってしまうことがある。ミニマップ表示に切り替える(PS4はタッチパッド、Xbox OneはXboxボタンの左下にあるビューボタン、PCはTabキー)ことで、いつでも自分の居場所と進行方向を確認することができる。

 進化する場合は、数秒間無防備な状態が続くことから、物陰やマップの目立たないところに身を潜める必要がある。迷った時はすぐマップを表示して、進行方向と現在地をチェックするよう心がけよう。ミニマップ表示に切り替えた場合は、進化の段階や現在の目標も確認できる。

 モンスターでプレイする場合、ハンター達はモンスターの足跡を追ってモンスターを追跡してくる。この足跡は一定時間で消えるが、ダッシュや飛行時にも残ってしまい、普通に移動しながら野生動物を捕食していると、いずれ必ず追いつかれてしまう。

 序盤でハンターに追いつかれた場合は、とても不利な戦いになることから、この足跡を消すために“スニーク”移動を活用しよう。“スニーク”はPS4なら○ボタン、Xbox OneはBボタン、PCは左のCtrlキーで発動可能で、使用時は移動速度がやや遅くなる代わりに、足跡を一切残さない移動が可能になる。

 まずは、わかれ道や崖の前後あたりで一旦足跡を消し、どちらに向かったのかハンター達に悟られないよう行動することで、野生動物の捕食に必要な時間と距離を稼ごう。同じく、進化する際にも1度足跡を消しておけば、安全に進化できる可能性が大きく高まる。

 そして、モンスターの鋭い“嗅覚”(PS4は右スティックのR3押し込み、Xbox Oneは右スティック押し込み、PC版はマウスの右クリックで発動)を利用した周辺の探索を欠かさないようにしよう。“嗅覚”を使用すれば、モンスターの居場所をハンター達に知らせてしまう鳥たちや、餌となる野生動物の居場所が手にとるようにわかる上に、モンスターに接近するハンター達の姿を捉えることも可能だ。

 この“嗅覚”と“スニーク”を利用した、安全な捕食と進化を身につければ、モンスターのプレイは格段に楽しさを増し、モンスターの強力なパワーを存分に発揮することができるだろう。

強靱な肉体と跳躍力でハンターを襲う“ゴライアス”の特徴と基本

強靱な肉体と跳躍力でハンターを襲う“ゴライアス”

 最初にプレイできるモンスターが“ゴライアス”。“ゴライアス”は強靱な腕力と脚力を利用した近接攻撃や岩投げ、跳躍を得意とする標準的なモンスターで、4つの能力を特色としている。また、体力とシールドがモンスターのなかで最も多いことも初心者に最適な特徴の1つだと言える。

 4つの能力は、「強力な炎を吐く“火炎放射”」、「巨大な岩を投げつける“岩投げ”
・大きく跳躍し地表の敵を強襲する“跳躍撃”」、「前方へ疾走する“突進”」となる。初めてプレイする場合は、ハンターをまとめて遠距離から攻撃でき、威力も高い“岩投げ”と“跳躍撃”を中心に強化しつつ、やや正確な狙いが必要な“火炎放射”と移動に便利で少し狙いが難しい“突進”を併用するのがおすすめだ。

 ハンターから逃げる場合には、3回分のダッシュと“跳躍撃”、“突進”を使用することで、大きく距離を離すことが可能。“嗅覚”でハンター達が姿を検知できない程度に距離を稼ぐことができれば、一旦“スニーク”で足跡を隠し、再び野生動物の捕食と進化に集中することができるだろう。

空を飛び、雷を操る“クラーケン”の特徴と基本

空を飛び、雷を操る“クラーケン”

 “ゴライアス”のプレイを重ね、4種類の技に用意された条件をそれぞれクリアすることで、2体目のモンスター“クラーケン”が使用可能になる。“クラーケン”が使用可能になる頃には、最初に紹介した基本もほぼ習得し、数度の勝利を収めた頃だろう。“クラーケン”は“ゴライアス”の対極にあるとも言える、“飛行”と“遠距離攻撃”を特色とするモンスターで、空中を思いのままに移動し、ハンターの射程距離が短い攻撃が届かない高い空中から一方的に攻撃を加える戦法を得意としている。

 クラーケンの能力は、「収束し爆発する雷の柱を生じさせる“電撃”」、「トラップやハンターの分断に有効な“電撃地雷”」、「付近の敵全てに電撃を放つ範囲攻撃“電磁波”」、「ハンター達を後方へと追いやる遠距離攻撃“旋風”」となる。

 クラーケンを使い始める場合には、扱いやすい“電撃”と“旋風”を中心に、トリッキーな罠としても活用できる“電撃地雷”、近接戦闘時に効果を発揮する“電磁波”を併用するのがおすすめだ。

神出鬼没の暗殺者“レイス”の特徴と基本

神出鬼没の暗殺者“レイス”

 “クラーケン”のプレイを重ね、最後にプレイ可能となるのが3体目の“レイス”だ。“レイス”はモンスターの中でも最もシールドと体力が低く、“スニーク”や“奇襲”に特化した非常にトリッキーなプレイと、4つの能力を特色としている。

 4つの能力とは、「前方へ突進し大きな爆発を引き起こす“衝撃波”」、「遠く離れた場所からハンターを連れ去る“神隠し”」、「姿を消し分身を出現させる“囮”」、「レイスの戦闘力を飛躍的に向上させる“亜空間”」だ。

 “レイス”でプレイする頃には、もう初心者を卒業し、中級者への階段を上り始めているはずだ。レイス本体の攻撃を大きく強化する“亜空間”や扱いやすい“衝撃波”を中心に、ハンターが予想もしないような奇襲を可能にする“神隠し”と“囮”の利用方法を習得すれば、モンスタープレイの新たなステージへと1歩を踏み出すことができるだろう。

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(勝田哲也)