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「マイクラ統合版」マルチサーバープレイガイド 2024年版
PCから、スマホ、Switchまで様々なデバイスでクロスプレイを楽しもう!
- 提供:
- KAGOYA CLOUD VPS
2024年1月26日 00:00
「マインクラフト(Minecraft)」は、サンドボックスゲームの代名詞的な存在であり、世界中のプレイヤーに愛されている。「マインクラフト」は一人でプレイしても楽しいが、親しい仲間と一緒にプレイするとその面白さは何倍にもなる。
「マインクラフト」でマルチプレイをするにはいくつかの方法があるが、一番おすすめなのが、自前のマルチサーバーを利用する方法だ。昨年、Java版「マインクラフト」や「ARK: Survival Evolved」、「Valheim」といった人気ゲームのマルチサーバーの立て方を解説したが、今回は、カゴヤ・ジャパンの「KAGOYA CLOUD VPS」を使って、クロスプレイに対応した「マインクラフト統合版」のマルチサーバーを立てる方法を解説したい。
マルチサーバーを自前で立てると「マインクラフト統合版」がさらに楽しくなる
まずは「マインクラフト統合版」のマルチサーバーとは何か? その魅力はどういったところがあるかを説明したい。
最近は「マインクラフト」や「フォートナイト」、「Apex Legends」など、多くのプレイヤーが同時に遊べるマルチプレイ対応ゲームが人気を集めている。マルチプレイ対応ゲームは、実際にその場に集まっている人だけでプレイするローカルマルチプレイと、いる場所を問わず一緒にプレイできるオンラインマルチプレイに大別できるが、ここで挙げたタイトルは、すべて後者に属する。
オンラインマルチプレイは、インターネット経由でサーバーに接続するか、自分のPCにプレイヤーがアクセスすることで実現される。前者は、マルチサーバーゲームと呼ばれ、後者はホストゲームと呼ばれるが、「マインクラフト統合版」は、この両方のマルチプレイに対応している。マルチサーバーは、一般に公開されており、誰でもアクセスして一緒にプレイできる公開マルチサーバーと、パスワードなどで保護され、特定の人しかアクセスできない非公開マルチサーバーに大別できる。
いわゆる公式サーバーは基本的に公開マルチサーバーであり、単に仲間と一緒に遊ぶだけなら、そうした公開マルチサーバーにみんなでアクセスすることもできるが、公開マルチサーバーでは友達だけでなく、知らない他人も入ってきてしまうため、不快な思いをしたり、トラブルの原因になることもある。
例えば、「マインクラフト」なら、せっかく仲間と作った村や建物などを他人に壊されてしまったり、いきなり攻撃を受けてしまうこともある。また、チャットなどで暴言を吐かれたり、ゲームでの出来事が元でSNSでトラブルになる可能性もある。ゲームの世界だけのトラブルならまだしも、ゲームでの諍いが原因となり、現実世界での事件に発展した例もある。親の立場から見ても、まだ社会経験の浅い小中学生が見知らぬ大人と触れあうことに不安を持つ人が多いだろう。安全な環境で遊んで欲しいというのが、親心というものだ。
「マインクラフト」の場合は、マルチサーバーを立てなくてもホストゲームとして自分のPCで作ったワールドに友人を招いて遊ぶこともできるが、自分がそのゲームを終了したり、PCをシャットダウンしてしまうと、一緒にプレイしていた友達もそのワールドから追い出されてしまう。
しかし、自分でマルチサーバーを立てれば、友達といつでも遊びたいときに同じワールドで「マインクラフト」をプレイできるのだ。例えば、「マインクラフト」のクリエイティブモードで、大きな建物や街を友達と分担して作る場合など、自由に使えるマルチサーバーがあれば、時間を合わせて一緒にプレイしなくても、自分の都合のいい時間で自分の作業を進めることができる。自分で立てたマルチサーバーにログインパスワードを設定したり、IPアドレスを知らせないようにして、非公開マルチサーバーとして運用すれば、他人が同じワールドに入ってきて不快な思いをすることはない。
また、難易度などの設定を自由に変更して好みの環境で遊べることも、自分で立てたマルチサーバーならではのメリットだ。自前マルチサーバーがあれば、「マインクラフト統合版」がさらに楽しくなるのだ。
マルチサーバーには「自宅のPC」を使う方法と「レンタルサーバー」を使う方法がある
このように自前でマルチサーバーを立てて運営することには、さまざまなメリットがある。では、マルチサーバーを立てるにはどうすればよいのだろうか。マルチサーバーを立てるには、「自宅のPCをサーバーにする」か「レンタルサーバーを利用する」という2つの方法がある。
前者の方法は、PCにLinuxなどのOSを入れてサーバーとしての設定を行い、ゲームごとのサーバーソフトを導入するというものだ。この方法は、Linuxやサーバー管理に関する知識が必要で、外部に公開するためにルーターのポートを開ける作業も必要だ。また、マルチサーバーを24時間稼動させるには、サーバーとして使っているPCの電源を入れたままにする必要があるので、電気代がかかるほか、外部からのアクセスを許可するため、セキュリティ面でも不安が残る。サーバーは基本的に他のプログラムを動かさずにことになるので、普段ゲームに使っているPCをサーバーとして使うことはできない。サーバー専用のPCをもう一台用意しなくてはならないため、初期コストもかかる。
それに対して、レンタルサーバーを利用する方法は、サーバーに使うPCを自分で用意する必要がなく、ルーターなどの設定も不要で、サーバー管理に関する知識も必要ない。もちろん、サーバーのレンタル料金(日額や月額)は必要になるが、初めてマルチサーバーを立てるのなら、レンタルサーバーを利用するのがおすすめだ。
レンタルサーバーは、その利用形態によって共用サーバーや専用サーバー、VPSなどに分けられるが、マルチサーバーを構築するなら、安定したパフォーマンスが得られ、価格も手頃で自由度が高いVPSが向いている。VPSとは、Virtual Private Serverの略で、日本語にすると仮想専用サーバーとなり、物理サーバーにインストールされているOS(ホストOS)の上に、ユーザーそれぞれに仮想サーバーが割り当てられ、ユーザーはその仮想サーバーを専有して使えるというサービスだ。仮想サーバーの管理者権限を持てるので自分の好きなアプリケーションをインストールでき、OSも選ぶことができる。また、仮想サーバー1つ1つにCPUやメモリなどの資源が割り当てられ、ユーザーはそれを専有できるので、共用サーバーに比べて他のユーザーの影響を受けにくいこともメリットだ。
「KAGOYA CLOUD VPS」で立てる「マイクラ統合版」マルチサーバー
さて、「マインクラフト統合版」のマルチサーバーを立てて、みんなで遊んでみることが今回のテーマだ。マインクラフトプレイヤーなら知ってる方も多いと思うが、マインクラフトにはJava版と統合版という2種類のパッケージが存在する。マインクラフトはもともとJavaで開発されていたのだが、ゲームコンソールやスマートデバイスに移植するためにJavaを使わない統合版の開発も始めたのだ。
Java版はPCでしか動作しないが、統合版はPCだけでなく、Switchやプレイステーション 4/5、XboxなどのゲームコンソールやiPad/iPhone、Android搭載タブレット/スマートフォンでも動作することが特徴だ。さらに、統合版は異機種間でのクロスプレイにも対応する。Java版と統合版では、基本的なゲーム内容は同じだが、別々のアプリケーションとなっており、Java版用のMODは統合版では利用できず、統合版では代わりにアドオンが用意されているなど違いがある。もちろん、サーバーも異なるため、Java版と統合版で同じワールドに入ることはできない。
今回は、カゴヤ・ジャパンが提供している「KAGOYA CLOUD VPS」を利用して、「マインクラフト統合版」のマルチサーバーを立ててみた。カゴヤ・ジャパンは、元々はお茶を摘むときに使う籠を販売していた会社(そこからカゴヤという会社名がついた)であり、その後、LPガス供給事業を開始、1998年からISPサービスを開始した。必要な人に対して必要な分のインフラを素早く提供するということでは、籠屋もLPガスもISPも変わらないのだ。カゴヤ・ジャパンは、低価格で高品質なサービスを提供していることでユーザーからの人気が高い。「KAGOYA CLOUD VPS」を選んだ主な理由は、以下の3つだ。
・価格が安く、1日単位で契約が可能
・低スペックではじめて途中で切り替えられる
・「マインクラフト統合版」のパッケージが用意されている
「KAGOYA CLOUD VPS」は、1日20円(税込)からという低価格でサービスを利用できることが魅力だ。他社は月額料金となっているところも多く、ちょっとだけ試してみる場合も最低1ヶ月分の料金が必要になるが、「KAGOYA CLOUD VPS」なら気軽にマルチサーバーを立てて、試すことができる。なお、「KAGOYA CLOUD VPS」では、月額上限金額も設定されており、例えば、1日24円(税込)のプランで1ヶ月使った場合、24円×30日=720円ではなく、上限660円となるのでさらにお得になる。
プランが細かく用意されており、CPUコアやメモリ容量、ストレージ容量などを自由に選べることもメリットだ。また、最初は少ないコアやメモリでスタートし、途中でスペックを上げたくなったら自由にプランを切り換えられることも嬉しい(もちろん利用料金も上がるが)。全てのプランで高速なSSDを採用しているので、動作も高速だ。Webブラウザからセキュリティ設定やコンソール操作などが可能なコントロールパネルも便利だ。
さらに、「マインクラフト統合版」のマルチサーバーを立てるためのパッケージが用意されていることもポイントだ。 通常、VPSを利用してマルチサーバーを構築するには、サーバーの契約をしてOSを導入した後に、コンソール画面からLinuxのコマンドを入力してサーバープログラムをダウンロードしてインストールしたり、Viやnanoのようなエディタを使って設定ファイルを書き換えるといった作業が必要になるため、そうした作業に慣れていない人にはややハードルが高い。
しかし、「KAGOYA CLOUD VPS」なら、メニューから選ぶだけで、「マインクラフト統合版」マルチサーバーをインストールできるパッケージが用意されている。初めてマルチサーバーを立てるという人でも、簡単に「マインクラフト統合版」のマルチサーバーを構築することができるのだ。なお、「KAGOYA CLOUD VPS」では「マインクラフトJava版」マルチサーバーをインストールするためのパッケージも用意されており、Java版のマルチサーバーを立てたいという人にもおすすめだ。
KAGOYA CLOUD VPSなら「マインクラフト統合版」マルチサーバー構築もとても簡単
それでは、「KAGOYA CLOUD VPS」を利用して、「マインクラフト統合版」のマルチサーバーを構築する手順を解説する。
マルチサーバーを構築するためには最初にインスタンスを作成する必要がある。インスタンスとは、ユーザーが自由に利用できるVPSの1つ1つのサーバーのことで、インスタンスごとに料金がかかることになる。クラウド上に自分専用の仮想的なサーバーを設置して利用できるようにすることだと考えればよい。インスタンス作成の手順は以下のようになる。
カゴヤ・ジャパンのサイトからVPSの申し込みを行うと、アカウントが発行される。そのアカウントを使って、Webブラウザから「KAGOYA CLOUD VPS」のコントロールパネルを開き、右上にある「インスタンス作成」をクリックする。パッケージは「Ubuntu 22.04 LTS」を、アプリケーションセットアップは「Minecraft Bedrock Server(統合版)」を、スペックは、「2コア/2GB/25GB」を選択する。「ログイン用認証キー追加」をクリックして、登録をクリック後、登録された認証キーを選択する。コンソールログイン用のパスワードとインスタンス名を入力し、一番下の「インスタンス作成」をクリックすれば完了だ。
インスタンス作成には十数分かかるが、作成が完了すればインスタンス一覧に表示される。インスタンス名をクリックすると、詳細情報が表示される。このIPアドレスがサーバーアドレスとなるので、メモしておくことをおすすめする。なお、アクセスが集中しているとインスタンス作成時にエラーが出るときもあるが、その場合はしばらく待ってから、再度インスタンスを作成すればよい。
実際に「マインクラフト統合版」のマルチサーバーに接続してみる
これだけで、「マインクラフト統合版」マルチサーバーの構築が完了し、接続して遊べる状態になっている。メニューから選ぶだけなので、初めてマルチサーバーを構築するという人でも、戸惑うことはないだろう。ゆっくり作業をしても、30分もあれば「マインクラフト統合版」マルチサーバーの導入が完了する。思い立ったらすぐマルチサーバーを構築できるのも、VPSならではだ。
それでは、今作成したマルチサーバーに接続してマルチプレイする方法を説明する。
通常、マルチサーバーに接続してゲームをプレイする際には、クライアントとサーバーのバージョンを揃える必要があるが、「マインクラフト統合版」の場合は、起動時に常に最新バージョンかどうかをチェックし、最新でない場合は自動的にアップデートされる仕組みになっているので、バージョン違いを気にする必要はない。
PCやスマートフォン/タブレットから「マインクラフト統合版」の自前マルチサーバーにアクセスするのは簡単だ。「マインクラフト統合版」を起動したら、「プレイ」をクリックし、「サーバー」タブをクリック。左ペインの一番下にある「サーバーを追加」を選び、サーバー名とサーバーアドレスを入力する。サーバー名は自由に付けてかまわない。サーバーアドレスは、作成したマルチサーバーのIPアドレスとなる。サーバーを追加すると、サーバー一覧の一番下にそのサーバーが表示されるので、その名前をクリックすれば、サーバーに接続される。一緒に遊びたい友人にサーバーアドレスを伝えれば、友人と一緒にプレイできる。
ゲームコンソールでマルチサーバーにアクセスするにはネットワークの設定変更が必要
これでPC以外で「マインクラフト統合版」を遊んでいる友人達ともクロスプレイができるようになったのだが、実はゲームコンソールからは、デフォルト設定では自前サーバーにアクセスすることができない。これはPS4/5、Xbox Series X|S、Xbox One、Nintendo Switchすべて共通で、手動でDNSを設定する必要がある。ここでは、Switchでの設定方法を紹介する。
まずはSwitchで「マイクラ統合版」を起動する。タイトル画面で「プレイ」を選択後、プレイするワールドなどを選択する画面になるが、タブを操作して「サーバー」を移動する。ここで注意が必要なのはSwitchでは初期時点では「サーバー」のタブはあるのだが、「サーバーを追加」が表示されないのだ。
そこでいったんゲームから離れて、Switchの設定メニューに戻り、「インターネット」→「インターネットの設定」を選び、接続しているネットワーク機器を選ぶ。次に、DNS設定を手動にし、優先DNSを「104.238.130.180」に、代替DNSを「008.008.008.008」に設定する。その後、どれでもいいからサーバーを選んで「サーバーに接続」を選択する。こうすることでSwitch版でも、自前のマルチサーバーを追加できるようになる。
ここで一番上の「Connect to a Server」を選択し、「Server Address」に、マルチサーバーのIPアドレスを入れる。下にある「Add to server list」のスイッチを右側にすると、今入力したサーバーがリストに追加される。入力し終えたら、「送信」を選択すれば、自前マルチサーバーに接続される。2回目以降はどこでもいいから適当なサーバーを選んで「サーバーに接続」を選択すると、再びさっきの画面が出てくる。下から2番目の数字が並んでいるところが、自前マルチサーバーだ(サーバーアドレスなどを入力する際にサーバー名を入れれば、その名前が表示される)。
マルチサーバーなら他人に邪魔されずにいつでも続きを遊べて楽しい
自分で構築したマルチサーバーで「マインクラフト統合版」を最大4名でプレイしてみた。デフォルトの状態では、ゲームモードはサバイバルで、難易度はイージーとなっている。
今回は、2コア2GBというかなり低めのスペックのVPSを立てマルチサーバーを構築してみたが、4人でプレイした感じでは、動作は十分軽く安定していた。息子は、Discordなどを使って声を掛け合いながら楽しそうにプレイしていたが、5、6人程度ならこのスペックでも十分快適にプレイできそうだ。参加プレイヤーが増えて、サーバーの動作が重いと感じたら、4コア4GBなどにアップグレードすればよい。
24時間稼動している自前マルチサーバーがあれば、無理に時間を合わせてプレイしなくても、自分が空いている時間にサーバーにアクセスして、建築や資材集めの続きをやることができる。息子も、自分が寝ている間に友人がいろいろ進めてくれていたようで、起きたら農場に牛があふれていてびっくりしていた。もちろん、友達と同時にプレイするのもとても楽しい。
設定を変更すれば自分好みの環境でプレイできてさらに楽しい
好きな設定でワールドを生成し、そこで仲間とプレイできることも自前マルチサーバーの魅力だ。少しハードルが高くなるが、設定の変更手順を紹介する。
設定ファイルを編集することで、非常に細かな設定が可能だが、ここでは代表的な項目のみ説明する。マルチサーバーの設定は、
/opt/minecraft-server/server.properties
という設定ファイルに記述されているので、「KAGOYA CLOUD VPS」のコントロールパネルから、コンソールを開く。ユーザー名「root」、パスワードはインスタンス作成時に指定したものを入力。コマンドラインで
nano /opt/bedrock-server/current/server.properites
と入力し、設定ファイルを開く。必要な箇所を修正し、「Ctrl+X」キーで終了、「Y」キーを押し、そのあとでEnterキーを押して、ファイルを上書き保存する。
例えば、ゲームモードをクリエイティブにしたいときは、gamemodeの行を「gamemode=creative」にすればよい。ゲームモードは、サバイバル、クリエイティブ、アドベンチャーから選べる。難易度はdifficultyの行で指定する。デフォルトではeasyになっているが、peacefulやnormal、hardといった選択が可能だ。server-nameの行で、サーバー一覧に表示されるサーバー名を設定できる。また、サーバーで同時にプレイできるプレイヤーの最大数はデフォルトでは10名に設定されているが、max-playersの値を増やせば、同時にプレイできるプレイヤー数を増やせる(もちろん、プレイヤーが増えるとサーバーの負荷も高くなるので、より上位のプランに変更する必要が出てくる)。
なお、設定を変更しても、そのままではワールドが再作成されないので、設定ファイルのワールド名を指定する「level-name=Bedrock level」の「Bedrock level」を他の文字列に変更し、設定ファイルを保存後、コントロールパネルからインスタンスの再起動を行えば、新しい設定で新しいワールドが作られる。ワールドはそのまま、設定だけ変更したい場合は、「level-name」をそのままにすればよい。
マルチサーバーを立てて「マインクラフト統合版」をもっと楽しもう!
今回解説したように、マルチサーバーのアプリケーションパッケージが用意されているタイトルなら、誰でも簡単にVPSを使った自前のマルチサーバーの構築が可能だ。「マインクラフト統合版」のような採取やクラフトが重要な要素を占めるオープンワールドタイプのゲームを友達とゆっくり自分のペースでプレイできることが、自前マルチサーバーの醍醐味だ。
カゴヤ・ジャパンの「KAGOYA CLOUD VPS」は、インスタンスの速度や安定性はもちろん、コントロールパネルも使いやすく、非常に満足度が高かった。利用料金も、国内大手ISPとして最安値クラスであり、コストパフォーマンスはとても優秀だ。例えば、2コア2GBのVPSなら、日額24円、月額660円でマルチサーバーを維持できる。友人6人と100円ずつ出し合ってサーバーを維持するのもいいだろう。
自前マルチサーバーなら、知らない他人が入ってきて荒らされる心配がないので、好きなペースで自由に遊べることも魅力だ。仲間と巨大建造物を作り上げるのも、エンダードラゴン討伐に挑戦するも自由であり、「マインクラフト統合版」の楽しさを最大限に引き出せる遊び方といってもよいだろう。
初めて「マインクラフト統合版」のマルチサーバーを構築するなら、「KAGOYA CLOUD VPS」がおすすめだ。「マインクラフト統合版」マルチサーバー構築に興味があったが、難しそうとか、お金がかかりそうということで、断念していた方には是非挑戦していただきたい。