「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌

【連載第13回】「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌

アニムス完成したよー♪ うおっまぶしっ! ~ゾディアックウェポンストーリー・アニムス編

【ゾディアックウェポンストーリー】

1人用コンテンツ

クエスト受注条件:古の武器・アートマを装備

コンニチハ。F.A.T.E.待ってますが、暑いです。あれ、なんだか気が遠く……

 ゾディアックウェポンストーリーの第2段階、アニムス作りはアートマの試練をくぐり抜けたものにとっては、小学生のおつかいに感じるはずだ。ゴールの見えないアートマ集めと違って、アニムスの試練は達成度が目に見える。今日はここまでやろう、と自分で決められる楽ちんさは想像以上だ。

 ただ、ゾディアックウェポンの強化は実質的にはアニムスがスタート地点だと言っていいだろう。というのも、苦労の末アートマを完成させると武器のアイテムレベルは100になるのだが、この時点ではステータスはゼニスと変わらないのだ。

 「どういうことやねん!」とシャルザーンに詰め寄りたいところだが、なんでも、黄道十二文書という古文書に従って、古代の戦いを再現することで武器をさらに強化させることができるというのだ。

 古代の英雄が倒した魔物にわりと似ているから、などという理不尽な理由で倒される方はたまったものではない気もするのだが、アニムスを作るためには悪人の1匹や2匹の犠牲などどうということはない、グフフ……。ってこれではどっちが悪なのか分からない気もするが、そんな些細なことは気にせずゴー・アヘッド!

かつて「9-2-11」という謎の暗号があった

 与えられた課題をこなすのが得意な人にとってはむしろ楽しいアニムスクエストだが、古文書をもらうための資金集めは結構大変だ。「黄道十二文書」はレヴナンツトールにいるグ・ジュサナが交換してくれるのだが、「カビ臭い古文書」だの「何に使うのかわからないけど」などとクサしながらも、1,500もの「アラガントームストーン:神話」を要求してくる。

 足下見まくりのぼったくり価格だが、ビタ1文まけてくれない。さすがは神話御殿を作るロウェナ一家の構成員だけのことはある。実はシャルザーンと裏でつるんで光の戦士をカモにしているだけなのでは? と勘ぐりたくなるほどの商売上手だ。

 9冊もらうのに必要な神話の数は13,500個。あまりの数に立ちくらみを起こしつつも、とにかく神話を稼がねばならない。ゾディアックウェポンが実装されたパッチ2.2の時点では、大量の神話を短時間に稼ぐには、「盟友支援 ブレイフロクスの野営地」で敵をまとめて範囲魔法で焼きつつ、2つめのボスを倒したところで退出するという、いわゆる“ブレフロダッシュ”が盛んに行なわれた。

 当時パーティ募集はで、ブレフロダッシュの符号「9-2-11(9匹まとめ、2匹無視して、11匹まとめるということらしい)」をよく見ることができた。筆者も1度知り合いに連れられて参加してみたが、かなり装備が整っていてなおかつ全員が慣れているという前提がないと、全滅してしまって逆に時間がかかるということがよく分かった。

 その後は段階的に神話の取得数が緩和されて、2.3現在では「クリスタルタワー:古代の民の迷宮」で200個、「シルクスの塔」で100個、コンテンツルーレットのボーナスでも100個~、さらにモブハントやフロントラインでも報酬として手に入るなど格段に入手しやすくなっているため、ブレフロダッシュの符号を見ることもなくなった。

 前回の予告で、アニムスが完成するか微妙なレベル、と書いていた通り、この原稿前の数日間は必死の神話集めが続いたのだが、毎日コンテンツルーレットを一通り回し、F.A.T.E.やエネミー討伐をしながらクリスタルタワーにキューを入れまくることで、最後数日は1日1冊ペースを達成した。だが、はっきりいってしんどかった。

 眠い目をこすりながらヒーヒー言いつつ神話集めをしていても、ロウェナが儲かるだけであまり良いことはない。のんびり集めても、3日もあれば貯まるのだから、無理しなくてもいいと思うのだ。だいたいロウェナという女性は、フロントラインを仕組んだテレジ・アデレジ以上にすごい気がするのは筆者だけだろうか。このままの勢いでいくと、次の次のパッチくらいになると、レヴナンツトールにロウェナ王国が誕生しているのではと期待してしまう。もちろんその原資は、我々光の戦士の血と汗と涙がしみこんだ神話や戦記などなどだ。

(石井聡)