「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌

【連載第13回】「新生FFXIV」エンドコンテンツ攻略日誌

【ゾディアックウェポンストーリー】

1人用コンテンツ

クエスト受注条件:古の武器・アートマを装備

同じF.A.T.E.を待っている俺たちって仲間だよね!

 そんな苦労の末に手に入れる「黄道十二文書」は全9巻。1巻ごとにエネミー討伐10種類×各10匹、ダンジョン攻略3種類、F.A.T.E. 3種類、リーヴ3種類がワンセットになっている。これを一通りこなすと報酬としてステータスが少しだけ上がる。上がるステータスは巻ごとにきまっていて、好きなステータスから上げることができる。

 まずはエネミー討伐である。対象となるエネミーはザハラクとか、シルフ領とか、ブルーフォグなどなど、フィールド内でも特にレベルの高い敵がいるエリアが対象になっている。コブランやデュラハンのようにポップ数が多い敵なら速攻で終了するが、ポップ数が少ないようなものは時間によってはライバルとの取り合いになることもある。

 最速ゲットを目指すコアユーザーが取得を目指していた頃には熾烈なMobの奪い合いが展開されたことは想像に難くないが、幸い、今はそこまで必死にならなくても、別のターゲットを先に終わらせてから戻ると、前の人はすでに終わらせてリポップしている程度だ。

 ダンジョンとリーヴについては、特に難しいことはない。あえて言うなら筆者のように、“古アムダプール市街”に行くつもりで“古城アムダプール”に行ってしまったり、その後クリスタルタワーに行くつもりが、アムダのチェックを外し忘れてもう1周する羽目になったりしないよう注意してくださいね、くらいだろうか。

 黄道十二文書で最も大変なのはF.A.T.E.だろう。数あるF.A.T.E.の中には一筋縄ではいかないものも多い。しかし、かつては引きこもりの名を欲しいままにしたクルザスのドラゴンフライ「セプス」や、あまりの強さにパーティ必須で雪原に数多くの悲鳴を刻んだフェロック四姉妹など難敵は調整され、今はぐっと倒しやすくなった。かつては6時間待っても湧かない敵もいたようだが、湧きにくさナンバーワンと言われた「友よ、家族よ」でも1時間は待たなかった。

 筆者が1番待ったのは、東ザナラーンの「醜悪なる合成獣『バドゥ』」だ。実はたまたま現地に到着したとき、いいタイミングで沸いていたのだが、降りる道が分からず迷っている間に倒されてしまった。次のポップを待っている数時間の間に、周囲に同じくバドゥ待ちの人が増えていった。時間つぶしに周りのMobを狩ったりしている間に、会話こそないがだんだんと親近感が湧いてきて、バドゥを倒し終わった後は「お疲れ様でした!」と口々に挨拶が飛び出す仲になっていた。1つ残念だったのは、待ちくたびれて食事にでも行ったのか、座ったまま動かなかった吟遊詩人がいたことだ。彼のエオルゼア人生に幸あれ!

 F.A.T.E.の敵はポップ後数分の命であることが多いため、なるべく発生場所で待ちたい。クルザスに「セプス倒すのまってー!」といったシャウトが響き渡ることも珍しくはない。そのためにも事前にどこで発生するのかしっかりと調べておいたほうがいい。幸い、過去にアニムスを作成した光の戦士たちが、ネットのあちこちにヒントを置いてくれているのですぐに探せるはずだ。

 それに北部森林の「セルリウムロード」やクルザスの「アインハルトの意地」など、現地のNPCに話しかけないと発生しないF.A.T.E.もある。これを知らずに、マップを開いてよそ事をしながら何時間も発生を待ったのは筆者だけではないはずだ。それにしてもクルザスに比較的地雷が多い気がするのは気のせいだろうか。

これで神話集め終わりですよね? ね? ね?

やっとアニムスできたよ~!

 そんなわけで、いよいよ最後の1冊、最後の敵を倒す。最後の敵は、サプサ産卵地にいる「ショアルトゥース・サハギン」だ。最後の1冊をコンプリートすればもうグ・ジュサナに用はない。ハーストミルに直行して、シャルザーンにアートマをアニムスにしてもらおう。まばゆく光輝くアニムスがあれば、暗い夜道も安心だ。神話集めともおさらばだ!

 アニムスが完成すると、すぐに次のゾディアックウェポンストーリー第3段階目のスタートを告げるクエスト「スフィアの輝き」が受けられる。今度はアニムスをノウスに進化させるわけだが、いきなりまた神話1,500が必要と言われ、軽くへこんでいる。

 大丈夫。神話は集まりやすくなっているので安心……のはずだ。ノウスにすれば、アイテムレベルは110になり、ステータスも上がる。やるしかないじゃないですかー! というわけで、いつの日にか、ノウスが完成した暁には、この記事の続編をお送りしたい。いつになるかは分からないけれど。

 次回からは、気持ちを新たにパッチ2.3コンテンツの攻略を始めてみようと思う。まずは、皆さんもきっと通いまくっているであろう「クリスタルタワー:シルクスの塔」に登ってみたい。

(石井聡)