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「FFXIV: 新生エオルゼア」、「巴術士」、「召喚士」、「学者」体験レポート

強力な召喚獣を使い、敵の状態を見極めた戦いを求められる「召喚士」

強力な召喚獣を使い、敵の状態を見極めた戦いを求められる「召喚士」

タイタン・エギは岩が常に身体の周りを回っている
範囲攻撃を行なうタイタン・エギ

 「召喚士」、「学者」は巴術士から“派生”するジョブだ。1つのクラスから複数のジョブに派生するのは「FFXIV: 新生エオルゼア」の大きな特徴であり、召喚士と学者はその第1弾となる。巴術士からそれぞれのジョブになるにはジョブクエストをクリアしなくてはならない。

 派生ということで、どちらのジョブも巴術士のアクションを受け継いでいる。ここにさらに各ジョブ固有のアクションが追加されていくことになる。巴術士と大きく異なる点としては「サモン」アクションで呼び出していたペットが全く別なものになってしまう点だ。カーバンクルは呼び出せなくなり、それぞれ別な存在を呼び出すことができるようになる。

 召喚士は「イフリート・エギ」、「タイタン・エギ」、「ガルーダ・エギ」の3つの召喚獣を呼び出すことができた。イフリートは炎のエフェクト、ガルーダは風を思わせる緑のオーラをまとっている。タイタンはまるで宇宙空間で惑星の回りに小惑星が回っているかのように、岩の固まりが身体の周りを回っている。地の属性を持つものは地味だというイメージを持っていたが、こういう演出もできるのかと感心した。

 タイタン・エギは今回の3つの召喚獣の中でも1番ごつくて、見応えがあった。タイタンに限らず、各召喚獣は姿はエフェクトが派手で、見ていて楽しい。カーバンクルにはないパワフルさがある。召喚獣を増やしていくには特定の条件を満たさなければいけないという。

 イフリート・エギは接近戦が得意なアタッカータイプ。「フレイミングクラッシュ」で自身の周りに炎を起こし攻撃する。「光輝の盾」はダメージを反射する。ガルーダ・エギは距離をとった攻撃が得意なアタッカータイプで「ウィンドブレード」といったアクションを持っている。レンジ系のアタッカーということでイフリートより若干弱めになっているが、カーバンクル・エメラルドと同様にプレーヤーがかけたDoTの継続時間を延長するアクションを使える。

 タイタン・エギは防御力の高いタンク役の召喚獣。「大地の守り」で防御力を増やし、「ロックバスター」、「マウンテンバスター」といったアクションで攻撃する。「マウンテンバスター」は範囲攻撃アクションで見た目も派手だ。召喚獣は今後レベルキャップ解放などで増えていくかも、ということだ。

 召喚士の固有アクションの「ミアズマバースト」はバイオ、バイオラ、ミアズマがかかっている敵に効果を発揮するアクションで効果が重なってるほど高いダメージを与える。ガンガン敵にアクションをたたき込んでから“とどめ”という感じでこのアクションをたたき込みたいところだ。「スパー」は召喚獣の物理攻撃力と魔法攻撃力を増加させる。

 全体的に召喚士は巴術士の“強化版”という印象を持った。戦い方として召喚獣に敵を引き寄せそこから様々なアクションを当てていくと言うところも同じだ。召喚獣は強くて頼りになる存在で、一方召喚士自身はうまく立ち回り敵にどんな効果がかかっているかを見極めつつ、さらに敵の力を奪い、高いダメージを与えるアクションを狙っていく。プレーヤーアクションが高い召喚士の戦い方を見てみたいと感じた。

【召喚士】
イフリート・エギ
ガルーダ・エギ
公式ブログに掲載されている召喚獣のアップ。右下は各種族での召喚士の装備
イフリート・エギとガルーダ・エギもエフェクトが美しい
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(勝田哲也)