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BenQ ZOWIEからモーションブラー低減機能の新型「DyAC2.0」が発表【#TGS2023】
開発中のコンセプトモデルが参考展示。ミニLED採用モデルも予告
2023年9月23日 17:35
- 【東京ゲームショウ2023:BenQブース】
- 開催期間:9月21日・22日 10時~17時(ビジネスデイ)
- 9月23日・24日 10時~17時(一般公開日)
- 会場:幕張メッセ 国際展示場ホール7
ベンキュージャパンは、東京ゲームショウ2023にブースを出展し、同社がZOWIEブランドで展開するゲーミング機器やMOBIUZシリーズのゲーミングモニター、ゲーミングプロジェクターの新商品を公開した。
目玉となるのは、BenQがZOWIEブランドで展開する競技向けゲーミングモニター新モデルの参考展示だ。独自のモーションブラー低減技術「DyAC」の新型として開発中の「DyAC2.0」を搭載したコンセプトモデルを体験することができる。そのほか、MOBIUZシリーズではミニLED採用モデルの2024年発売が予告。近日発表予定のゲーミングプロジェクター3機種の展示も行なわれた。
「DyAC2.0」搭載コンセプトモデル
「DyAC」はBenQがZOWIEブランドで展開するゲーミングモニターに搭載されているモーションブラー低減機能。「CS:GO」や「VALORANT」といったFPSゲーム中の画面の揺れを軽減しリコイルコントロールの向上などに役立つ。
TGS会場では開発中のコンセプトモデルが参考出展された。開発中のため、仕様は変更となる可能性が高いというが、フレームデザインやスタンドのデザインまで既存モデルとは異なる姿が確認できた。既存の「DyAC+」搭載モデルと見比べることができる。
ZOWIEの定番マウスパッド「G-SR」がリニューアル
9月19日に発表されたばかりのマウスパッド「ZOWIE G-SRII」と「ZOWIE G-SR-SE Gris」も会場で早速試すことができる。同社の定番布製マウスパッド「G-SR」と「G-SR-SE Gris」をリニューアルしたモデルだ。
既存モデルからの変更点として、表面素材と縫製が変わった。新モデル・旧モデルとも会場に展示があるため、交互に試してみたが、短時間での使用感はほぼそのままという印象だった。縫製の密度が向上しているということで、新モデル2種は旧モデルより手触りが若干良くなっていると感じた。また、防湿性の向上が1つのポイントで、長時間使用した際や湿度による使用感の変化を抑える設計だという。
ミニLED採用モニター「MOBIUZ EX321UX」が発表
没入感重視のゲーミングモニターを展開している「MOBIUZ」シリーズからは初のミニLED採用モデル「MOBIUZ EX321UX」の2024年発売が発表された。サンプルは間に合わなかったため、今回は映像のみでの予告となる。32型の液晶パネルに、1,152エリア分割のミニLEDを採用、最大輝度は1,000cd/㎡の仕様となり、本体カラーはホワイトを予定している。
エントリー向け~ハイエンドまで3種のゲーミングプロジェクターが新登場
10月以降に発表予定の3種のゲーミングプロジェクター新モデルも会場に実機が展示されていた。既存モデルになかった機能として、内蔵のAndroid TVが新しく「Netflix」にも対応している。
4Kハイエンドゲーミングプロジェクターをうたう「X3100i」は、発売中の「X3000i」のデザインを引き継いだ新型となる。輝度が10%高い3,300ANSIルーメンとなり、新機能としてレースゲーム向けのゲームモードを搭載。内蔵スピーカーを含めて臨場感あるレースゲームを楽しめるようになったという。RPG、FPS、スポーツゲーム向けの各ゲームモードも引き続き搭載している。
新モデルとなる「X300G」は、ポータブルゲーミングプロジェクターとしてエントリー向けに発売予定。ちょうど小脇に抱えられるぐらいのサイズ感で、リビングやゲームルームなど家庭内で手軽に移動させて設置・使用できる。