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六本木ヒルズにて開催予定の「手塚治虫 ブラック・ジャック展」の情報が多数公開
会場限定アードブックの販売も
2023年8月2日 13:04
- 【手塚治虫 ブラック・ジャック展】
- 開催期間:10月6日~11月6日
- 会場:東京シティビュー(六本木ヒルズ森タワー52階)
- 料金:
- 2,300円~(一般)
- 1,700円~(学生)
- 900円~(子ども)
- 2,000円~(シニア)
東京シティビューは、10月6日より開催を予定している展覧会「手塚治虫 ブラック・ジャック展」の情報を公開した。会場は東京都の東京シティビューで、料金は一般が2,300円より。
今回は展覧会の内容やチケット情報、会場にて購入可能なアートブックの情報が公開された。イベントでは当時の資料を元に作品の魅力に迫る内容や、写真撮影が可能なフォトスポットが設置される。
会場構成
エントランス
東京の絶景が広がる展望台エントランスには、「ブラック・ジャック邸」が登場する。ブラック・ジャックとピノコが過ごしたお馴染みの家を、マンガの原作コマを元に内装、間取りなどを再現。手術室も兼ねたブラック・ジャック邸内では、ブラック・ジャックになりきって、オペシーン風の記念撮影ができる。
第1室 B・J とキャストたち
エントランスから通路を進むと、「ブラック・ジャック」の登場人物たちが出迎える第1室が始まる。ブラック・ジャック、ピノコ、ドクター・キリコ、如月恵、本間丈太郎などのキャラクターたちと自由に写真が撮れるフォトスポットとなっている。第1室では、作品に登場する個性豊かなキャラクターたちの裏話や謎を各登場エピソードと併せて紹介し、「ブラック・ジャック」が織り成すストーリーを展示する。
※「B・J」は「ブラック・ジャック」の略称
第2室 B・J 誕生秘話
第2室では手塚治虫が「ブラック・ジャック」を生み出すにいたる背景を当時の資料とともに紹介。マンガの“神様”といわれた手塚治虫氏の「新寳島」や「鉄腕アトム」の作品資料に加え、医大時代の資料などの手塚治虫と医療の深い関わりを示す資料も確認できる。
さらに「ブラック・ジャック」が初めて登場した記念すべき第一話目の原稿や、本展のために新たに収録した「ブラック・ジャック」誕生の秘密を解き明かす手塚プロの関係者、出版に携わった編集者などの証言映像を上映。50年前の当時、型破りとも思われた「医療を描いたマンガを少年誌に掲載する」という手塚治虫の前代未聞の発想の秘密を、展示を通して解き明かす。
第3室 B・J 曼荼羅
ブラック・ジャックやピノコ、それぞれのストーリー全体を通しての遍歴、高額請求の謎や、動物のいのちを扱った作品など、主要なテーマごとに作品を展示する第3室。「ブラック・ジャック」にまつわる疑問を解決したり、裏設定を発見したりと、様々な視点から楽しめる。また、手塚が生み出した、作品のキャラクターを俳優のようにとらえ、様々な作品に登場させる「スターシステム」にまつわる展示も必見となっている。「ブラック・ジャック」の多種多様なストーリーの世界を、さながら“ブラック・ジャック宇宙”をさまようような感覚で観賞できる。来場者それぞれが見たことのある「ブラック・ジャック」に必ず出会え、さらに、知らなかった「ブラック・ジャック」の新たな魅力を見出せる。
SPECIAL
「手塚治虫 ブラック・ジャック展」東京会場公式ファシリテーターに宮田裕章氏が就任
宮田裕章氏(慶應義塾大学医学部)を「手塚治虫 ブラック・ジャック展 東京会場公式ファシリテーター」として、「いまにも通ずるブラック・ジャック」をテーマに、本展会期中にトークイベントをオーガナイズ。現代の医療や社会課題にも通ずる「ブラック・ジャック」の本質を読み解く議論を盛り上げる。(東京展のみ)
手塚治虫先生が『ブラック・ジャック』という作品を通して、私たちに投げかけた問いは、時代を超えて今なお重要な意義を持っています。これは医療に関わる多くの人々が『ブラック・ジャック』という作品を、現在も大切に思っていることにもつながります。
この数十年の中で、医学や科学は急速に発展しました。その一方で医学の意義、そして医療のあり方についての議論はますます深まっています。現代は、かつてよりも多くのいのちが救えるようになりました。しかし、それゆえにその過程にある選択、その背景にある格差、技術がもたらす新たな尊厳の問題と向き合うことが不可欠なのです。
また新型コロナウイルスによって医療と社会の関係性についても様々な課題が浮かび上がりました。医療は独立した1つのモジュールではなく、社会そのものと密接に結びつき、私たちの世界を構成しています。手塚先生はすでに、社会や医療の双方の歪みがもたらす問題についても、「ブラック・ジャック」で描いてきました。
科学や医療の急速な発展と、社会のあり方が変化する現在だからこそ、手塚治虫先生の普遍的な問いに向き合うことが大切だと感じています。「ブラック・ジャック」という作品の魅力や作品を通して感じる未来を、皆さまと一緒に考えるこの機会を楽しみにしております。
#ブラック・ジャック展「名ゼリフ」大募集!Twitter キャンペーン
マンガ「ブラック・ジャック」の数々のセリフの中から「名ゼリフ」を募集する。自身が選ぶタイトルと対象のハッシュタグを付けて投稿することで応募が完了となる。
【応募方法】
あなたの選ぶ名ゼリフと登場する話の「タイトル」、「#ブラック・ジャック名ゼリフ」、「#ブラック・ジャック展」の 2 つのハッシュタグを付けてツイート。
応募期間:8月3日~8月31日
※結果は会場でご確認ください。