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ロボット、ロケットエンジン、素材工学……様々な企業が「ガンダム世界の実現」を目指す、「ガンダムオープンイノベーション」、パートナー企業発表
2022年3月29日 15:58
- 【第3回ガンダムカンファレンス】
- 3月29日発表
バンダイナムコエンターテインメントは、3月29日に「第3回ガンダムカンファレンス」を開催した。本稿は発表内容から「ガンダムオープンイノベーション」を取り上げたい。
「ガンダムオープンイノベーション」はガンダムと未来技術を掛け合わせることで未来の夢と希望を現実化するプログラム。ガンダムの世界同様に今後社会が向き合う人口問題、環境問題などの未来社会におけるサステナブルなテーマ・領域において、革新的なアイデアや技術を応募し、パートナーを募集した。
公募は2021年の7月から10月まで行なわれ、今回、採択パートナーが発表された。採択パートナーは以下の通り。
【ロボット】
*以下2社はチームでの参加
株式会社乃村工藝社(チームBALL)
アスラテック株式会社(チームBALL)
【ロケットエンジン】
神奈川大学宇宙ロケット部
株式会社SPACE WALKER
【都市・コミュニティー】
avatarin 株式会社
大分県
大和大学社会学部
【宇宙・月面探査】
高砂熱学工業株式会社
東京理科大学 スペースシステム創造研究センター
【医療・倫理】
慶應義塾大学
国際医療福祉大学 成田病院
【素材開発】
*以下2 社はチームでの参加。
自然科学研究機構 核融合科学研究所(チーム宇宙世紀の矛と盾)
東北大学(チーム宇宙世紀の矛と盾)
【サポートチーム】
株式会社NTTデータSBC
日本マイクロソフト株式会社
「動く実物大ガンダム立像」に関しては、建築、プログラム、工業機械、素材工学など様々な分野の企業が協力しプロジェクトを実現させた。今回発表されたパートナーと具体的にどのようなものを生み出していくかは今後だが、「ガンダム」が提示した未来世界を様々な分野で実現していこうという「ガンダムオープンイノベーション」において、取り組む部門が提示されたことで、期待が大きく膨らむ。
バンダイナムコグループは「2025 年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」の「ガンダムパビリオン(仮称)」を出展する。この場で「ガンダムオープンイノベーション」の一部の成果を発表予定とのこと。「ガンダム」のどの分野が現実化するのだろうか?
(C)創通・サンライズ