シリーズ最新作、Switch用「A列車で行こう はじまる観光計画」発売日決定！

　アートディンクは、「A列車で行こう」シリーズ最新作となるNintendo Switch用都市開発鉄道シミュレーション「A列車で行こう はじまる観光計画」を3月12日に発売する。価格は6,980円（税別）。

　本作は、都市開発鉄道シミュレーション「A列車で行こう」の35周年記念タイトル。今までのシリーズ作品同様、本作でも街の課題に取り組みながら、思いのままに街をつくる箱庭系シミュレーションゲームとしての魅力が余すことなく詰め込まれている。

メインビジュアル

　本作からは新しく「観光」という要素が加わり、たくさんの人で賑わう観光都市なども目指すことができる。もちろん、初めての人、シリーズから離れていた人でも安心の、丁寧なチュートリアルが搭載されており、線路の延ばし方から子会社立地のアドバイスまで、頼もしい仲間たちが、徹底的にサポートしてくれる。

ゲーム画面

はじめよう！　観光がもたらす賑わいの街づくり

　本作より「A列車で行こう」シリーズではおなじみの要素に、「観光」というテーマが加わり、寺院や遊園地などの観光地開発によって、進化した新たな街づくりが可能になっている。山奥の城跡まで鉄道を敷いたり、お寺までバスのルートをつくったりといったことも可能。他の街から観光地までルートを繋げて、たくさんの観光客を呼び込もう。

　これまで通りのビルが立ち並ぶ都市型の発展はもちろん、古く美しい街並みのままに、観光都市を目指すこともできる。鉄道だけではなく、バス、トラック、フェリー、飛行機など、充実の輸送手段で交通インフラを整備し、観光資源を活かした、その街ならではの発展形を目指せる。

細部までこだわる車両カスタマイズ

　本作では、自由に車両をつくれる「車両カスタマイズ」が初搭載されている。カラーリングだけでなく、ライト、スカート、パンタグラフといった装備のほか、ステッカーを使ったラッピングまであらゆる部分を自分好みにデザインできる。

　都会には通勤電車、古い街並みにはSLなど、街の風情にあわせた列車を走らせて情緒豊かな街並みを表現してみたり、思い描いている架空の車両はもちろん、実在するあの車両も再現できたりするかもしれない。鉄道だけでもタイプ別に「通勤形」、「近郊形」、「特急形」、「機関車」から24種類を素体として選べるほか、バスやトラックといった自動車のカスタマイズも可能となっている。

子会社で集客力アップ！

　駅周辺が便利になれば、鉄道を利用する乗客も増加していく。ホテルやマンション、スーパーマーケットといった子会社の経営も鉄道会社の大切な仕事のひとつ。子会社を建て、街をもっと豊かにしよう。

　観光地はそのままでも十分に魅力的だが、近くに子会社を建てることで、集客力が大幅アップする。例えば、スタジアムの近くに遊園地をつくれば、「昼はアトラクションで遊び、夜は野球観戦」といった1日中楽しめる観光地が生み出せる。ほかにも、動物園に小型動物飼育舎を増築するなど、追加施設でもっと集客効果を上げることもでき、子会社の相乗効果で街はもっと賑わいを増していく。

もっと会社経営を楽しむ

　本格的な会社経営ができるのも「A列車で行こう」ならでは魅力のひとつ。鉄道運営や子会社経営のほかにも、銀行で融資を受けたり、他社の株で株主優待を受けたりといったリアルな会社経営を体験できる。

　会社を成長させ、株式公開をして上場企業になれば、莫大な資金調達が可能となり、さらに大規模な街づくりができるようになる。

悩める街を「鉄道」×「観光」で解決

　「新幹線の開通で莫大な借金を負ってしまった街」や「赤字続きの球団を有する鉄道会社が営む街」など、観光にまつわる諸事情を抱えた街を舞台とした8本のシナリオを収録。それぞれが苦境にあり、社長としてプレーヤーの力が必要とされている。どの街も魅力を秘めており、伸び代は十分。どんな線路を敷き、どんな街をつくるのか、社長の腕の見せ所となる。

　初心者や久しぶりにプレイする人には、線路の敷き方や、ゲームの遊び方の基礎からわかる、イラスト付きの丁寧なチュートリアルシナリオも完備されている。もちろん、物足りない凄腕社長向けには「達人」モードも用意されており、自分にあったスタイルで街づくりを楽しめる。

チュートリアル

シナリオ選択画面

頼りになる新しいスタッフ

　本作には、頼りになる仲間が登場する。個性溢れる彼らは、それぞれの得意分野で社長をサポートしてくれる。役立つアドバイスからドタバタな日常劇まで、日々を楽しく過ごすことができる。また、選択肢によって物語が変化していく。うまくコミュニケーションをとれればより絆が深まるかも。

個性溢れる仲間たち（キャラクターデザイン：日向悠二氏）

自由な街づくりを楽しめる「コンストラクションモード」

　「コンストラクションモード」では、シナリオモードと違い資金を気にすることなく地形づくりから建物の配置まで思いのままに遊べる。最大で前作比2倍の大きさのマップや小さいマップで、理想の観光名所から実在の街まで「A列車で行こう」の世界で表現することができる。また、つくった街を舞台にストーリーを付け加えて、オリジナルのシナリオをつくることもできる。

　さらに、オリジナルシナリオをオンラインで共有することも可能。自分のシナリオをアップロードして公開したり、他のプレーヤーが作ったシナリオをダウンロードして遊んだりすることができる。なお、シナリオのアップロード、ダウンロードにはNintendo Switch Online（有料）への加入が必要となる。

早期購入特典

　パッケージ版の早期購入者特典として、「A列車で行こう はじまる観光計画」オリジナルサウンドトラックCD「おでかけ日和」が付属する。「A列車で行こう はじまる観光計画」にて使用されている楽曲を中心に全18曲が収録されており、「街角の女」など、シリーズの中で人気の4曲も含まれている。また、本作キャラクターデザインの日向悠二氏描きおろしのイラストが採用されている。詳しくは店頭で確認してほしい。