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いよいよ「ニーア」登場! 「ファイナルファンタジーXIV」パッチ5.1実装コンテンツ特集

「YoRHa: Dark Apocalypse」を筆頭に5.1コンテンツ情報をたっぷりお届け

9月15日 開催

会場:幕張メッセ

左からプロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏、ゲストの斎藤陽介氏と、首だけになっているヨコオタロウ氏、「YoRHa: Dark Apocalypse」のBGMを担当する岡部啓一氏、コミュニティチームの室内俊夫氏

 スクウェア・エニックスは、9月15日に東京ゲームショウ2019の会場から、プレイステーション 4/Windows/Mac用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ(以下、FFXIV)」の最新情報を伝える「第54回FFXIVプロデューサーレターLIVE(以下、PLL)」を放送した。今回は「パッチ5.1実装コンテンツ特集Part1」として、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏とコミュニティチームの室内俊夫氏がパッチ5.1での実装ラインナップを紹介した。

 パッチタイトルは「白き誓約、黒き密約」、実装は2019年10月下旬ごろの予定だ。番組の最後にはメインビジュアルも公開された。

 今パッチの目玉コンテンツである新アライアンスレイド「YoRHa: Dark Apocalypse」については、「ニーア オートマタ」のプロデューサー斎藤陽介氏とディレクターのヨコオタロウ氏、音楽を担当し、今回の新レイドでもBGMを作成している作曲家の岡部啓一氏をゲストに迎えて新情報を紹介した。このレポートでは発表された内容をまとめて紹介したい。

【メインビジュアル】
【パッチタイトル】

パッチ5.1メインストーリー

 5.1からのストーリーは、5.0で一応の解決をみた第一世界を舞台に、いまだ残っている問題を解決していくというものになる。今回はその第一歩に当たるため、静かなスタートになるということだ。公開されたスクリーンショットには、ン・モウ族らしき人影と話をしているアルフィノとアリゼー、ドゥリア・チャイ婦人と話をするアルフィノが写っており、彼らがメインストーリーの中で再び重要な役割を演じることになりそうだ。

【スクリーンショット】

新たな蛮族クエスト「ピクシー族」

 「漆黒のヴィランズ」では初の蛮族クエストは「ピクシー族」。ピンク色の新キャラのスクリーンショットが公開された。再び、ピクシーたちのいたずらに翻弄される日々がやってくる。

【ピクシー族蛮族クエスト】

新アライアンスレイド&クロニクルクエスト「YoRHa: Dark Apocalypse」

ゲストクリエイターの斎藤陽介氏とヨコオタロウ氏
「ニーア」の音楽も担当している岡部啓一氏がアライアンスレイドの音楽を作成している

 24人で参加する新アライアンスレイド「YoRHa: Dark Apocalypse」。今回その第一1弾となる「複製サレタ工場廃墟」が実装される。漢字とカタカナが混じるタイトル名は、もちろん「ニーア」チームによるものだ。まだ詳細は不明だが、番組の後半にはスクリーンショットや、敵キャラのデザイン、「ニーア オートマタ」の楽曲を手掛けた岡部啓一氏による「ニーア」と「FF」の世界観が融合した新BGMが披露された。

 「YoRHa: Dark Apocalypse」の世界観には「ニーア」に準じたスチームパンク的な機械生命体が存在している。公開された背景画像には「ニーア」ではセーブポイントとして使われる自動販売機もちゃんと置いてある。「ヨコオさんとうちの織田がFFXIVの世界観になぜこれがあるのかというつじつま合わせを必死にやっている。めちゃくちゃコストをかけてますよ」と吉田氏。

 3つの円形ステージと3本の腕がついたボスステージらしき場所のスクリーンショットについては「みなさんうすうす感じていると思いますが、ものすごく嫌なことをしてきます」とヨコオ氏。これまでのアライアンスレイドでも、3つのパーティに分かれてギミックを処理するようなシチュエーションが登場しているが、今回もそういったバトルになるのかもしれない。

【YoRHa: Dark Apocalypse】
【背景スクリーンショット】
「ニーア オートマタ」のスチームパンク的な世界観が「FFXIV」の中で再現される。「ニーア」ではセーブポイントとして使われた自動販売機もしっかり登場している
【敵キャラクターデザイン】
カーブの構造にこだわりがある敵。「FFXIV」で出てくる似たような腕を持つ敵と比べるとかなり可愛くなっているが……
細かい設定がある箱。顔が付いており、中から何か飛び出してきそうな雰囲気だ
箱の詳細な設定、開き方から底面のデザインまで非常に細かい
「伸びる」と説明が添えてあるというアーム
アームの内部構造。見えない部分の構造もきちんとデザインされている
【ボスステージ】
3本のアームと3つの微妙に雰囲気の違う円形ステージが描かれている
【スクリーンショット】
2Bとプレーヤーキャラが一緒にいるスクリーンショット。2Bがどんなふうにプレーヤーと関わりを持つのかが楽しみだ

新たなインスタンスダンジョン「魔法宮殿 グラン・コスモス」

 メインストーリーで訪れるインスタンスダンジョン。荘厳な宮殿のような場所で、どういう経緯で行くことになるのかは今のところ謎だ。フェイスに対応しているのでNPCと一緒に攻略できる。「誰とは言わないが、あんなキャラやこんなキャラと一緒に行ける」と吉田氏。「5.0」の水晶公やライナのようなストーリーでしか同行できないゲストキャラクターがいるのかもしれない。

【魔法宮殿 グラン・コスモス】
荘厳な宮殿のような場所。どこにあるのかは不明だ

新たな討伐・討滅と絶シリーズ

 新たな討伐・討滅戦はメインストーリーのネタバレとなるため、今回は名前が伏せられたが、ラスボスとして登場した敵の高難易度版バトルになるのは間違いない。新たな「絶」シリーズも何が登場するのかは明かされなかったが、5.1の実装から2週間後に公開予定で、「けっこうグジャグジャになりますよ」と吉田氏。今回も激しい戦になりそうだ。

【新「絶」シリーズ】
「絶バハムート」、「絶アルテマ」に続く第3弾が登場する

ジョブ調整は「忍者」、「侍」、「召喚士」を始めDPS全体を調整

 5.1で実装されるジョブ調整では侍の「照破」、忍者の印システム、召喚士のスキル回しなどプレイフィールに係る部分が大きく変更される。また、現状では近接DPSの火力が強い傾向にあるため、遠隔を引き上げる形でDPSロール全体の火力が再調整される。

 ヒーラーでは占星術師のノクターナルセクトが使いづらい部分があるため、そこに調整が入る。吟遊詩人は現在、プレーヤー支援方向と現状の火力重視のどちらでいくかを、いくつかのテストをしつつフィードバックをみながら調整していくということだ。

青魔道士アップデート

 今後もアップデートを繰り返していくと言われている青魔道士だが、5.1でレベルキャップが60まで引き上げられる。同時に60までの新たなジョブクエストと、マスクカーニバルへのステージ追加も行なわれる。

新コンテンツ「青魔道士ログ」

 青魔道士だけの新たな遊びとして「青魔道士ログ」が実装される。これは青魔道士だけでパーティを組んで、指定されたコンテンツを攻略するというものだ。対象となるのは4人用や8人用のIDやレイドなどのコンテンツなどで、報酬として同盟記章やアラガントームストーンが手に入る。また、週替わりで一部のコンテンツに報酬ボーナスが付くので、トークン稼ぎに使えるコンテンツになりそうだ。

新フロントライン「オンサル・ハカイル(終節戦)」

 PvP関連では、PvPアクション大幅追加・調整に加えて、72人用のPvPコンテンツ「フロントライン」に新たなルール「オンサル・ハカイル(終節戦)」が追加される。

 タイトル通り、「紅蓮のリベレーター」メインストーリーの中に登場した「終節の合戦」をモチーフとした戦で、公開されたステージのスクリーンショットもアジムステップにあるオンサル・ハカイルのどこかという雰囲気になっている。

【オンサル・ハカイル(終節戦)】

「つよくてニューゲーム」を実装

 「つよくてニューゲーム」はコンプリート済みのクエストを現在の装備や強さのままリプレイできる機能。今回は「蒼天のイシュガルド」、「紅蓮のリベレーター」、「漆黒のヴィランズ」のメインストーリーが対象となる。「新生エオルゼア」のクエストに関しては、現在大きく手を入れている最中であることと、コスト的に3つが限界なので「漆黒」を優先したことによって、今回は見送られている。

 「新生エオルゼア」のメインクエストや、クラス・ジョブ・ロールクエスト、クロニクルクエスト、サブストーリークエストは今後のパッチで対応される予定だ。

今回は「蒼天」から「漆黒」までのメインストーリークエストが対象
人気のある「終節の合戦」も再プレイできる

遊び方

(1)モードを切り替える

 コンテンツ情報から「強くてニューゲーム」というモードに切り替える。

(2)チャプター選択

 どこから遊ぶかをチャプターで洗濯する。チャプターは物語の節目ごとに区切られている。例えば「蒼天のイシュガルド」はパッチ3.0前半、3.0後半、パッチ3.1~3.3、3.4~3.5の4つに分けられており、それぞれのチャプターの最初から遊ぶことができる。途中にある個別のクエストを選ぶことはできない。

(3)選んだチャプターからクエストを再プレイ

 インスタンスバトルにはレベルシンクがあり、現在はバトル難易度の調整中だそうだ。クエスト報酬は獲得できない。クエストの最中に一度通常のモードに戻ってコンテンツを遊んだ後、ふたたびつよくてニューゲームモードの続きを遊ぶこともできる。ただし進行度はオードセーブで1スロットのみなので、1つを進行中に他のチャプターを始めると上書きされてしまう。

クラフター&ギャザラー大改修

 現状のシステムでは、新規のプレーヤーに対してクラフターとギャザラーの間口が狭いという判断から、パッチ5.1と5.2の2パッチを使って、クラフターとギャザラーのシステム廻りの大改修が行なわれる。

 また現在は追加されたアクションの数値的なバランス取りが上手くできておらず、HQ製作の難易度が低くなりすぎているため、装備を手に入れた価値が出るよう、「より難しいレシピを作るためにも手を入れる」と吉田氏。

クラフターのアップデート

・アクション数の整理
・アディショナルアクション廃止
・レシピをツリー表示
・蒐集品を「収集品」に改名
・一部アイテムは必ず収集品として完成
・簡易製作の成功率を調整
・分解システムの改修

 アクションの整理が行なわれ、現状クラフターとギャザラーにだけ残っているアディショナルアクションが廃止される。製作材料のツリー表示が可能になり、材料をそろえるのに何段階ものクラフトが絡むようなレシピで材料を揃えやすくなる。

 一部に読めないという意見があった「蒐集品」という単語が読みやすい「収集品」に変更される。また、現在の蒐集品作成はアイコンで切り替えて行なうが、この切り替えが忘れがちになってしまうため、一部アイテムは自動的に必ず収集品として完成するよう変更される。複数の製作をまとめて行なう簡易製作は、現状よりも成功しやすくなるよう調整される。

 分解システムについては、現在は特定の分野に絞って、かなりの時間を使って分解レベルを上げなければならないが、非常に敷居の高いコンテンツとなっているため、誰でも気軽に分解できるようシステムに根本的な修正が入る。どのように変わるのかは次回のPLLで発表される。

【レシピツリー】

ギャザラーのアップデート

・アクションの効果調整
・未知発見アクションのオート化
・初回採集時のリートゲージとUnkonownの廃止
・ステルスに変わる「スニーク」が追加
・簡易採集モードの追加
・蒐集品を「収集品」に改名
・採集確率と獲得個数の見直し
・シャード系入手量の調整

 ギャザラーはアクションの効果調整と、未知の採集場所が自動的にマップに表示されるようになる。また、初回採集時のUnknown表示とリーチゲージは廃止され、採集しやすくなる。

 採集場所をマウントに乗って移動している最中に、採集場所近くにいるモンスターに絡まれてなかなか採集できないことがあるが、それを防ぐためにマウントに乗ったままでも敵に気付かれることなく移動できる「スニーク」が実装される。「ステルス」のように移動速度が低下することもないので、快適に採集が続けられる。

 さらにレベルが低いアイテムをまとめて集めることができる簡易採集モードが追加される。採集確率と獲得個数の見直しや、大量に使用するシャード系の入手量も調整される。

「イシュガルド復興」

 パッチ5.1からメジャーアップデート事に連続で実装されていくクラフター&ギャザラー向けのコンテンツ。イシュガルドにある「蒼天街」を納品や復興共同作業で貢献することで復興していく。

 街の復興スピードはサーバーごとに異なるので、どのワールドが早いかを競って欲しいということだ。5.1はスタート編で、今後もシステムのアップデートが予定されている。また、バトルジョブの遊び要素もあるそうなので、クラフターやギャザラーを育てていない人も「蒼天街」を訪れる機会があるそうだ。

【イシュガルド復興】

新しいコミュニティツール「フェローシップ」

 「フェローシップ」は以前にサークルと呼ばれていた緩い新コミュニティシステム。吉田氏が肝いりで開発したという新機能だ。1人10個まで作成または参加が可能で、1つのフェローシップには同じデータセンター内で最大1,000人が参加できる。例えばユーザーイベントの告知や、コンテンツの参加者集め、釣り情報の交換など様々な情報交換に使える。

【フェローシップ】

 まず名前を決めて作成し、設定ボタンから主な活動を設定する。選べるカテゴリは、ユーザーイベント、カジュアル、バトル、ハウジングなど。最大3つまで設定できる。さらにメンバー募集の項目にはコメントや募集人数、募集言語を設定することができる。

 作成した募集はパーティ募集と同じようなフェローシップ募集にリストアップされ、検索することができるようになる。参加する側は気に入った募集があれば、ワンボタンで参加できる。

フェローシップ作成画面
主な活動を決める
メンバー募集を設定する
フェローシップ募集にリストアップされる

 参加すればフェローシップボードを見ることができるようになる。ボードにはチャット機能はないが、アンケート機能や自由に書き込めるメモスペース、掲示板がある。掲示板は100件まで記録され、それを超えると古いものから消えていく。「ガチガチのコミュニティを作りたいわけではなく、緩く活用して欲しい」と吉田氏。これまではFCの勧誘や、ユーザイベントの告知はパーティ募集で行なわれており、主催者なりがずっと募集を出し続けていなければならなかったが、今後はより気軽にそういった募集をかけることができそうだ。

フェローシップのメンバーに向けたお知らせが書けるボード
5項目までのアンケート機能も付いている
自由記入ができるメモスペース
100件まで記録できる掲示板

ゴールドソーサーに新G.A.T.E.が登場

新G.A.T.E.「一閃!斬魔・デ・三昧」

 ゴールドソーサーに新G.A.T.E.「一閃!斬魔・デ・三昧」が実装される。スクリーンショットでは、中央に立っているヨウジンボウが周囲の竹を切っていく様子が分かる。床には攻撃の範囲が表示されており、この範囲を避けるゲームになるようだ。「バトルの練習にも使えるかも」と吉田氏。

【一閃!斬魔・デ・三昧】

「ドマ式麻雀」に高解像度用レイアウトを追加

 ドマ式麻雀に4Kなど高解像度用のレイアウトが追加される。

楽器演奏に合奏モードとラッパ音源、初心者用のアシストが追加

 「合奏モード」は、合奏をするメンバーでパーティを組んで、パーティ内の演奏音をまとめて再生する機能。遅延を考えつつ演奏する必要があり、演奏する側にテクニックが必要。「ぜひみんなでいろんな楽器を使っていろんな演奏をやってもらえればいいかなと思います」と吉田氏。

 さらに、新たな音源としてラッパ系の音が追加される。また楽器演奏が苦手だという人のために、次に演奏するキーが表示され、テンポガイド通りに演奏すれば演奏できる「演奏アシスト」が追加される。

【演奏アシスト機能】

その他のアップデート

ランチャーアップデート

 ゲームを立ち上げるためのランチャーデザインが一新。モダンでスマートなデザインに変更される。

【ランチャーのデザイン変更】

その他のアップデート

・お得意様取引「カイ・シル」
 5人目のお得意様取引は、ユールモアで出会った「カイ・シル」が対象となる。

・ペットのパーティリスト表示復活
 5.0で削除されたが、ペットを出しているかどうかわかりにくいというフィードバックを受けて、ペットがパーティリストに再び表示されるようになる。

・レベリングダンジョンで武器が確定報酬に
 レベル上げの最中に武器が入手しづらいという声に応えて、Lv51~59/61~69/71~79のレベリングダンジョンで、コンプリート時の確定報酬として武器が入手できるようになる。

・バイカラージェムの上限引き上げ
 「漆黒」エリアのF.A.T.E.報酬として手に入るバイカラージェムの所持上限が500個から1,000個に引き上げられる。

・グループポーズの機能追加
 グループポーズに明るさ調整と、パーティ外キャラクターの表示/非常時切り替えが実装される。周囲の写って欲しくないキャラクターを消したり、ミニオンを撮影するときに自分のキャラクターを消すこともできる。

・ハウジングで座ったまま食事ができるように

 ハウジング内に家具として設置されている食事を、座ったまま食べられるようになる。現状では食べる時には立ち上がっていたが、座ったまま食卓を囲めるようになる。また、このシステム改修によって、他にも様々な行動が座ったまま行なえるようになっているそうだ。

座ったまま食事】

最古にして最強の蛮神TシャツはeStoreで来月辺りから発売予定

 先日のPLLでも発表されていた「漆黒のヴィランズ」のゲーム内に登場する古代の壁画をモチーフにしたTシャツが完成に近づいている。発売は来月辺りの予定で、スクウェア・エニックス e-STOREから発売になるそうだ。価格は未定。