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教科書にも採用された「モチモチの木」の印象的な“きりえ”をTシャツに
1度見たら忘れられないその雰囲気!
2019年5月8日 11:31
バンダイは、通販サイト「プレミアムバンダイ」にて、絵本「モチモチの木」をモチーフにしたTシャツ3種を6月に発売する。Tシャツは「豆太とじさま(オリジナル)」、「豆太とじさま(ゴールデン)」、「豆太とじさま(ドラマチック)」の3種類。サイズはXSからXLまで5つを選択でき、価格は各4,320円(税込)。5月8日13時より受注開始。
「モチモチの木」は、斎藤隆介氏作、滝平二郎氏絵の絵本で、1971年11月に出版された。教科書にも採用され、多くの人が知る物語だ。祖父と豆太は2人暮らし。豆太は臆病者で、夜は夜空に大きく枝を広げる“モチモチの木”が怖く、祖父を起こさないと便所にも行けない。しかしそんなある日、祖父が腹痛を起こしてしまう。豆太はそのとき……。少年の勇気を描くストーリーである。
Tシャツは強く印象に残る滝平二郎氏の“きりえ”をプリント。内気な豆太と彼を包み込む祖父の優しさをシンプルなラインで表現する滝平氏の見事なきりえの味と、そして初めて絵を見た子供が感じるであろう“怖さ”をきちんと再現しており、独特のセンスを放つTシャツとなっている。「豆太とじさま(オリジナル)」は絵本の色合いを再現、そして「豆太とじさま(ゴールデン)」は絵のラインを金箔を使った“箔プリント”で再現している。
さらに「豆太とじさま(ドラマチック)」は、劇中の大きな要素である「モチモチの木」を構図に組み込んでいる。豆太の恐怖心をそのまま形にしたような複雑に、そして大きく枝を広げた木の描写は、とても印象的だ。この商品では“蓄光塗料”が使われ、暗闇で光を放つ。その光は絵本「モチモチの木」のクライマックスシーンをモチーフにしており、物語を知る人にはグッとくる演出となっている。暗闇で光らせて、知らない人に「モチモチの木」の素晴らしさを語るのも良いだろう。
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