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オフィシャルアンバサダーを決める大会も同時開催! アーケード用サッカーゲーム「WCCF FOOTISTA 2019」第2回ロケテストレポート
2018年12月14日 18:30
セガ・インタラクティブは、新作アーケードゲーム「WCCF FOOTISTA 2019」の第2回目となるロケーションテスト(テスト稼働)を12月11日より開始し、同時に本作のオフィシャルアンバサダーを決める大会「WCCF FOOTISTA 2019 Ambassador Cup」の開催も発表した。
「WCCF FOOTISTA 2019」(以下、「FOOTISTA」)は、実在の選手、クラブが登場するトレーディングカードを使用して遊ぶサッカーゲームで、現在稼働中の「WCCF」の後継タイトルにあたる。正式稼働は2019年春になる見込みで、今年の8月3日に第1回目のロケテストが実施された。以下、大会の概要の紹介と、筆者が実際にプレイしたうえで気がついた、今回のロケテスト版における前回からの変更点などをお伝えしよう。
前代未聞!? 正式稼働前のゲームによるアンバサダー決定戦を開催中
「WCCF FOOTISTA 2019 Ambassador Cup」とは、 今回のロケテストと同時にスタートした期間限定のイベント。ロケテスト、および予選大会の実施店舗は下記の3店で開催。成績上位者は1月26日に幕張で開催予定のジャパンアミューズメントエキスポ 2019の会場内で開催される、本大会への出場権が授与される。優勝およびロケテストの成績上位者には、正式稼働版の「FOOTISTA」で使用できる特別な称号がプレゼントされる。さらに、優勝者は同作のオフィシャルアンバサダーにも認定され、同社主催のイベントへのゲスト出演や、同社制作のプロモーション媒体(Web動画や記事など)への協力もできるようになる予定だ。
予選大会の開催概要は以下のとおり。なお、本大会の詳しい内容は本作の公式サイトに掲載されているので、参加する方はそちらを参照のえ、急ぎスケジュールを調整するといいだろう。
【予選大会(ロケテスト)開催概要】
□ 開催期間:
12月11日~12月23日
時間は各店舗の閉 時間は各店舗の閉店時間に基づいて開催される。上記はロケテスト実施期と異なる。
□ 開催場所:
・クラブセガ新宿西口(東京都新宿区1-12-5)
・セガ秋葉原3号館(東京都千代田区外神田1-11-11 外神田1丁目ビルディング)
・セガ神楽坂 (東京都新宿区神楽坂2-11 第2カグラヒルズ1F )
□ 出場条件:
・1:SEGA IDに登録し、セガ・インタラクティブから連絡可能なメールアドレスを登録。
※既にメールアドレスを登録している場合、再登録は不要。
※迷惑メール対策などでドメイン指定受信を設定している場合は「AMusersupport@soj.sega.co.jp」を受信できるよう設定すること。
・2:SEGA IDに予選大会出場するAimeを登録。
・3:ロケテスト開催店舗で「FOOTISTA」をプレイ。
□ 大会ルール:
・本大会出場条件は、「全国監督ランキングの上位16名に入る」こと。
・但し、予選大会期間終了翌日のセガ・インタラクティブからのメールでの連絡に対し、12月26日23時59分までに返信がない場合、出場の権利が上位17名以降の方に移行する。
・出場の権利が上位17名以降の人に移行する場合、上位32名の人まで同時に12月27日にセガ・インタラクティブから連絡される。対象者の人のうち、返信があった人の中から上位者順に出場の権利が付与される。この場合もセガ・インタラクティブからのメールでの連絡に対し、2019年1月8日23時59分までに返信がない場合、出場の権利は失効する。
・全国監督ランキングは、ロケテスト中のリーグ戦(Domestic League以上)の成績によって上下する。
・ひとつのSEGA IDに複数のAimeが登録されていても、ひとつのSEGA IDに対して参加権は1人分しか得ることができない。
ロケテストレポート第2弾! ボタン操作が一部変更に。ホットラインを利用した攻撃戦術の新要素も追加
今回のロケテスト版は、初回チュートリアルの1プレイ目が100円、2~4プレイ目が200円。以後、通常プレイは1回100円で、新たな選手のスカウト、およびデジタルカードの印刷を実施する際には、さらに100円が必要となる。
筆者がプレイした限りでは、操作システムと試合中の選手の動きを司るAIが、初回ロケテスト時からかなり変わった印象を受けた。特に大きく変わったのは操作ボタンの設定で、前回は右手側にあったプレスボタンが左手側へと移動し、さらに左手側の上ボタンが、新たにホットライン重視ボタンとして機能するようになった。
試合中における戦術または戦略面では、ホットラインの使用法に大きな変化が見られた。ホットラインとは、攻撃の基点となる選手を最大3人まで指名できるシステムのこと。ホットラインを設定すると、指示を出した選手を中心に攻撃を組み立てる効果が表われていたが、今回からホットラインを設定しても攻撃を組み立てる効果がなくなった。ホットライン重視を押すことで、効果が初めて発揮される。また、特定のスキルを持つ選手同士を順番に組み合わせ、ホットラインを形成すると「スキルコンボ」が発生するようにもなっていた。
ただし、闇雲にロングパスやクロスを前線に放り込むだけでは、相手に簡単にカットされしまう。筆者が特に苦戦したのが5バックを敷いたCPUチームで、ホットラインの人選や並びを試合中に何度か変えてもなかなかシュートレンジまでボールを運べず、無失点で抑えられてしまった。どの位置から、どの順番にボールをつなげば突破できるのか、相手守備陣の弱点をいかに見出すかが、本作の最も面白い、かつ勝敗を分ける重要ポイントになりそうだ。本作をプレイする際は、いろいろなホットラインの組み合わせを試して、攻撃パターンがその都度どのように変化するのかを調べつつ楽しむことをおすすめしたい。
守備の場面では、プレスの指示を出すと相手にプレスを掛ける意識が高まり、ボールを奪いやすくなる効果がある。スタミナが少なると選手の動きが露骨に遅くなり、さらに能力値が下がるリスクもある。また、守備の能力値や選手個々が持つ守備意識の有無、あるいは高低によっても、プレスへの参加頻度が変わるようだ。よって、プレスの使い方も従来の「WCCF」シリーズと同様に、プレーヤーの腕がかなり問われることになるだろう。
もうひとつの注目ポイントは、ターミナル筐体を使用して、新たなデジタルカードを入手できる選手スカウトシステムが実装されたこと。選手スカウトは、毎日無料で3枚まで入手できる「フリースカウト」、試合の成果などに応じて入手できるスカウトチケット5枚と引き換えに実施できる「レギュラースカウト」、スカウトチケット2枚と100円の追加料金を払って1日2枚入手できる「プレミアムスカウト」の3種類の方法がある。入手したデジタルカードは、前述したようにプレイ時に追加料金100円を支払うことで印刷することができる。
筆者は「フリースカウト」のみ試すことができたが、入手したカードはいずれも全7段階に設定されたレアリティで1番下のローカルクラスに位置するカードだった。ターミナルを介して、よりレア度が高い、すなわち能力値の高いカードを入手するためには、やはり「レギュラースカウト」や「プレミアムスカウト」を利用することが必要なようだ。
なお、前回のロケテストからの変更点に関する内容は、本作の公式ブログにも掲載されている。プレイする前の予習として、こちらもぜひ一読されることをおすすめする。同ブログでは、ゲーム内容もカードデザインも「まだ最終版ではない」と明言しているので、今後の続報にも注目したい。
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The game is made by Sega in association with Paini.
※記事内で掲載されているカード画像につきましては、テストを目的としたものであり、製品版稼働時には変更となります。