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アークシステムワークス、「石渡太輔氏×森利通氏」スペシャル対談ステージ
石渡氏「eスポーツに対して自分たちなりの答えを出していきたい」
2018年9月24日 09:06
アークシステムワークスは、東京ゲームショウ2018の同社ブースにて「石渡太輔氏×森利通氏」スペシャル対談ステージを開催した。
最初のお題は「アークシステムワークス30周年」。これにはステージ前を埋め尽くした大勢のファンからも盛大な拍手が送られる。感慨などをきかれた石渡氏は「なんのことはない。気が付いたら30年経っていただけの話」とジョークを1発。森氏は「『イグゼクス』から『ギルティギア』シリーズに関わってきた」とコメント。森氏は「その16年前くらいに石渡に連れてこられた」というが、石渡氏は「俺の記憶だと逆なんだけど?『俺を入れろや!』くらいの(勢い)」と振り返る。
森氏がアルバイトで入ったときには、すでにアークシステムワークスに在籍していたという石渡氏。その姿をみたとき「頭にバンダナ巻いているやつが本当にいた!」と驚いたと供述。石渡氏は「当時のファッションセンスは秋葉原。つなぎみたいなジャケットとバンダナで通勤。当時はメタラーの格好をしていたつもりだった」という。
「ゲーム業界で目指してきたもの」というテーマで、森氏は「最初のキッカケは『ファイナルファンタジーIII』で、RPGを作ってみたかったが、RPGのデバッグをやって『2度とRPGは作らねえ!」といい、石渡氏もこれ以上ないくらいの同意を示す。嫌になった理由は、単調かつ膨大なチェック作業。延々と条件分岐のチェックを積み重ねていく様子を説明する石渡氏の口調が、当時いかにつらかったかを物語る
ゲーム業界に入ろうとしたキッカケをきかれると、森氏は「自分が主人公になりたかった。なれるものってなんだろう? と思い、それがちょうどゲームだった」と説明。石渡氏は「どの業界でもいいからエンターテインメントがやりたかった。本当は映画を作りたかったが、開発規模が大きすぎてよくわからないけど、音楽、作画、カメラ、脚本、全部やりたかったけど、これはたぶん映画の世界では許されないと思った。ちょうどプレイステーションが出たての頃で、開発規模も小さかったから、全部自分でできるのではないかと思い、全部教えてくれるという専門学校に入った」とコメント。今でこそゲーム専門学校はコースが細分化されているが、当時はプログラムやグラフィックスなどすべてを教えてくれたという。
ゲーム業界に入る前後で変わったことをきかれると、石渡氏は「入った当初は何も考えず、ただゲームが作りたいと社長にいっていた。『いつか作れば?』といわれて作らせてもらえるようになり、そこからしばらくはゲームを作ることしか考えなかった。面白いものを作ることしか考えていなかったが、最近は『なんのために作るのか』を考えるようになりはじめた」とコメント。ゲームに対する社会の認知の変化、eスポーツの隆盛など、それにあわせて何ができるか会社全体で考えるようにもなってきたともいう。
森氏は「自分のゲームが作りたいと思い仲間内で会社を作ったら、木戸岡さんから『仕事をさせてやる』といわれて『ギルティギア』を作り始めたのが運の尽き。石渡太輔という暴君に奴隷のようにこき使われ(笑)色々なところでいっているけど、リテイク18回、20回も平気。何度か殴ってやろうと思った(笑)」といい、石渡氏は「何度か殴られるんじゃないかなと思いました(笑)」と切り返す。とある事情で元々は調理師専門学校に通い免許も所持しているが、やはりゲーム以外にないと考えたと説明した。
8月にアメリカのラスベガスで開催された世界最大級の格闘ゲーム大会「EVO 2018」についてきかれると、森氏は「僕は現地にいってきたが、熱量が凄かった。(自分の作ったゲームが)来年も選ばれるといいなと思って今がんばっている」といい、石渡氏は「これまで国内で見てきた規模の大会とはまるで違う次元。一流のプロボクサーが試合をするような会場で行なわれる。壇上を初めてみたときは『こんなところに立たなきゃいけないのか』と脚が震える思いがした」と当時の衝撃を語る。おふたりとも「1度は現地で見て欲しい。見方が変わる!」と受けたインパクトや影響を表現。
同社が主催する世界規模の格闘ゲーム大会「ARCREVO WORLD TOUR」についてきかれると、森氏は「30周年ということもあるが、eスポーツに対するアプローチのひとつの形。プレーヤーが主役」とコメント。石渡氏は「他社が先駆けているが、基本的にはプロ選手がターゲット。うちはそんなに大きい会社ではないので、もう少しユーザーに近い草野球や甲子園のようなレベルで楽しんでもらえる身近なものにしよう、というのがコンセプト」と説明した。
ゲーム業界での衝撃についてきかれると、森氏は「Diablo2」、「ウォークラフト」、「タクティクスオウガ」といったタイトルをあげ、「Diablo2」でマルチプレイの面白さを強烈に認識。「タクティクスオウガ」は「ゲーム開発を目指すなら1度はやったほうがいい。ゲームにおける数字というものがよくわかる」とファンにアドバイス。石渡氏は「トゥームレイダー」を例に海外作品における自由度の高さに言及した。
入社後の変化について触れられると、石渡氏は「僕が作り始めた頃、対戦格闘ゲームは1番人気のジャンルだったが、今は下火になってしまった。今eスポーツの世界的な広まりで再評価されつつある。今一生懸命やっている方々に対して何ができるか、報いられるか。世界大会も増えたなか、そこでプレイヤー同士がつながる。格闘ゲームを作ることが、そうしたつながりを生むことが『EVO』にいったことで実感できた。僕はこれを生きがいにしていきたいという考えがここ数年で生まれてきた」という。森氏は「とにかくやりたいことをやり続けようとしてきた。細かいところで大人になっているとは思うが、変わりたくない自分もある。正しいと思ってきたものを信じて制作を続けていきたい」とコメント。
これから目指すものについてきかれると、石渡氏は「目下はeスポーツに対して自分たちなりの答えを出していきたい、ということ。僕自身の中身は変わっておらず、尖った部分、大人になった部分も認識している。尖った僕としては、Z指定を狙っていくような何かを作りたい。また、親戚の甥や姪が楽しめるゲームも作りたい。身体はひとつしかないので、どちらかはいずれ実現したい」と説明。予定の1時間が過ぎたと伝えられると、会場からは「えーっ!」の声。まさにあっという間の楽しいステージだった。































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