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「レッド・デッド・リデンプション2」、「レッド・デッド・オンライン」11月にローンチ
2018年9月21日 10:00
ロックスター・ゲームスは「レッド・デッド・リデンプション2」の壮大なオープンワールドを舞台にした新たなオンラインサービス「レッド・デッド・オンライン」のローンチを11月に行なうと発表した。「レッド・デッド・オンライン」は、「レッド・デッド・リデンプション2」を持っていれば無料でプレイできる。
「レッド・デッド・オンライン」は、「レッド・デッド・リデンプション」のマルチプレイモードを大幅に進化させ、対戦や協力の要素をこれまでにない楽しい方法で物語に取り込む。近日発売となる「レッド・デッド・リデンプション2」のゲームプレイがベースとなり、「レッド・デッド・オンライン」は1人またはフレンドと一緒にプレイすることができる。定期的にアップデートや調整を加えることで、すべてのプレーヤーにより素晴らしい体験を提供するという。
「レッド・デッド・オンライン」は11月にローンチ予定。最初はパブリックベータ版として登場する。詳細は追って発表される。大規模なオンラインコンテンツの多くがそうであるように、ローンチする際には多少の混乱が予想される。ロックスター・ゲームスはコミュニティの皆と力を合わせ、意見を求め、問題を解決し、「レッド・デッド・オンライン」をより楽しく革新的なコンテンツにしたいと考えているという。
オンラインに対するQ&A
【回答者】
ロックスター・ノースのデザインディレクター:Imran Sarwar
ロックスター・サンディエゴのシニアプロデューサー:Josh Needleman
プレーヤーは「Red Dead Online」に何を期待できますか? シングルプレイモードと同じくらい、自由なオープンワールドを楽しめるのでしょうか?
Imran Sarwar: もちろんです。RDOは『レッド・デッド・リデンプション2』の世界とゲームプレイメカニクスを起点として、カウボーイ(カウガールも)とアウトローの、マルチプレイと協力型ゲームプレイ、広大なオープンワールドの物語を融合させた新たな世
界を提供します。プレーヤーは1人でプレイすることもできますし、他のプレーヤーやフレンドと手を組んだり、競ったりすることも簡単にできます。ゲームワールドのすべて、そして『レッド・デッド・リデンプション2』をユニークかつ楽しいものにしている19世
紀の舞台設定も活用していきます。
プレーヤーにRDOから得てほしいものとは何ですか? また、自社のオンラインオープンワールドを進化させるという点で、ロックスターが目指しているものは?
Josh Needleman: 『レッド・デッド・リデンプション』のマルチプレイは当時、我々にとって大きな前進でした。町という枠組みを超えたオープンワールドマルチプレイの可能性を示した最初のゲームでした。プレーヤーが自由にゲームプレイを作り出すことができると同時に、その他の、もっと構造がしっかりと決まっているゲームモードへのロビーとなっている場所です。『レッド・デッド・リデンプション2』ではこのアイデアをさらに発展させ、『GTAオンライン』で学んだ「いかにして楽しく複雑な対戦・協力要素をオープンワールドの世界で作るか」、「どのようにして物語の要素をマルチプレイに取り込むのか」ということを取り入れていきます。
なぜRDOを『レッド・デッド・リデンプション2』のシングルプレイと同時にリリースしないのですか?
Imran: 理由はいくつかあります。第一に、『レッド・デッド・リデンプション2』とRDOはゲームプレイメカニクスと地理が共通していますが、我々はこれらを本質的に別々の製品、それぞれ別々に成長し、進化していく製品として見ていることがあります。
我々はストーリーベースのシングルプレイゲームが大好きですし、それが我々のすることすべての土台となっています。『レッド・デッド・リデンプション2』はストーリーベースの巨大なゲームであり、我々はみなさんが時間を忘れて作品の世界に浸ってくれることを願っています。オンラインの体験を追加する前に、ゲームの世界が提供するすべての体験を味わって欲しいのです。そしてもちろん、ストーリーをプレイし、ゲームのメカニクスや操作性を理解することは、RDOへの体験に備える最良の方法です。
また過去の経験から、これほどの規模のオンラインゲームをローンチする際には必ずいくつかの問題が発生することがわかっていますので、作品を徐々に展開し、体験をできるだけスムーズにするための時間を確保したいと思いました。我々はこの展開方法により、シングルプレイにしてもマルチプレイにしても全体として最良の体験をプレーヤーのみなさんに提供できると信じています。
21世紀の時代設定/車/テクノロジーが登場しないのは当然として、本作と『GTAオンライン』の違いを教えてください。
Josh: GTAとレッド・デッドの最も大きな違いは、GTAでは世界を高スピードで走り抜けることが多い一方、レッド・デッド・リデンプションではペースの違いが体験の親密感を高めるということです。シングルプレイで描かれるアーサー・モーガンの物語と同様、プレーヤーにはオンラインでのキャラクターにも馴染んで頂き、すべての行動がそのキャラクターの性格、設定、時間と一致しているように感じてもらいたいと思っています。アクション満載の体験を楽しみつつも、個人的で親密な体験を味わうことができるはずです。
我々は『GTAオンライン』の一番良いところや、最良のコンテンツパックを取り入れ、本作のテンプレートにしようとしました。『GTAオンライン』では「強盗」を通して、軌道に乗ることができたと考えています。同パックと「ナイトライフ」、「強盗:ドゥームズ・デイ」、「銃器密造」などはGTAオンラインの最良の側面であり、前作『レッド・デッド・リデンプション』のマルチプレイモードで成功した要素に加え、本作でのテンプレートを提供しました(当然、コンテンツ内容という意味ではなく、物語とゲームプレイ、モードをひとつのテーマに沿って融合させた方法に関してです)。
『GTAオンライン』のローンチ/デザイン/アップデート/サポートの経験から何を学びましたか?
Josh: 前作『レッド・デッド・リデンプション』におけるマルチプレイモードの最大の問題は、アップデートの度にオーディエンスを細分化してしまったことです。作品が大きくなる度に、プレーヤーベースを分断してしまいました。『GTAオンライン』ではこの状況を避けることが目的になりました――我々はオーディエンスをそのままキープし、体験を恒久的なものにすることに専念しました。そして、たくさんのトライ・アンド・エラーの末、マルチプレイをロックスター的な体験に感じられるもの――つまり、個性とゲームプレイ、スタイル、物語と多様性を合わせたもの――にすることができたと感じました。ですが、その時点にたどり着いたのは最初の「強盗」パックをリリースした頃です。我々
の目標は前回よりも早くその時点に達すること、同時にプレーヤーが楽しんでいる要素を取り入れ、段階的に進化することです。
RDOがローンチした後、『GTAオンライン』はどうなるのですか?
Imran: 『GTAオンライン』にはまだまだ大きな計画が用意されていますし、しばらくの間はアップデートを配信し続けます。両作のアップデートの時期を調節し、プレーヤーが両方の作品を楽しめるようにしようかという計画もなんとなくありますが、開発プランによってはそれが不可能になるかもしれません。RDOには『GTAオンライン』のプレーヤーが楽しめる要素がたくさんありますが、同時にRDOは全く新しいものを求めるファンも惹きつけると思います――RDOのどの要素がヒットするのかどうかはまだ我々もわかりませんが、ロールプレイと道徳性に重点を置きたいと思っています。今後変わるかもしれませんが、とりあえずはそれが今の方向性です! そして、我々の素晴らしいコミュニティと協力し、このオンライン体験を忘れがたいものに育てていきたいと思います。
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