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コーエーテクモ「DEAD OR ALIVE 6」、“初心者でも簡単に楽しめる”対戦格闘をアピール!
2018年9月20日 20:00
コーエーテクモゲームスは、東京ゲームショウ2018の同社ブースにて、2019年2月15日に発売予定の激闘エンターテインメントゲーム「DEAD OR ALIVE 6」紹介ステージを実施した。
登壇者の新堀洋平プロデューサーは、標ぼうするジャンル“激闘エンターテインメントゲーム”について「全体のテーマ、コンセプトで作られたもの」とコメント。最新エンジンの採用でリアルさを増したグラフィックはもちろん、ダメージ演出やステージギミックの進化により、この表現こそ適切ではないかと説明した。
新要素「ブレイクゲージ」についてきかれると「簡単にいえば必殺技のゲージで、これまでのシリーズ作品では“なし”でやってきた。だが、初心者が『大技のタイミングを理解しずらい』という意見もあり、わかりやすくするため」シリーズ最新作で採用したという。相手の打撃をさばきながらこちらの打撃を叩き込む「ブレイクブロー」、上・中・下段すべてを返せる「ブレイクホールド」の2種類があり、どちらも使うたびブレイクゲージの50%を消費する。
じゃんけんに似た打撃、投げ、ホールドの3すくみ、ボタン連打で強烈なコンボが狙えるフェイタルラッシュなど、新堀プロデューサーは折々で“初心者でも簡単に楽しめる”ことを強調。対戦格闘ゲームといえば「初心者は一方的にボコられるだけで何も楽しめない」、「複雑化したシステムについていけない」といった顛末に陥りがちで、いわゆる“初心者お断り”はジャンルの課題として長年指摘され続けてきた問題のひとつ。一方で初心者が上級者に簡単に勝ててしまうような対戦ツールは話にならないわけで、「DEAD OR ALIVE 6」はそうした難題に正面から取り組んだ意欲作といえる。
さて……現時点で公開された全14キャラクター、新たなストーリー展開に続いて「日本初となる実機プレイ」と前置きしたチュートリアルの実演中、なんと機材トラブルによりゲームがストップ。「これはやばい(簡単に復旧しない)やつ」と、間をつなぐために新堀氏が新ステージのフィーチャーをこと細かに説明しはじめたときは「今会場にいる人、配信を見てる人、どっちもきついなぁこれ」と心配したが、結局機材リプレースの力業で乗り切る。
昨日初めて「DEAD OR ALIVE 6」を触ったという司会者さんとの対戦では、初心者をサポートする新システムにひるむ一幕もあったが、そこは開発者の面目を保つべく大人気ない堅実な対応でキッチリ仕留めてみせる。ほぼ初心者ながら、開発者相手でも“面白さ”や“手ごたえ”を感じたという司会者。初心者でも楽しめる一方で積み重ねや磨いたスキルはきちんと結実する「DEAD OR ALIVE 6」の魅力はきちんと伝えられたと思える楽しいステージだった。
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