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ZOTAC、ツインファン仕様のGeForce RTX 20シリーズを展示
未発表モデルが突然ブースに登場
2018年8月25日 23:45
ZOTACは8月24日、HTCと共同で展開する「VIVE×ZOTAC VR Arena」にて発表会を開催した。
「VIVE×ZOTAC VR Arena」でメインコンテンツとなるのは、中国、台湾、タイ、アラブ首長国連邦、ベトナムの予選を勝ち抜いた4チームによるVR用シューティング「Front Defense:Heroes」のアジア選手権。機材としては両社の「ZOTAC VR GO Backpack PC」と「VIVE Pro」が採用されている。VRタイトルのeスポーツ化は極めて珍しく、非常に面白い取り組みだといえる。
開催に先駆けて行なわれた発表会ではHTCのMike Chi氏とZOTACのJacky Huang氏が登壇し、大会での使用機材や各社の新製品についてアピールした。
ZOTACの発表ではある意味当然ながら、GeForce RTX 20シリーズについて言及されたが、スライドの中にはこれまで発表されていたものとは仕様の異なるモデルが確認できた。
そこで早速ZOTACの担当者に確認してみたところ、なんとブースに1台未発表モデルの実機があるというので早速見せてもらってきた。こちらは「GeForce RTX 2080 TWIN FAN」というモデルで、トリプルファンのモデルよりもひとまわり小さい。「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2080 Ti AMP」、「GeForce RTX 2080 TWIN FAN」いずれもオーバークロック仕様となっているが、そのクロック上限は「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2080 Ti AMP」が勝るという。
映像出力周りの仕様は「ZOTAC GAMING GeForce RTX 2080 Ti AMP」などと同等で、VirtualLink対応のUSB-Cポートも完備。さらにボードを2枚の鉄板で挟み込むような作りとなっているため、ともに非常に強靭なつくりとなっているという。
意外なところで新モデルの姿がお目見えした形となったが、ZOTACはこのほかにもGeForce RTX 20シリーズの展開を予定しているとのこと、ラインナップの拡充によって選択肢が増えることは素直に喜ばしいことだ。続報を楽しみに待ちたい。