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音楽とeスポーツの祭典、香港「EMF」開催前夜!会場の模様を先行レポート

「PUBG」、「LoL」、そして「CS:GO」の一大大会まもなく開催

8月24日~8月26日(現地時間)

香港コンベンション&エキシビションセンター

 明日8月24日より香港コンベンション&エキシビションセンターにて開催される「E-Sports&Music Festival(EMF)」。開催前夜に当たる23日には、メディア向けに会場の一部が先行公開された。

 EMFは政府出資機関の香港観光局が主催、中国工商銀行がタイトルスポンサーとして名を連ねる大規模なeスポーツと音楽の祭典となる。政府系機関や銀行、そしてZOTACをはじめとしたハードウェアメーカーなど、錚々たるスポンサーに支えられた大規模なイベントだ。

空港の看板や雑誌の表紙にもEMF。一大イベントであることがわかる

 中でもeスポーツにおいてメインイベントとなるのは、これまで世界各地で開催された予選を勝ち抜いた、選りすぐりのプレーヤーが世界一の座を争う「ZOTAC Cup Masters CS:GO 2018 Grand Finals」。8月24日の朝10時(現地時間)よりスタートとなる。

 さらに日本からはSunSisterが出場する「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS」の世界大会「Hong Kong PUBG World Invitational」、そしてInsec選手やDyrus選手など、かつて名を馳せた「League of Legends」のトッププレーヤーが再び集う「Return of the Legends」が特に注目のイベントだ。

 世界のトッププレーヤー達による世界最高峰の試合、そしてかつての名選手たちの共演など、それぞれ1つのイベントとしても十分に成立するであろう大会が全て同じ場所で行なわれるというのは極めて贅沢といえる。

 さて、そんなイベント盛りだくさんのEDFだが、今回先行して見学できたのは展示会場の1つとなる「Experience Zone」。イメージ的には東京ゲームショウ(TGS)のような雰囲気で、各社のブースが所狭しと立ち並び、それぞれのブースで展示やイベント、ゲームやデバイスの"体験"ができるような仕組みとなっている。

 今年はVRがイチオシのコンテンツということで、どのブースを見渡してもPCやコンソール、モバイルなどのVRコンテンツがズラリと並ぶ。まだ会場はオープンに向けて設営真っ最中といった様子だったが、どこを見渡してもゲームとゲーム機材、そしてゲームの舞台しか視界に入らない環境というのはかなりエキサイティングだ。

【会場の模様】

 「Experience Zone」で最も巨大なブースはZOTACで、ここでは発表されたばかりのGeForce RTX 20の製品「ZOTAC GAMING Geforce RTX 2080 AMP」の実機がさりげなく置かれていたり、「ZOTAC CUP MASTERS」での使用機材となる「MEK1 GAMING PC」をはじめ「MEK」シリーズのPCなども展示されていた。

巨大なZOTACブース。お隣にはHTCと共同で出展するVR ARENAも設置
なんとZOTACのGeForce RTX 2080が!3連ファンは冷却効率を高めるために立体的な構造になっており、VirtualLin対応のUSB-Cポートも備える
超コンパクトながらGTX1080 miniを搭載し、十二分なゲーミング性能を備える「MEK Mini GAMING SYSTEM」
「ZOTAC CUP MASERS」使用PCの「MEK1 GAMING PC」。色違いのホワイトも展示されていた
巨大な「MEK ULTRA」。搭載ビデオカードはGeforce RTX 2080 Ti!

 今回見られた会場は概ねTGSの1区画分くらいの規模だったが、大会の会場となるアリーナのほうはまだ見られていないので、これでもまだまだイベント全体のほんの一部に過ぎない。アリーナも相当な広さだということで、その規模感には驚かされるばかりだが、音楽+eスポーツのイベントというのは日本ではまだ珍しく、今回のEMFが一体どのような催しになるのか非常に興味があるし、楽しみだ。弊誌では随時レポートをお届けしていく予定なので、お楽しみにお待ちいただきたい。

【オマケ】
既に万全の状態でスタンバイするコスプレイヤー、コンパニオンさんたち