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白揚社、「テトリス」誕生秘話を、書籍「テトリス・エフェクト」よりWEB公開

思わず誰かに話したくなるトリビアが満載

6月14日~7月31日 公開

 白揚社は、29年前(1989年)の6月14日にゲームボーイ版「テトリス」が発売されたことを記念して、書籍「テトリス・エフェクト―世界を惑わせたゲーム」から、「テトリス」の誕生秘話を同社ウエブサイトへ転載した。公開期間は7月31日まで。

 「テトリス」は、1984年にソビエト連邦のコンピューター科学者、アレクセイ・パジトノフ氏が、エレクトロニカ60という“時代遅れの”コンピュータを使って作ったゲーム。外国で「パックマン」などのビデオゲームがブームとなっているのを耳にし、自分のマシンでも何かパズルゲームを作れないかと思案。玩具店でアイデアを探しているときに見つけた「ペントミノ」というパズル玩具がヒントになった。「ペントミノ」は、立法体が5つ繋がってできた12種類のブロックを使って所定の形を作るパズル玩具。

 はじめは、アスキーアート(カッコなどの文字)でブロックが作られ、「ペントミノ」のように特定の形にブロックをはめ込むゲームだったが、その後、上からブロックを落とすように変更された。また、すぐにゲームオーバーになるのを回避するため、列が埋まると消えるようにした等、パジトノフ氏が初めて着想を得て、オリジナル版「テトリス」を形にしていく場面が公開されている。

□「テトリスはどのように生まれたか?」のページ
http://www.hakuyo-sha.co.jp/infos/gbtetris/