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「モンスターハンター:ワールド」、あの「ネルギガンテ」に挑戦!
今作のメインモンスター。何度も挑戦してわかった生態をおとどけ
2017年12月19日 08:00
2018年1月26日に発売予定のプレイステーション 4用ハンティングアクション「モンスターハンター:ワールド」のプレス体験会が12月18日に開催された。
今回の体験会では「ドスジャグラス」、「ボルボロス」、「アンジャナフ」に加え「ネルギガンテ」に挑戦できたため、筆者たちは1時間と限られた時間のなか可能な限り挑戦してきた。その回数は3回。結論から言えば討伐には至らなかったのだが、そのなかで得られた経験をお伝えする。
無数の棘が生えた古龍種、激しい攻撃の数々
「ネルギガンテ」は、腕や身体の至るところに棘が生えた「古龍種」だ。今回の体験会で確認できた痕跡は足跡とその棘で、沼地の花畑に立つ姿は禍々しくも雄々しい美しさがある。
「モンスターハンター:ワールド」のパッケージビジュアルにも描かれている「ネルギガンテ」だが、実際に出会うとその姿は強烈かつ壮大で、異様ともいえる棘まみれの姿は「こいつこそがラスボスなのでは?」とすら思わせるほど。「モンスターハンタークロス」に登場した「オストガロア」もそうだが、棘が生えるとモンスターの威容が増す法則はあると思う。
さて、その攻撃や度重なる挑戦からみられた生態をお伝えしよう。まず、ハンターが「ネルギガンテ」に発見されていない場合、「ネルギガンテ」は何度も毛繕いのような動きをする。生える棘が鬱陶しいかのような動きだが、その理由は次の生態で納得がいった。
「ネルギガンテ」に攻撃が通りやすい部分は、片手剣やガンランスの持つ「切断」属性でなら前足、頭、尻尾、そして胴体の4部位に攻撃が通りやすい印象。頭はねじくれた角が防御しており、よく動くため狙いにくい。基本的には尻尾か前足を狙っていく戦術がいいだろう。
しかし、「ネルギガンテ」は戦っている最中にその棘が成長していく。しかも怒り状態に入ったり、ひょんな事から急成長してその身体を覆うのだ。これが先ほどの毛繕いの原因だろう。攻撃した部位の棘は破壊できたが、すぐに白い棘となり再生。その状態でしばらくすると、黒い棘となってより強固に変化するようだ。ただこの棘は壊れやすく、ハンターの攻撃に加え「ネルギガンテ」自身の激しい攻撃によっても破壊されることが確認できた。
しかしこの「激しい攻撃」が問題で、腕を使った薙ぎ払いや「テオ・テスカトル」を思わせる尻尾の叩きつけ、高く飛び上がってからのダイビング攻撃など、大振りながら素早いモーションの攻撃が詰まっている。棘をこすり落とすように行なうタックルや大きく立ち上がって叩きつけ、頭突きを行なう攻撃もあり危険極まりない。今回の体験会では様々なタイミングでこの攻撃がみられ、筆者含め数人のハンターが直撃して力尽きた。とても強い。
強力な攻撃、禍々しい見た目、そして頻繁に行なわれる咆哮。体験会の15分という短い時間での討伐は至難の業に見えるが、光明はあった。睡眠や毒、麻痺といった状態異常にできたのだ。睡眠は「大タル爆弾」などを設置する絶好のチャンスになりえるため、ここで4人総出で爆弾を置けば大きく体力を削ることもできる。麻痺を与えられればしばらく大人しく攻撃を受けてくれる。筆者たちはこの方法で「ネルギガンテ」を瀕死まで追い込んだが、やはり時間切れとなってしまった。
以上が今回の体験会で筆者が見つけた「ネルギガンテ」の生態だ。さすが本作のパッケージビジュアルを飾るモンスターだけあって、その戦闘力は高かった。攻撃も危険なものばかりで、製品版では慎重な戦いを強いられそうだ。もし次に挑戦する機会があれば、討伐に成功したい。
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