【特別企画】

今年のお正月はSwitch2で! 家族で、みんなで遊べるSwitch2タイトル特集2025【年末特集】

 久しぶりに会う家族や友人と何をするか迷ったら、本誌の読者は「ゲーム」が浮かぶはず。毎年恒例となった家族や友人と集まってのプレイにオススメのゲームを紹介する本企画だが、今年は新ハード、Nintendo Switch 2のタイトルからピックアップした。

 定番のローカル対戦はもちろん、Joy-Con 2を用いた新たな操作や、別売りのUSBカメラを用いた機能など、より皆で盛り上がりやすいタイトルも登場したので、それらも含めて幅広く紹介したい。

 なお、2025年以前にリリースされた、みんなでプレイしたいタイトルは以下の記事で紹介している。こちらも参考にしていただきたい。

「スーパー マリオパーティ ジャンボリー Nintendo Switch 2 Edition + ジャンボリーTV」(任天堂)

価格:パッケージ版 9,128円 ダウンロード版 9,100円 アップグレードパス 2,000円 プラットフォーム:Nintendo Switch 2

 休暇中にみんなで集まってプレイしたいゲームといえば、「マリオパーティー」が真っ先に思い浮かぶという人も少なくないだろう。本作はNitendo Switch用「スーパー マリオパーティ ジャンボリー」のSwitch2版。前作で楽しめた内容はそのままに、Switch2ならではの要素も取り入れられている。

【スーパー マリオパーティ ジャンボリー Nintendo Switch 2 Edition + ジャンボリーTV [Nintendo Direct | Nintendo Switch 2]】

 無印版のJoy-Conを使用する体感ゲームと、通常のコントローラー操作で行なうものに加え、「Nintendo Switch 2 Edition」では新たに20種類のミニゲームが追加。Joy-Con 2のマウス操作を用いたメールを振り分けるゲームや、本体内蔵のマイクに向かって拍手するものなどが登場する。また、これまでも遊べたミニゲームのグラフィックも綺麗に進化。さらにカメラを繋ぐとプレーヤーの顔が画面に登場する機能も実装されている。

 タイトルにもなっている「ジャンボリーTV」は、番組の参加者となり、マリオたちと共にさまざまなコーナーにチャレンジしていくというコンテンツ。このモードのメインとなる「スゴロク」では、全7つのボードで、ミニゲームで勝利してコインを集めながら、スターの数を競い合える。本作では新たに2vs2で対戦できる「タッグルール」と、5ターンで勝敗が決まる「クライマックスルール」が追加されており、場面に合わせて様々な遊び方が可能だ。

 本作には他にも、「クッパオンステージ」や「スーパーコースター」、ミニゲームを自由に選んで遊ぶ「フリープレイ」といった遊び方も用意されている。

 「クッパオンステージ」は、2人2チームに分かれてステージに上がり、クッパと会場を盛り上げるモード。カメラやマイクを使い、体や声を使ったミニゲームを楽しめる。一方の「スーパーコースター」はスリル満点のコースターに乗り込んでマウス操作のミニゲームで遊べる。どちらもSwitch2ならではのゲームモードとなっている。

 普段ゲームをしなくても簡単操作で気軽に遊ぶことができる本作は、家族や友人と一緒に遊ぶのに最適。Switch版の「スーパー マリオパーティ ジャンボリー」を持っている人はアップグレードパスを購入することで「スーパー マリオパーティ ジャンボリー Nintendo Switch 2 Edition + ジャンボリーTV」をプレイすることが可能なので、ぜひSwitch2ならではの盛り上がりを楽しんでほしい。

□「スーパー マリオパーティ ジャンボリー Nintendo Switch 2 Edition + ジャンボリーTV」のページ

「桃太郎電鉄2 あなたの町も きっとある 東日本編+西日本編」(KONAMI)

価格:8,980円 プラットフォーム:Nintendo Switch 2/Nintendo Switch

 デジタルすごろくゲームといえば「桃太郎電鉄」シリーズ。その最新作が「桃太郎電鉄2 あなたの町も きっとある 東日本編+西日本編」だ。シリーズ史上最大ボリュームの物件駅数と物件数が登場する本作では、「東日本編」と「西日本編」の2マップが収録され、好きなマップを選んで遊ぶこともできる。

【桃太郎電鉄2 ~あなたの町も きっとある~ 紹介映像 (桃鉄2) | KONAMI】

 2つのマップのうち「東日本編」マップでは、初登場となる「ラッセル車カード」で豪雪を進む「冬季の北海道」イベントや、宇都宮と浜松のご当地餃子対決イベント「宇都宮と浜松」など、東日本ならではのイベントが登場。対する「西日本編」マップでも、「京都三大祭り」や大阪の「だんじり祭り」などのイベントが楽しめる。

 シリーズでお馴染みの貧乏神たちもパワーアップしており、それぞれのマップに「ゲストボンビー」が2体ずつ登場。東日本では物件の収益率をマイナスへ変えてしまう「パーセントボンビー」や、爆発して、周囲に被害を与える「バクレツボンビー」。西日本では特定の駅をマイナス駅に変えてしまう「マイナ~~スボンビー」や、デビル系カードを吐き出す「デビルボンビー」が現われ、プレーヤーの旅を盛り上げる。

 また、各地でプレーヤーの仲間になる「歴史ヒーロー」や、地域にまつわる「名産怪獣」も過去最多となる人数が登場。マップの地形や構造物の表現も進化しており、都道府県の境界線もわかりやすくなっている。そのため、これまで以上に、遊びながらさまざまな土地の歴史や文化、地理を学びやすくもなっている。

 本作にはSwitch2版の限定機能として、通常よりも広い視点でマップを楽しめる「ひろびろマップ」や、「おすそわけ通信」にも対応。おすそわけでは「桃鉄3年決戦!」の1年目を遊ぶことが可能だ。

 なお、本作は両方のマップが入った「東日本編+西日本編」のほか、「東日本編」のみ、「西日本編」のみのダウンロード版も発売されており、どちらかのマップを持っていれば、もう片方のマップを持っている人とオンラインで遊ぶことが可能。また、追加コンテンツとして、もう片方のマップを後から購入することもできる。

□「桃太郎電鉄2 あなたの町も きっとある 東日本編+西日本編」のページ

「カービィのエアライダー」(任天堂)

価格:パッケージ版 8,980円 ダウンロード版 7,980円 プラットフォーム: Nintendo Switch 2

 カービィをはじめとした「星のカービィ」シリーズに登場するキャラクターを操作するアクションレースゲーム。ゲームキューブで2003年にリリースされた「カービィのエアライド」から22年ぶりの完全新作ということで、多くのファンが心待ちにしていた本作だが、皆でワイワイプレイするのにもぴったりの作品だ。

【カービィのエアライダー 紹介映像】

 本作では、カービィやデデデ大王、ワドルディといったお馴染みのキャラクターが「エアライドマシン」に乗って競争する。マシンの性能はライダーとの組み合わせによって変化するので、自分だけの組み合わせでレースを楽しむことができる。

 コースもバラエティ豊かで、花畑が広がる「フラリア」や、スチームパンクの「マシーンがスト」などさまざま。また、「エアライド」でお馴染みの懐かしいコースも登場する。

  操作はボタン2つとスティックのみとシンプルで、誰でも簡単に遊ぶことが可能。ゲームモード「エアライド」では最大6人でレースができ、ライバルや敵に攻撃することでスピードアップすることができる。また、敵の能力をコピーしてスピードアップしたり、必殺技「スペシャル」を発動して敵を蹴散らしたりといったアクションもできるなど、想像以上に激しいレースが展開される。

 また、見下ろし画面でサクッと遊べるレース「ウエライド」も用意されている。こちらではあちこちに現れるアイテムを駆使しながら、仕掛けが散りばめられたコースを駆け抜けられる。なお、こちらは最大8人でのオンライン対戦に対応している。

 本作は他にも、広大な空島「スカイア」を舞台に、最大16人でマシンを育てながらバトルを繰り広げる「シティトライアル」や、ひとり専用のストーリーモード「ロードトリップ」なども存在し、遊び方が盛りだくさん。

 ひとりでじっくり腕を磨いて、みんなで集まった時に練習の成果を披露するといった遊び方をするのもいいだろう。

□「カービィのエアライダー」のページ

※本ソフトには、インターネットに接続できる環境とNintendo Switch Onlineへの加入(有料)が必要なモードや機能があります。

「スプリット・フィクション」(Electronic Arts)

価格:価格:6,900円 プラットフォーム:PS5/Xbox Series X|S/Nintendo Switch 2/PC ※2人プレイ専用

 「誰かと2人で協力したい」という人にオススメしたいのが「スプリット・フィクション」だ。本作は「It Takes Two」など協力プレイに特化したゲームで有名なHazelight Studiosによる作品で、本作でも様々なギミックが用意されたステージを、2人で協力しながら進んでいく。

【スプリット・フィクション|公式ストーリートレーラー】

 本作の主人公は作家のミオとゾーイ。それぞれSFとファンタジーを得意としており、性格も創作スタイルも真逆だが、アイディアを奪うマシンに接続され、自分たちの物語の世界に閉じ込められてしまい、協力して脱出を目指すことになる。

 なお、2人の作家の世界はステージにも反映され、幻想的なファンタジー世界と、未来的なSF世界が登場。1つのゲームで全く異なる舞台を冒険できる、1度に2度美味しい作品となっている。

 ステージでは、物語にあわせて変化するキャラクターの能力を活かしながら、さまざまなギミックを解いていくことに。先に進むためにはマップをしっかり観察したり、配置されているアイテムをどう使うかなどの閃き、アクションやタイミングなど、息のあったプレイも必要とされる。

 ステージのギミックや、使用できる能力が世界によって変化するのもポイント。SF世界ではシューティングゲームが展開されたり、ファンタジー世界では魔法を使ってギミックを解いたりといった風に、ステージごとに新鮮な気持ちでプレイすることができる。

 物語の展開とギミック変化のリンクが魅力な本作だが、やはりキモとなるのは協力プレイ。水と油だった2人の作家が徐々に信頼関係を築いていくのと同じように、本作をクリアするころにはプレーヤー同士の絆も深まっているのではないだろうか。

 なお、本作は2人プレイ専用だが、「フレンドパス」機能によってフレンドを無料プレイに招待できるので、必要なソフトは1本だけ。また、クロスプレイにも対応しているので、異なるハードを持った友人とも一緒に遊ぶことが可能なので、家族や友人と一緒にプレイしてほしい。

□「スプリット・フィクション」のページ

「マリオカート ワールド」(任天堂)

価格:パッケージ版 9,980円 ダウンロード版 8,980円 Nintendo Switch 2 マリオカート ワールド セット 53,980円 プラットフォーム:Nintendo Switch 2

 説明不要のレースゲーム「マリオカート」シリーズの最新作である本作は、シリーズ初となるオープンワールドによる広大なマップや、最大24人でのオンラインマルチプレイなどさまざまな試みで新たな体験を提供してくれるタイトルだ。

【マリオカート ワールド Direct】

 おなじみのルール「グランプリ」に加え、休憩なしで一気に走り抜ける勝ち残り戦「サバイバル」や、自由に走って景色を楽しんだり操作の練習ができる「フリーラン」も搭載されているなど、シリーズの新たな広がりを感じさせてくれる本作だが、オンライン対戦だけでなく、家族や友人と一緒にプレイするのにもオススメだ。

 本作では、テレビに繋いで最大4人での対戦や、Joy-Con 2のおすそわけでのプレイ、ローカル通信対戦などの機能は引き続き搭載。また、敷居が高く感じるレースゲームを手軽に操作できるハンドルアシストやオートアクセルなど、プレイを補助してくれる機能も用意されている。

 皆で一緒に遊ぶ時に特に活躍するのがUSBカメラ(別売)を繋ぐことで使用できる「カメラプレイ」。ゲーム画面内にプレイヤーの顔が表示されるようになり、口を一文字にして集中する姿や、ミスをしてしまったときの表情などが横を見なくてもわかるので、一層レースが盛り上がるはずだ。

 なお、Joy-Con 2でもレースゲームをドライブ感覚で操作できる「Joy-Con 2 ハンドル」(別売)も販売されている。小さいお子さんがいる家庭なら、スティック操作に慣れていなくても直感的な遊び方ができるのでオススメだ。

□「マリオカート ワールド」のページ

「ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女」(レベルファイブ)

価格:通常版 7,678円 Nintendo Switch 2 Edition 7,978円 デジタルデラックスエディション 8,778円 プラットフォーム:PS5/PS4/Xbox Series X|S/Nintendo Switch/Nintendo Switch 2/PC(Steam)

 すごろくやレースで競争するのもいいけれど、家族や友人とのんびり過ごしたい。という人にオススメしたいのが「ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女」。本作は「ファンタジーライフ」シリーズの完全新作で、無人島を舞台に全14種類の多彩なライフ(職業)を切り替えて、自由気ままなスローライフRPGを楽しめる作品だ。

【【PV】一挙紹介!『ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女』でできること】

 本作は、素材集めや制作、家具でのマイハウス作りなどの島づくりを楽しみながら、島の謎に迫ることが目的となるが、遊び方は定まっていないので、自分が思うがままにプレイすることができる。舞台なるフィールドは広大なオープンワールドとなっており、さまざまなロケーションが存在するほか、素材集めに役立つダンジョンも点在。移動も自由度が高いため、“やること探し”に困らないのもポイントだ。

 職業(ライフ)は戦闘職・採取職・制作職に分かれており、戦闘や採取で得た素材を使って、制作職でアイテムを作るといったサイクルにはついつい没頭してしまう。職業はいつでも、どこでも、その日の気分で変更できるので、文字通り気ままな生活を楽しむことが可能だ。

 島では最大4人まで同時に遊ぶことができ、互いの島に遊びに行ったり、一緒にダンジョンに挑んだりといったことが可能。Nintendo Switch版では最大4人のローカル通信も可能なほか、コントローラーが2つあれば1つのソフトで2人プレイが可能なので、Switch/Switch 2が1台あれば気軽に協力し合うこともできる。

 この冬、皆で集まってのんびりとスローライフを楽しめば、いつの間にか島が賑わい、同時に思い出も増えていくはずだ。

□「ファンタジーライフi グルグルの竜と時をぬすむ少女」のページ