【特別企画】
山田裕貴さんの「モンハン」愛炸裂! 「モンスターハンターワイルズ」メディア発表会レポート
イメージキャラクターを務めるTVCMが放映開始
2025年2月15日 21:17
- 【「モンスターハンターワイルズ」メディア発表会レポート】
- 2月15日 開催
いよいよ発売が2月28日に迫った、カプコンのハンティングアクションゲーム「モンスターハンターワイルズ」。リリースに先駆けて、メディア向けの発表会が2月15日に渋谷区恵比寿にあるイベントスペースEBiS303で開催された。
今回のイベントでは、開発チームからプロデューサーの辻本良三氏とアートディレクター兼エグゼクティブ・ディレクターの藤岡要氏、ディレクターの徳田優也氏に加えて、スペシャルゲストとして俳優の山田裕貴さんが登壇。実機を使った「モンスターハンターワイルズ」のデモプレイなどが行われた。
また、イベント冒頭に辻本プロデューサーから山田さんがTVCMのイメージキャラクター就任したことが発表された。2月26日からTVCM「オトモアイルーと一緒な山田裕貴」篇と「仲間との狩りが止まらない山田裕貴」篇の2本が放映開始される。実は山田さんが「モンハン」のTVCMに出演するのは、「モンスターハンターライズ:サンブレイク」に続き今回が2回目となる。
このCM出演が決まったことに対して感想を聞かれた山田さんは、PSPで発売された「モンスターハンターポータブル 2nd」からずっとシリーズをプレイし続けていたこともあり、「人生の一部が『モンハン』になっていたため、そこに参加することが嬉しい」と素直な感想を述べていた。
山田さんはTVCMのみならず、広告グラフィックにも出演している。本人がハンターになりきっているだけではなく、仲間のハンターも山田さん自身が演じているというユニークなものとなっている。こちらは2月15日よりSHIBUYA109で掲出されているほか、来週以降は渋谷に加えて大阪・梅田、名古屋などでも順次掲出される予定だ。
ここで、山田さんの相棒としてCMにも出演しているアイルーがステージに登場。アイルーを見るなり「こんちわー!」と挨拶する山田さん。いつもゲームの中では一緒に冒険をしているということもあってか、目の前に現れたリアルなアイルーを見てかなり喜んでいる様子であった。
それもそのはずで、山田さんは「モンハン」をプレイするときにアイルーに「エクシア」という名前を付けるほどのこだわりを持っている。シリーズが変わっても同じ名前を付け続けるぐらいに、自分の相棒としてこのアイルーに対しても愛着を持っているということだった。
CM撮影では山田さん自らの提案で「集中乱舞【廻天】」のアクションを再現!
2月26日から放映が開始されるTVCMの「オトモアイルーと一緒な山田裕貴」篇と「仲間との狩りが止まらない山田裕貴」篇だが、前者では先ほど登場したアイルーとも共演を果たしている。このアイルーはぬいぐるみではなくCGで作られているため、当たり前だが撮影現場にはいなかった。しかし、山田さんはどっぷりと没入していたため、アイルーが本当にいるように見えたそうだ。
もうひとつのTVCMである、「仲間との狩りが止まらない山田裕貴」篇の撮影秘話として、ソファーからジャンプして着地するというシーンが話題に上がった。絵コンテで描かれていた時点では、シンプルにジャンプした後に着地するというものだったのだが、山田さんはどうしても「集中乱舞【廻天】」のアクションに近づけたかったことから、自ら回転するアクションを追加。結果として、20回ほどリテイクしたと明かしていた。
こうしたアクションや演技については、専門家がその場にいて指導を受けたわけではなかったため、山田さん自身が自宅でプレイしているときに体が動いているときのスタイルを、そのまま自分で自分を指導しながら演技していたそうだ。
ちなみにゲームの新作が出たときは、10時間ほどゲームをぶっ続けで遊ぶことがあるという山田さん。日中から遊び始めても10時間も経てば暗くなってしまうが、ゲームに集中しているためそのテレビの明かりだけで遊んでいるのだという。また、テレビの前からもあまり動きたくないことから、10時間過ごすことができるようにペットボトルを何本も目の前に置いておきながら、ゲームをプレイしているそうだ。
「モンハン」については、野良で他のプレーヤーと一緒に遊ぶこともあるという山田さんだが、クリアするのが難しいクエストでも、ロビーで強い人が入ってきてくれることがあり、本当にありがたいと自身の経験を語っていた。また、そうした一緒に遊ぶプレーヤーの中には、前作で山田さんが演じたキャラクターの声を使っている人がかなりいたという。それを耳にするたびに、「使ってくれているんだな。嬉しいな」と思いながら微笑んでいたそうだ。
実機でアルシュベルドとヌ・エグドラの討伐に挑戦!
リアルに「モンハン」を楽しんでいる山田さんだけに、ゲームに関する話しが尽きないところで、実機を使った生のモンスター討伐に挑戦することに。今回山田さんが挑戦したのは、アルシュベルドとヌ・エグドラの2体だ。
鎖刃竜アルシュベルドは、現在開催されているオーブンベータテストでは、クリア成功率11パーセントという高難易度のクエストになっている。時間切れになりやすいため可能な力尽きる回数は5回に増えているが、リスクを負ってでもダメージを与えないとクリアするのは難しいモンスターだ。
今回山田さんはソロでアルシュベルドに挑むことになったのだが、プライベートでプレイした時はソロでは時間切れで討伐に失敗したものの、マルチでは倒すことに成功している。ちなみに、オーブンベータテストでは武器に属性値が入っていないため難易度が上がっているのだが、製品版では属性値が入っているためもう少し難易度が下がるそうだ。
今回が3回目の対戦だというアルシュベルドだが、まだ攻撃のタイミングが掴めていないということもあってか、やや苦戦する場面も見られた。しかし、さすが18年間双剣を使い続けてきたというだけのことはあり、徐々にプレイにもキレが出てくる。
途中でアルシュベルドの上に乗って攻撃を加えるという見せ場も作ったほか、自身がCMの中でも披露した「集中乱舞【廻天】」もゲーム内で披露することに成功。ペースも良かったが、残念ながらイベント的に時間切れとなってしまった。
続いて実機で挑戦することになったのが、獄灼蛸ヌ・エグドラの討伐だ。こちらは山田さんに加えて、開発者の3名も参加して挑戦が行われている。このヌ・エグドラは、油涌き谷と呼ばれる場所に出現するメインのモンスターだ。名前に蛸と付けられていることからもわかるように、見た目はタコに近い何体系の生物となっている。
一般的なタコといえば水に住んでいることが多いイメージだが、このヌ・エグドラは、それとは真逆の火を纏っているところがユニークなモンスターだ。ちなみに、ヌ・エグドラ自体はオープンベータテストにも登場しないため、山田さんもこれが初めての挑戦となる。
バトルは山田さんが最初の一太刀を浴びせたところからスタート。ゲーマーらしく、仲間たちの好プレイに対して大声で「ナイス!」と声を掛ける山田さん。ときおり炎をまとって暴れる姿を見て「映画を観ているようだ」といいながら、そのリアルさに感動している様子だった。
討伐そのものは、地形のギミックを活用したり2本の足を落とすことに成功したりと、なかなか順調なペースで進んでいく。仲間のひとりが体力が減ってしまった時は、山田さんがお得意の粉塵を撒くなどしっかりとサポートしていたこともあり、見事討伐に成功することができた。
サーティワンコラボやARコンテンツイベントなどコラボも充実!
実機によるデモプレイが終わった後で、最新情報の紹介が行われた。最初はサーティワンアイスクリームとのコラボレーションだ。こちらは2月28日より、31モバイルオーダー限定で「モンスターハンターワイルズ アイスクリームセット」が販売されるというもの。
ゲームの世界を再現したオリジナルボックスが付属しているほか、アイスクリームを持ったアイルーのオリジナルスプーンとPS5の「モンスターハンターワイルズ」で使用できるスペシャルチャームセットのプロダクトコードと、そちらをイメージした「アイルーチョコレートミント」アクリルキーホルダーが付属する。
もうひとつ、2025年2月28日から3月30日までの限定で商品をひとつ購入するごとにスタンプがひとつもらえ、集めたスタンプによって待ち受け画像やゲーム内で使用できるアイテムパックなどがもらえるサーティワン公式アプリの「31club」限定キャンペーンも実施される。
さらに、3月14日から店頭で税込み500円以上購入したときに「31club」のアプリを見せることで、オリジナルコラボステッカーがランダムで1枚もらえる。ステッカーは全部で3種類用意されており、全国で8万枚限定で配布される。
さらに小田急電鉄の主催で、ARコンテンツイベント「『モンスターハンターワイルズ』AR 都庁来襲」が2025年3月3日から16日まで東京都庁第一本庁舎前都民広場で開催される。こちらは、スマートフォンアプリの「XR CHANNEL」を利用したコンテンツで、無料で体験することが可能だ。使い方も簡単で、東京都庁第一本庁舎にアプリをかざすだけで大迫力のモンスターたちが目の前に出現する。さらなる詳細については、2月17日公式サイトで発表される予定だ。
東京でも開催された展覧会「モンスターハンター20周年 大狩猟展」が、2月20日から4月5日までグランフロント大阪 北館 ナレジックキャピタル イベントラボで開催される。こちらは、「モンスターハンター」の世界観を体験できるさまざまなコンテンツが展示されているというものだ。
中でもメインコンテンツになっているのが、デジタルでモンスターが観察できる「モンスター図鑑AR体験」である。歴代タイトルに登場した全16種類のモンスターに加えて、この大阪会場では新たに1種類のモンスターが追加される。そちらの情報は、随時発表される予定だ。
また、この大阪会場では新規造作物として「アルシュベルド」のチャージアックスを模したものが展示されることも決定。ブレード部分が光っているなど重厚なデザインに仕上げられており、一見の価値がありそうだ。
ひと通りイベントのプログラムが終了した後で、最後に辻本プロデューサーからは「発売後も数回のタイトルアップデートを考えており、開発の方もそちらの制作に取り掛かっています。僕もオンラインで皆さんと一緒にプレイできたらと思っているので発売が待ち遠しいです」と、リリースに向けてメッセージが語られた。
この「モンスターハンターワイルズ」は、2月28日より発売が開始される。残り2週間ほどではあるが、発売を心待ちにしている人も多いことだろう。2月18日の11時59分まではオープンベータテスト2も実施されている。まだ遊んだことがないという人は、ぜひそちらにも参加していただきたい。
※画面は開発中のものです。
※本リリース内容は日本国内向けの情報です。記載の内容は予告なく変更となる場合があります。
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