【特別企画】
カプコンカフェ話題の「蜘蛛恐怖症対策モードゼリー」はさっぱり味! 「モンハンワイルズ」コラボメニューを実食
2025年3月18日 19:15
- 【カプコンカフェ「モンスターハンターワイルズ」コラボレーション】
- 3月21日~ 開催予定
- 開催店舗:「カプコンカフェ」池袋店/梅田店
カプコンが運営する「カプコンカフェ」は3月21日より、同社発売のハンティングアクション「モンスターハンターワイルズ」とコラボした「『モンスターハンターワイルズ』コラボ」を開催する。
コラボではオリジナルのコラボグッズを販売するほか、コラボ限定メニューが提供される。開催期間は池袋店が3月21日~4月30日、梅田店は3月21日~5月1日で、いずれも公式サイトでの予約が必要となる。なお、コラボグッズの購入については予約なしでも利用できる。
コラボ限定メニューは公式サイトからアナウンスがあった通り、「オトモアイルーのハンバーガープレート」や「レ・ダウのオムカレー」、また、そのネーミングから直近で話題となった「蜘蛛恐怖症対策モードゼリー」などユニークなネーミングとモンハンワイルズの世界観をマッチしたメニューが多数用意されている。
今回はコラボ開催に先駆けて、メディア向けに行なわれたコラボ限定メニュー試食会に参加してきたので、実際に一部のメニューを食べた感想やコラボドリンクの写真などを交えてレポートしていきたい。
食事メニューやデザート、コラボ限定ドリンクなどを豊富に用意
3月21日から楽しめるコラボメニューは、食事メニューとして「オトモアイルーのハンバーガープレート」、「レ・ダウのオムカレー」、「ベースキャンプのハンバーグステーキ」、「刺花蜘蛛ラバラ・バリナの麻婆豆腐ラーメン」の4種類を用意。価格はいずれも1,980円。
デザートは「アルシュベルドのチュロスプレート」、「蜘蛛恐怖症対策モードゼリー」の2種類を用意する。価格はいずれも税込1,650円となる。
ちなみに「蜘蛛恐怖症対策モード」とは、「モンハンワイルズ」にある設定の1つ。リアルな蜘蛛が苦手な人に向けて用意された設定となっており、この設定を有効にすることで、ゲーム内に登場する一部の多脚小型モンスターなどの外観がスライムのような外見に変化するモードだ。今回の「蜘蛛恐怖症対策モードゼリー」はこの時のスライムのような外見のモンスターをゼリーで再現している。
ドリンクメニューは「鎖刃オレオシェイク」、「アイルーキャラメルカフェオレ」、「ババコンガの抹茶いちごミルク」、「煌雷エナジードリンク」、「波衣レモネード」、「纏鉱石の抹茶ラテ」、「刺花フルーツアイスティー」、「セクレトラムネフロート」の8種類に加えて、コラボメニューのレギュラーとして「元気ドリンコ」と「回復薬」の計10種類を用意。価格はいずれも税込880円だ。
「元気ドリンコ」と「回復薬」については、ゲーム内の雰囲気にマッチしたユニークな形状の「回復薬ボトル」に入れられた状態で飲むことができる。加えてこれら2アイテムについては2,530円の「ボトル付きセット」も用意されており、店内で飲む時に使った物とは別に、未使用品の「回復薬ボトル」、または「回復薬ボトル(アイルーver)」のどちらかがセットとして付いてくる。
なお、これらオリジナルドリンクを注文した人には、コラボ限定デザインのコースター(全10種類からランダム)が1枚プレゼントされる。また、カフェメニューの利用3,000円毎に、プロマイド風ポストカード(全10種類からランダム)が1枚プレゼントされる。
「蜘蛛恐怖症対策モードゼリー」は普通においしい
ここからは実際に試食したメニューについてのレポートをお送りしよう。今回用意された試食用メニューは「オトモアイルーのハンバーガープレート」と「レ・ダウのオムカレー」、デザートの「蜘蛛恐怖症対策モードゼリー」の3種類。ドリンクについては8種類あるコラボドリンクの中から好きなドリンクをどれか1つ、ということだったので、今回は「アイルーキャラメルカフェオレ」を選択した。
最初に試食したのは「オトモアイルーのハンバーガープレート」。ハンバーグが肉々しく、チーズのかけられた厚めのパンズとの相性がナイスマッチング。オトモアイルーの耳を模したトルティーヤがちょっとしたアクセントになっている。後ろ側に伸びているチーズのかけられたベーコンはハンバーガーと一緒に食べると口の中でとろけて、豊かなマリアージュとなる。添え物のフライドポテトは塩味がやや強めながら、チーズスパイスで飽きない味わいとなっている。ピクルスはほどよい酸味で口直しには最適だ。
次に試食したのは「レ・ダウのオムカレー」。辛さは控えめながら、スパイシーな辛みがほどよいバランスの味わいとなっている。ほうれん草やパプリカなど野菜も豊富に含まれるので、一緒に食べていると野菜の旨味が相まって辛さがマイルドになるので、辛いものが苦手な人でも美味しく食べられそうだ。ワンポイントで乗せられた綿菓子の甘さも、カレーの辛さを抑えて意外な口当たりを与えてくれる。オムライスはあまり主張せず、ふんわり柔らかな卵の味わいにカレーを絡めることで、マイルドな口当たりに変化するのも面白い。
次はいよいよ、名前のインパクトが強烈な「蜘蛛恐怖症対策モードゼリー」。ところが、名前のインパクトとは裏腹にさっぱりあっさりとした味わいのフルーツヨーグルトに仕上がっていた。フルーツの新鮮な風味が鼻孔をくぐり、爽やかさを演出する。オレンジゼリーはあまり甘くなく、大人向けのさっぱりした爽快感が味わえる。オレンジゼリーの中にはナタデココが含まれており、これが噛み応えとほんのりとした甘さのアクセントになっている。
コラボドリンクの「アイルーキャラメルカフェオレ」は、暖かいカフェオレの上に乗せられたボリューミーな生クリームがほどよく甘いので、そこだけパフェのように食べる事もできるほど上品な甘さと味わいだ。キャラメルソースがかけられているので、単なる生クリームの甘さだけでなく、キャラメルの味わいも重なって食べやすさが増している。アイルーの手を模したチョコレートは口の中に入れると、カフェオレの熱で柔らかくなっており、食べやすい歯触りに変化しているのも面白い。
それぞれ試食したメニューについて色々と書いてみたが、端的に言えば、どれもこれもめちゃくちゃ美味しかった。
「モンハンワイルズ」好きなら1度は顔を出したい魅力的なコラボメニューの数々
「カプコンカフェ」は、ゲームやアニメなどのコンテンツをテーマに、限定メニューやグッズを展開し、ユーザーがコンテンツの世界観を追体験する事を目的としたカプコン直営のキャラクターカフェ。「モンハン」シリーズとのコラボで始まったカフェだが、近年は同社ゲームタイトルだけでなく、「3年Z組銀八先生」や「たまごっち」など、様々なコンテンツとのコラボを実施している。
カプコンカフェは2015年11月にオープンしており、当時は埼玉県越谷市にある「イオンレイクタウンkaze」で運営していたが、紆余曲折を経て現在は東京と大阪の2店舗を運営している。
今回は「『モンスターハンターワイルズ』コラボ」のメニューを一部試食したが、料理の中で作品の魅力を伝えていこうという意識が各所に見られ、非常に興味深い体験となった。味はもちろんのことながら、モンスターやハンターなどのビジュアルがプリントされた最中のワンポイントなど、ちょっとしたオマケのような要素にも気が配られており、コンテンツへの愛が感じられるコラボという印象だった。
「モンハンワイルズ」のファンの人にこそ刺さりそうなこれらコラボメニュー、興味がある人は1度食して見てはいかがだろうか?
(C)CAPCOM