【特別企画】

片山陽加さんと脳活バトル!「チコちゃんの脳活研究所」を一足早く体験

何度も遊びたくなる脳活ゲームが満載。パーティゲームとしても楽しめる

【チコちゃんの脳活研究所】

7月6日 発売予定

価格:4,800円

 クラウズプレイカンパニーは、Nintendo Switch用脳活ゲーム「チコちゃんの脳活研究所」を7月6日に発売する。価格は4,800円。

 本作は、NHKで放送されているバラエティ番組「チコちゃんに叱られる!」のチコちゃんが登場する脳活ゲーム。「注意力」、「分析力」、「ひらめき力」の3つのジャンルごとに用意された脳活ゲームをプレイすることで、脳の様々な箇所を刺激し、脳を活き活きとさせることができる。

 公立諏訪東京理科大学の教授である篠原菊紀教授が、収録されている全ての脳活ゲームを監修。1日1回、脳年齢を測定できる「脳活テスト」モードを中心に、最大4人まで同時に脳活ゲームをプレイできるモードが用意されているなど、毎日楽しめる脳活ゲームとなっている。

 今回は7月6日の発売に先駆け、本作を一足早くプレイできる機会を得た。脳年齢の測定するゲームモード「脳活テスト」をはじめ、元AKB48の片山陽加さん(現クラウズプレイカンパニー所属)と一緒に対戦を行なうことなどもできたので、本稿ではゲーム内容や魅力についてお伝えしていく。

【「チコちゃんの脳活研究所」PV第1弾】

チコちゃんが脳を活き活きとさせる手伝いをしてくれる

 本作では、チコちゃんが脳活研究所の所長として、プレーヤーの脳を活性化させるお手伝いをしてくれる。チコちゃんはゲームの案内役を努めるだけでなく、時には脳科学者の篠原菊紀教授と掛け合いをし、脳に関する豆知識トークをしてくれるなど、とにかく脳に良いことをどんどん発信してくれるのだ。

 本作をかなりやり込んでいるという片山さんは「チコちゃんがとにかく可愛くて、いつも励ましてくれるのでモチベが上がるんです」と、本作におけるチコちゃんの存在感を熱く語っていた。チコちゃんのボイスはゲーム用に新たに収録されているとのことで、実際にゲームを触ってみるとかなりの台詞を喋ってくれる。もちろん、バラエティ番組「チコちゃんに叱られる!」での名ゼリフ「ボーっと生きてんじゃねーよ!」なども聞くことができるので、チコちゃんを知っている人からすればかなりグッとくる。

 また、ゲームをプレイしていくと、チコちゃんを着せ替えできるアイテムなどが解放されていき、普段とは違う装いのチコちゃんを見ることができるのもゲームならでは魅力ポイントだ。

ゲームの舞台となるのはチコちゃんが所長を務める脳活研究所
本作の脳活ゲームを監修した篠原菊紀教授もゲーム内に登場。チコちゃんとの息の合った掛け合いをみせてくれる
チコちゃんは脳を活性化できるようにアドバイスをくれたり励ましてくれたりと、しっかりとプレーヤー寄り添ってくれる

メインは脳年齢を測定できる「脳活テスト」。みんなで遊べる対戦モードも収録

 本作のメインとなるモードは自分の脳を測定できる「脳活テスト」。「注意力」、「分析力」、「ひらめき力」の各ジャンルの脳活ゲームをプレイし、現在の脳年齢や脳の状態を知らせてくれる。「脳活テスト」は1日1回のみプレイ可能で、1日ごとに自分の脳状態を確認できるので、ゲームを継続的に続けていけばどういった変化が現れるのかを実感できる。

 「脳活テスト」で脳を測定したあとに「オススメ脳活ゲーム」というモードをプレイすると、自分の脳の状態に合わせて篠原菊紀教授がオススメの脳活ゲームを選んでくれる。「脳活テスト」→「オススメ脳活ゲーム」というルーティーンを毎日こなしていけば、脳状態を効率良く活性化していけるというわけだ。

 実際にこの「脳活テスト」をプレイしてみたのだが、脳活ゲーム自体は1つ約1分程度でサクッとプレイできるものとなっており、全体的に非常にテンポが良いと感じた。脳活ゲームはそれぞれ難易度は決して高くないが、制限時間が設けられているので焦ってしまいミスを連発。シンプルな内容だけに凡ミスがとても悔しい。結果、筆者の脳年齢は実年齢よりも上という診断が下されてしまった。これは悲しい。すぐにでも脳活を始めたい気持ちでいっぱいだ。

「脳活テスト」では前回のプレイと比較した分析なども知らせてくれるので、脳年齢が若くなっていくのを実感できてモチベーションがあがる

 「脳活テスト」と「オススメ脳活ゲーム」をプレイしていくことが本作の基本的な流れとなるが、個別に脳活ゲームを楽しみたい場合には「チコっとトライアル」で好きな脳活ゲームを何度でも楽しむことができる。また、2人〜4人で脳活ゲームを楽しめる「みんなで脳活」も用意されているので、家族や友達と一緒にプレイできるのも嬉しい。

 今回は「みんなで脳活」モードについても体験できた。対戦相手となるのは片山陽加さん。筆者よりも若いので脳年齢では恐らく負けている。ただし、脳活と言えどあくまでもこれは“ゲーム”。しかも筆者の方が歴が長いであろう“TVゲーム”だ。負けるわけにはいかない。そんな想いを胸に挑戦したのだが、結果は片山さんの勝利。どうやら脳年齢は嘘を付かないようだ。

実際既にかなりゲームをやり込んでいるという片山さん。対戦中は筆者が悪戦苦闘しているのを横目にサラッと華麗なプレイを魅せていた

脳活ゲームはどれもシンプル。誰でも簡単操作で楽しめる

 脳活ゲームはコントローラーのボタンや十字キーを操作していくだけのシンプルなものがほとんど。今回体験できた注意力のジャンルの脳活ゲーム「地底を掘り進め」は、画面に表示された指示通りにアナログスティックやボタンを同時に押していくというもので、視覚情報と両手別々の操作を素早く連動させることがポイントとなる。ゆっくり操作をすればなんの問題もないが、制限時間内があるというのがポイント。全て時間内にクリアしようとすると、そこそこのスピードが要求される。

 ほかにも、左右のお財布の中にある硬貨の合計金額を同じするという「金額合わせ」や、チコちゃんがあみだくじのような道を進んでいき、最終的にどこのお店に辿り着くかを当てる「通行禁止あみだくじ」といった、分析力が試されるゲームなどもあり、上手くプレイするにはゲームの腕前というより、脳で考える力が発揮される。いずれも難しい操作は必要なく、誰でも感覚でプレイ可能なので、小さい子供からお年寄りまで幅広く楽しめそうだ。

 脳活ゲームは注意力、分析力、ひらめき力の3ジャンル×各8種。基本的な難易度は3種で、問題ボリューム数はジャンル24種×難易度3種の計72種類が用意される。初期にプレイできる脳活ゲーム数は9種類のみだが、ゲームをプレイするとポイントがもらえ、ポイントが一定値たまるとほかの脳活ゲームが解放されていくという仕組みになっている。

 また、ポイントをどんどん貯めていくと、チコちゃんの着せ替えアイテムやプレイヤーズバッジが解放されていくなど、やり込み要素も用意されている。

地底を掘り進め
左手を右手を使って指示通りにコントーラーを操作。視力からの情報と手の操作を素早く連動できるかがポイント
金額合わせ
左右のお財布の中にある金額を同じにするゲーム。分析力が試される
通行禁止あみだくじ
チコちゃんが進む先がどこのお店に辿り着くかを当てていく。途中の通行禁止の道に騙されないようにしよう

 本作は「脳活」という、一見少しお固いゲームかと思いきや、かなりカジュアルなゲームに仕上がっている印象だ。この点について片山さんは、一般的な「脳活」といえば複雑な計算を解いていったりと続けていくのが難しいが、「チコちゃんの脳活研究所」では普通に楽しいゲームをマイペースでプレイしていくだけで効果が実感できるのが魅力だという。

 また、1人で淡々とプレイするだけでなく、対戦モードで複数人で盛り上がれるパーティゲームとしても楽しめ、Nintendo Switchの持ち運びやすいという利点を活かし、帰省や旅行先などで家族や友達とワイワイプレイするゲームとしても活躍してくれると、本作をかなり気に入っている様子だ。

 ゲーム性もあり、しっかりたっぷり楽しめる脳活ゲーム。せひゲームを楽しみながら、脳を活性化させてみてはいかがだろうか。