【特別企画】

狩りは75秒で完結! 「モンスターハンターナウ」を早速プレイ

外に出て遊ぶ“手軽なモンハン”に

【Monster Hunter Now】

9月 サービス開始予定

 ナイアンティックとカプコンによって発表された新たなスマートフォン用位置情報ゲーム「Monster Hunter Now」(モンスターハンターナウ)。「モンスターハンター」シリーズの最新作として、カプコンと「ポケモンGO」などで知られるナイアンティックが協力して開発している。

 4月25日よりクローズドβテスト、正式配信は9月を予定しているが、今回配信に先駆けてハンティングアクションなどゲームの一部をプレイできた。

外に出て遊ぶ「モンハン」。タップとフリックでアクションを表現

 今回プレイできたのは、マップ画面から実際にモンスターを狩猟するまでの一連の流れ。デモ機をスタッフに借りて、街の中に出てプレイしていった。

 マップ画面は、ナイアンティックが手掛ける「Ingress」や「ポケモンGO」をイメージするとわかりやすい。ゲーム画面上に広がるフィールドと実際の街並みやランドマークがリンクしていて、そこに素材アイテムやモンスターがいる。

 おおまかなゲームの流れは「モンハン」シリーズを踏襲していて、採集や採掘、モンスターの素材を集めて新たな武器や装備を作って強化し、さらなるモンスターを狩猟するというもの。画面の作りやUIについては、操作しやすいように「モンハンナウ」ならではものが採用されていいる。

採集や採掘は、基本的にタップ連打でOK

 プレイした渋谷ヒカリエ周辺は「砂漠」のエリアとなっていて、そこには骨塚があったり、砂漠と関連するモンスターが闊歩。プレーヤー周辺のモンスターをタップすると、さっそく戦闘画面へと移り変わる。

 今回は、ボルボロスなどのモンスターと対戦できた。一定以上の強いモンスターと戦う場合は、1人で戦うか周りのプレーヤーと協力して戦うかを選ぶことができる。マルチプレイを選択すると、周囲200mの範囲にいるプレーヤーに「ひと狩りいこうぜ」という通知が登場し、これを相手が承諾すると戦闘可能となる。誰かが募集した場合は、自分の画面に「ひと狩りいこうぜ」マークが登場するのでわかりやすい。

フィールド上にいるモンスターをタップすれば戦闘スタート

 使用できる武器は、今回のバージョンでは片手剣、大剣、太刀、ボウガンの4種類だった。いずれもタップで攻撃、フリックで回避という基本行動はどれも一緒で、武器によって武器の振り方や動きが変わる。動きそのものは「モンハン」シリーズと一緒(これはモンスターも同様)なので、「モンハン」プレーヤーならよりイメージが湧きやすいだろう。

 それぞれの武器種で異なるのは、ホールド時のアクション。片手剣ならガード、大剣なら溜め攻撃、太刀なら居合の構えに切り替わる。シンプルな操作のなかに、武器種ごとの特徴がしっかり入っている印象だ。

 またモンスター側のアクションで大きいのは、攻撃を出す直前、いわゆる予備動作時にモンスターが赤く光って知らせてくれるところ。初見や慣れていないプレーヤーにもいつ攻撃してくるかがわかりやすく、片手でもかなり遊びやすい。ただし、赤く光ってからどんな動きでいつ攻撃してくるかはモンスターや攻撃パターンによって異なるので、モンスターの動きをしっかり覚えて、見極めることも大事になっている。

 戦闘時間は最大75秒。75秒以内に倒せないとモンスターが逃げてしまうため、狩れても狩れなくてもかなり早いサイクルでゲームが進んでいく。

戦闘中は横画面にも対応する

後で戦闘できる「ペイントボール」などのフォローシステムも

 モンスターについては、その場で倒さなくても、「ペイントボール」というアイテムを使っておくことで、後でそのモンスターと対戦できるシステムが用意されている。

 また今回は体験できなかったが、本作には「いつでも冒険モード」がある。これをオンにしておくと、バックグラウンドでオトモアイルーがペイントボールを自動で使ってくれるなど、特に起動や操作をしなくてもある程度のことをオトモアイルーが進めてくれるという。

 実際ナイアンティック内では、通勤中に自動で集まったモンスターたちを持ち寄って、マルチプレイで対戦する、という風景が頻繁に起こっていたそう。どうプレイするかの幅がかなり広がるシステムになっているようなので、こちらも楽しみだ。

 4月25日開始となるクローズドβテストは招待制で、公式サイトよりGoogleアカウントにサインインできるメールアドレスを登録しておくと、順次案内が届くという。ぜひ、チェックしていただきたい。

□「Monster Hunter Now」のホームページ