【特別企画】

「大人のねるねるねるね」の“大人な部分”を食レポ!

大人っぽい中にも懐かしさが。お酒のアテにもいいかも

【大人のねるねるねるね】

9月5日 発売

参考価格:194円(税込)

 大人も楽しめる知育菓子「大人のねるねるねるね」が、全国のスーパーマーケット、ドラッグストア、コンビニエンスストアなどにて本日9月5日に発売される。参考価格は194円(税込)。

 今回発売される「大人のねるねるねるね」は、“大人も楽しんでいい”が標語の大人もターゲットにした知育菓子。コンコード種の赤ぶどう果汁、シャルドネ種の白ぶどう果汁入りで、大人も楽しめる甘さ控えめな赤白2種の本格ぶどう味が特徴になっている模様だ。さらに、インターナショナルモード誌「Numéro TOKYO」とコラボレーションしたモードな広告ビジュアルも展開。宣伝面で既に大人向けな雰囲気が伝わってくる。

 また、SNSでは、本商品発表時に“大人の”という部分に関して夜っぽい想像をした人や、「大人だけど普通の今も食べてる」という人、純粋に楽しみにしている人たちなどが見受けられ、その注目度も中々高いものとなっていた。そこで本稿では、一足先に「大人のねるねるねるね」について、どの辺が“大人も楽しめる”部分なのか実際の食レポと共に紹介していく。なお、作業の手順は画像下のキャプションに記載する。

今回紹介する「大人のねるねるねるね」の完成図

まずはノーマルな「ねるねるねるね(ソーダあじ)」

 実のところ筆者は「ねるねるねるね」自体を食べたことがない、というよりも知育菓子を食べたことがない。元々今回の「大人のねるねるねるね」は、「1986年に誕生した『ねるねるねるね』を、子供の頃に楽しんだ人たちが20代・40代になった今、ノスタルジーを感じつつ新しい『ねるねるねるね』を改めて楽しんでほしい」という思いから開発されたもの。

 そこで「本商品のノスタルジーを感じる為にはまずノーマルなものを食べなければ」と思い、まずはノーマルな「ねるねるねるね(ソーダ味)」を食べることにする。

 デビューは3歳からが最も多いという調査結果や、19歳から34歳を対象とした調査では8割の人が食べたことがあるという結果もある「ねるねるねるね」。筆者は社会人的には1年と少しというのもあり若輩の身としては緊張するデータだが、作らないことには食べられない。「ねるねるねるね」未経験の諸兄に向けて説明すると、知育菓子とは食べるまでの道のりも楽しむもののようだ。

「ねるねるねるね(ソーダ味)」

 それではいざ開封。さすが、実年齢3歳デビューの多い「ねるねるねるね」。配合する順番が分かり易く表示されており、子供が喜びそうなトッピングの「カラフルラムネ」も付属している。

 大人の筆者にかかれば簡単に“ねるねる”できる難易度で童心を思い出しながら作った。正直何回“ねるねる”すればいいのか分からないので納豆を混ぜる要領でいく。作る際には思わず子供心が沸いてきて楽しく混ぜることができた。“ねるねる”するのたのしい。

左上の容器を外し水を入れる
1ばんの粉を入れ、水をそそぎ“ねるねる”する
2ばんの粉を投入
“ねるねる”すると完全にソーダ色に
3ばんのカラフルラムネをトッピングして食べる準備完了!
過去の「ねるねるねるね」CMの魔女よろしく持ち上げる。“ねる”っとしていておいしそうだ
テーレッテレー

 作成後、食べて最初に感じたのは甘さで、やや甘めのソーダ味が口いっぱいに広がる。その後、後味に清涼感のあるトッピングのラムネ風味が広がり程よいバランスを感じられた。しかし、子供向け商品だからか甘さがメインのようで、子供の頃であれば大興奮する味だと思った自分の味覚の変化に、ノスタルジーを感じた。

あっという間になくなるのが少し寂しかった

“ねるねる”を2回楽しめ大人も満足! 「大人のねるねるねるね」

 ではこれから本題の「大人のねるねるねるね」について紹介していく。まずはパッケージ。紫を基調に「ねるねるねるね」らしい装飾が施されている他、背景に映されたブドウのみずみずしさによって大人っぽさを感じるデザインに。ノーマルの「ねるねるねるね(ソーダ味)」と比べても高級感がある気がする。さらに、「ねるねるねるね」のキャラクター「ねるね」も蝶ネクタイをしてワイングラスを持っており、大人びた姿で描かれている。

 いざ開封。「ねるねるねるね(ソーダ味)」よりも中身が多く、早くも大人向けらしい部分を垣間見た。なにより“ねるねる”するスペースが2つあり、「白ぶどうねるねる」と「赤ぶどうねるねる」どちらも作れるのがポイントが高い。また、ノーマルよりもリッチな印象の「スパークリングトッピング」も付属している。それでは実際に作っていく。

左「白ぶどうねるねる」 真ん中「スパークリングトッピング」 右「赤ぶどうねるねる」
背伸びして“大人っぽく”スーパーで白ワインも買ってきた
まずはそれぞれ1ばんの粉を入れる
水を加えて
“ねるねる”
優しく“ねるねる”
2ばんの粉を投入
また“ねるねる”
“ねるっ”としてきた
どちらも“ねるっ”と美味しそうに
スパークリングトッピングを掛けていく
テーレッテレー
後ろの「ねるね」もなんとなく嬉しそうに見える

 2つある分ノーマルよりも時間がかかり、いかにも「作ってるぞ」という手ごたえを感じられた。さらに、粉を出し“ねるねる”している時からほのかに白ぶどうと赤ぶどうの香りが漂ってきて嗅覚でも楽しめ、まるでワインをテイスティングする人の様な気分を味わえた。実際に作りながら飲んでいたのもあるかもしれないが、それも含めて“大人な体験”ができた。

 次は実際に食べていく。既にワインを飲んでいるせいか「これから料理を楽しむぞ」というレストランに行ったときの食前酒を味わっている気分である。いざ実食。

【まずは白ぶどうから】
程よい甘さでペロッと食べられる
ここで一杯。白ぶどうと白ワインも合う
気づいたらもうない
【次に赤ぶどう】
口いっぱいにブドウのかおりが広がる
美味しい、個人的には白ぶどうより好きな味
やはりすぐなくなるが丁度良い量
最後までしっかりと食べたくなる
【完食】
「大人のねるねるねるね」もワインも最後まで
“大人も楽しめる”美味しさで大満足

 食べてみた感想として、白ぶどう・赤ぶどう両方とも食べた際にそれぞれの香りが口全体に広がった他、飲み込む際には鼻から香りが抜けていき、ブドウらしい一種の清涼感を感じた。また、味の方はそれぞれ甘すぎず、美味しいケーキ屋さんのショートケーキを食べた際のような、付け合わせのドリンクも一層美味しく感じる味わいだった。どこか懐かしさも持ち合わせながらも、大人でも食べやすいような、しつこさのない甘さだ。それぞれフルーティな甘さではあるのだが、丁寧な香りと相まってワインを飲んでいる際のような後味も感じた。

 さらに、スパークリングトッピングによってスパークリングワインを飲んだ際の様な“シュワシュワ感”が演出。味変も楽しめる。ただ惜しむらくは、冷やしてから食べるとよりこのワインの様な風味をより活かせたかもしれない。また、「大人のねるねるねるね」の大人っぽく程よい甘さと、白ワインのアルコール特有の風味が絶妙にマッチしており、お酒のアテとして今後も期待できる。

「大人のねるねるねるね」の“大人も楽しんでいい”とは?

 結局「大人のねるねるねるね」のどの部分が“大人も楽しんでいい”部分だったのか。筆者個人的にはもちろん子供が食べても美味しいと感じるであろうことは想像できるが、作る際に香ってくるぶどうの香りや絶妙な塩梅の甘さが本商品の“大人も楽しんでいい”部分、言い換えれば“大人も楽しめる”部分ではないかと思う。

 筆者は前述した通り、これまで「ねるねるねるね」を食べたことがなかったが、作る工程は実年齢的には大人の筆者も粉が変化する様子などを理科の実験を思い出して楽しめた。ノーマルの「ねるねるねるね(ソーダ味)」を作った後、本商品「大人のねるねるねるね」を作った際には香りをことさら感じられ、ノーマルとは違った楽しみ方ができた。正直ノーマルで1つ“ねるねる”するだけでは物足りなかったものが、本商品では2つに増えていたことで満足感も2倍に感じられ、そういった意味でも楽しみながら作れたので是非読者諸兄にもオススメしたい。

 特に子供時代に「ねるねるねるね」を食べていた人に過去を懐かしむと共に大人となった今こそ是非オススメしたい。筆者の様にお酒片手に楽しむのも大人ならではの楽しみ方ではないだろうか。

「Numéro TOKYO」とのコラボ広告ビジュアル風筆者
「Numéro TOKYO」とのコラボ広告ビジュアル
美味しさで気分も高まる