【特別企画】

Stay at home! 今年で35周年、昭和時代のゲーセンを彩った名作アクションゲーム「奇々怪界」の歩き方ガイド

ステージ別見どころ・攻略ガイド! 妖怪たちを退治して七福神を助け出そう

 ここからは、各ステージに出現する敵の妖怪と、知っておくと役立つ攻略情報をざっとご紹介していく。ちなみに本作の敵は、出現場所があらかじめ決まっているタイプが大半なので、出現場所を覚えれば覚えるほど有利に戦えるようになる。ただし、同じ場所でグズグズしていると敵がどんどん増え、さらには倒すことができない、いわゆる永パ防止キャラ (※) の「鬼火」(青い炎)が出現するのでくれぐれもご注意を。

※永パ防止キャラ:プレーヤーが無制限に遊べてしまう通称「永久パターン」を防ぐため、一定時間が経過したり、同じ所にずっと居続けると出現する敵キャラクターのこと。

1面:ボスは安全地帯を利用して楽々撃破

 スタートしたら、上に向かってどんどん進……む前に、右上の位置に隠しアイテムの青色の御札があるので、忘れずに取っておこう。赤く光った灯籠を見付けたら御祓い棒を、「お玉」が出てきたら御札を当てて、アイテム(※ほとんどの場合は青色の御札が出現する)をどんどん回収して御札をパワーアップさせていくこと。

 三角布お化けのプカプカは、ただフワフワ漂っているだけなので特に怖くはない。同じ場所にしばらく居続けると、小夜ちゃんの背後から出現するガイコツの「がらこつ」は、攻撃を当てると体が崩れるが、数秒後に元の姿に戻ってしまう。崩れている間は触れてもミスにならないが、3回目に復活したときは無敵状態となり、小夜ちゃんに向かってダッシュしてくるので要注意。大量に出現した場合は、無理に相手をせず先へ進んだほうがいい。

 赤くて丸い体の「るむる」は触れてもミスにならないが、小夜ちゃんにしがみつくと移動速度を低下してしまう。 もし「るむる」に捕まった場合は鳥居をくぐるか、灯籠に体をこすり付ければ振りほどくことができるので覚えておこう。 ピョンピョン飛び跳ねてくる「走り鯛」は、小夜ちゃんが画面の左右どちらかの端にいると、いきなり至近距離の背後から出現することがある。「走り鯛」に接近された場合は、すぐに反転して御祓い棒で倒すといいだろう。

 中盤にある井戸からときどき飛んでくる「化け瓜」と、終盤のお堂から出現する、ろくろ首の「おげい」は無視して先に進んでも構わない。ボスの「豆頭(ずず)」は、3方向に豆をまいてき攻撃してくるが、以下の動画のように安全地帯にさえ知っておけば楽勝で倒せることができる。

【隠された御札と鍵を回収しよう】
スタート直後に、青色の御札が隠されている
橋の上に鍵が落ちているので、忘れずに回収すること
【1面ボス「豆頭」の安全地帯】

2面:二重の御札と赤色の御札を必ず取ろう

 開始直後の右隅に、隠しアイテムの青色の水晶玉があるので忘れずに取っておく。前半に出現する唐笠お化けの「かさべー」は、小夜ちゃんを左右に小刻みに振りながら下に進むか、真っ直ぐ下に移動しながら御札を連射しているだけで簡単に倒せるが、傘を閉じると直後に突進してくるので、傘を閉じたらすぐに「かさべー」に向かって御札か御祓い棒で狙い撃ちすること。中盤で2回、「かさべー」が画面の四隅から4匹同時に出現するポイントでは、出現したらすぐに全滅させるようにしたい。

 井戸の近くには、隠しアイテムの二重の御札が、直後の地蔵の足元には黄色の水晶玉と、さらにその先には赤色の御札が出現するので、絶対に取り逃さないこと。終盤に出現する黄色い体の「化け提灯」は、しばらくすると口から火の玉を吐いてくるので、なるべく離れた位置から御札を当てて倒すといい。

 ボスの「雷電王」も、1面のように安全地帯の存在さえ知っていれば、鼻歌を歌いながら余裕で倒せる。上から3ブロック目のラインにいれば、ボスが撃ってくる雷と炎のちょうど死角になるので、ぜひお試しを。

【2面の覚えておきたいポイント】
開始直後、右端に青色の水晶玉が隠されている
2本の橋が掛かった川を越えた直後の位置には、青色の御札が隠されている
井戸と灯籠お並んだ先、右下の隅に二重の御札が隠れている。超重要!
3体並んだ地蔵のうち、右端の地蔵の足元を撃つと黄色の水晶玉が出現
さらに少し進んだ先にある、灯籠の右側を撃つと赤色の御札が出てくる
ステージ終盤にも青色の御札が隠されている
【2面ボス「雷電王」の安全地帯】

3面:弾を撃つ「りんりん」と「プカプカ」に要注意

 序盤は小夜ちゃんをしつこく追い掛けて抱きつこうとする、子泣きじじいをほうふつとさせる「みのじい」と、至近距離から弾を撃ってくる、狐のお面をかぶった「りんりん」をいかに早く倒せるかがポイント。「りんりん」は道が狭い場所で出現するので、御札がパワーアップしていないと当てにくいのでなかなか厄介だ。

 終盤に出現する「プカプカ」は、一定時間が経つと弾を撃ってくる。弾は小夜ちゃんの位置に向かって正確に飛んでくるので、なるべく撃たれる前に倒しておきたい。また、弾は一定の距離を飛ぶと消滅するので、消えたのを確認してから先に進むと安全だ。白蛇の「ニョニョロ」は、接近すると体を巻き付けようとするので、こちらも御札で攻撃するのがおすすめだ。

 ボスの仙山は、正面または真横に向かって吹く炎と、羽団扇で風を右または左下に飛ばして攻撃を仕掛けてくる。ここでは安全地帯は存在しないが、以下の動画のようにナナメ方向に御札を連射しながら待ち、出現直後にできるだけダメージを与えておくと楽に戦える。もし仙山にぶつかりそうになったら、一番下のラインまで下がれば絶対に体当たりをされないことも覚えておこう。

【3面の覚えておきたいポイント】
小夜ちゃんをしつこく追い掛けてくる「みのじい」
狭い通路に出現し、弾を撃ってくるのがいやらしい「りんりん」
地蔵の足元には、青色の水晶玉が隠されているのでお忘れなく!
ここから「プカプカ」が弾を撃ち始め、強敵へと変貌。「ニョロニョロ」は接近する前に倒しておけばそれほど怖くはない
【3面ボス「仙山」の戦い方】

4面:前半ステージの最難関、ボスの山婆の攻撃をキミは見切れるか?

 前半ステージの最難関。墓石の妖怪「とうせんぼう」は耐久力が高く、小夜ちゃんが上下いずれかのラインに移動すると加速して倒れ込んでくるので、離れた所からなるべく左右に向いた状態で御札を当てて倒す。中盤は井戸が立て続けに出現して「化け瓜」が飛んでくるだけでなく、弾を撃つ「プカプカ」、「とうせんぼう」に「るむる」、さらには「走り鯛」なども次々と出現する。しかも、狭い橋の上を通らなくてはいけないので、おそらく誰もがここで苦しむことになるだろう。慣れないうちは、もし水晶玉のストックを持っている場合は、井戸が見えたら迷わず全部使用することをおすすめする。

 終盤に出現する、ひとつ目小僧の「いちどう」は何も攻撃をしてこないが、放っておくと援軍をどんどん呼び出してくるので、絶対に逃さずに倒すこと。出現位置が固定していないため、特に画面の左下の角に出現した場合は、ほかの敵と戦っている最中だと見逃してしまいがちだ。「いちどう」は、出現するタイミングで一瞬だが鳴き声を発するので、これを合図にして探すといいだろう。また、地蔵の3体並んだ地点には、青色の水晶玉と青色の御札が隠れているので、特に前者は必ず取っておくこと。

 ボスの「山婆」は、両手から包丁を3または5本ずつ投げてくる強敵中の強敵。最上段の左右どちらかに寄った位置で待ち、横に向かって御札を連射して速攻で倒す方法がベストだが、たまに途中でボスの位置がズレ、御札が空振りしてしまうリスクがある。御札がパワーアップしている状態であれば、以下の動画のように中央やや右の位置に下がって待ち、ボスの出現と同時に左に寄って御札を連射して倒すといいだろう。

 直前にミスをして御札の射程が短いままのときは、背景に描かれた「封神」の「神」の高さ辺りに横のラインを合わせ、同様にボスが出現した瞬間に左に動いて御札を連射してできるだけダメージを与え、近付いてきたら右下に下がりながら包丁をかわしつつ倒していく。

【4面の覚えておきたいポイント】
耐久力が高い「とおせんぼう」は、至近距離から突っ込まれると倒す前につぶされてしまう危険な存在
落ちたら即死する狭い橋を渡りつつ、数種類の敵が次々と出現する難関。水晶玉を持っていたら迷わず使おう
画面の左下にいるのが「いちどう」。発見したら急いで倒すこと!
一番上の地蔵の足元には青色の水晶玉が、一番下の地蔵には青色の御札が隠されている
【4面ボス「山婆」:2通りの倒し方】