【特別企画】

魅せる演出でどこまでも遊べる! 「EXOS HEROES」をプレイ

キャラクターもコンテンツも山盛り。公式リセマラも嬉しい贅沢スマホRPG

5月28日 配信予定

基本料金:無料(アイテム課金制)

 5月28日に配信が開始されるAndroid/iOS用ビジュアリズムRPG「EXOS HEROES(エグゾスヒーローズ)」は、“魅せる演出”をふんだんに盛り込んだスマホRPGタイトルだ。

 ジャンル名に「ビジュリズムRPG」と書いてあるとおり、本作はビジュアルについて徹底的にこだわっている。それは、バトル中の派手なスキル発動だけでなく、キャラクター1人1人の立ち絵、3Dで進行するカットシーンなど、スマホRPGとしては贅沢なビジュアル作りが全体に行き渡っている。

 そしてそれらを引っ張るのは、陰謀渦巻くストーリーだ。物語は、主人公のゼオンがいきなり飛行艇を墜落させるところから始まる。主人公が初っ端から情けなく泣き叫ぶというギャグ炸裂で思わず笑ってしまうのだが、その後は仲間の心に火を点ける熱い展開も待っていたりして、世界にどんどん引き込まれていく。

【EXOS HEROES エグゾスヒーローズ 紹介動画】

 そうこうしていると、ゼオンと黒竜のビートルの出会いが発端となり、騒動は国同士を巻き込む大事件へと発展していく。200人以上が登場するというキャラクターの豊富さも本作のウリのひとつであり、旅の道中ではどんどん新キャラクターと出会う。それらのキャラクターは味方としても敵としても出会うことになり、もちろん仲間にもできる。

 とにかく贅沢なスマホRPGという印象の本作だが、実際のプレイ感はどうか。今回、正式サービス開始前に本作をプレイできたので、その様子をご紹介したい。

ビジュアルがとにかくリッチ! 戦闘は属性とブレイクで手応えあり

 本作は、メインストーリーの進行が軸となるRPGだ。ストーリー進行やガチャ要素「契約」で仲間になるキャラクターでチームを組み、立ちはだかる敵を倒してストーリーが進行していく。

 ストーリーでは、2Dでの会話劇を中心として、ここ一番の見せ場では3Dモデルが動くカットシーンが入る。カットシーンはフルボイスで話が展開するため、より臨場感を伴ってストーリーに感情移入できる。

2Dでも3Dでも展開していくストーリー。話が進むたび、黒い陰謀がチラついてく

 ゲーム的な部分でポイントとなるのは、戦闘だろう。戦闘はターン制で、敵と味方が順番に行動することで進んでいく。

 戦闘のコツは2つ。ひとつは、敵に弱点があることだ。キャラクターそれぞれは火炎や冷気といった攻撃属性を持っており、敵の弱点となる属性を突くことでダメージ量が2倍などになる「ブレイク」状態にできる。

 たとえば、ある敵が「火炎」と「冷気」の弱点を1つずつ持っていたとする。この敵の場合、火炎を持つ味方、冷気を持つ味方で1回ずつ攻撃すれば「ブレイク」できる(最後にどの属性でブレイクしたかで追加効果もある)。なお、どの属性が敵の弱点かは、初めて戦う敵の場合は「?」で表示される。初めての戦闘では、まずどの属性が弱点化を見極めることも大切なわけだ。

戦闘では敵をブレイクさせることで攻略がラクになる

 コツのもうひとつは、味方の「マナゲージ」を溜めること。マナゲージは、ターン数をこなすことで溜まっていく、キャラクターごとにあるゲージであり、溜まったマナゲージを消費することで、強力な攻撃(あるいは支援行動)が特別な演出とともに発動できる。

 マナゲージの溜まり方は味方のタイプによって異なっていて、自身の通常攻撃がヒットすると溜まるタイプ(攻撃型、ミックス型)、敵が自分を攻撃すると溜まるタイプ(防御型、支援型)にわかれている。特に攻撃スキルには、通常攻撃の5倍ものダメージを与えられるものもあり、ブレイク状態の敵に当てればかなり効果的だ。

主人公のゼオン
ヒロインのアイリス。この2人だけでなく、すべてのキャラクターに特別スキルと演出が用意されている

 つまり戦闘では、敵の弱点を意識すること、スキルをなるべく多く効果的に発動することが肝心となる。敵をブレイクできるかできないかでは総ダメージ量が圧倒的に変わってくるため、強力な敵ほど弱点の把握が大切となる。

 仲間キャラクターはレア度(ランク)が高いほど強力になるが、それだけで勝てるかというとそうでもない。むしろステータス上は一段劣っていても、敵をしっかりブレイクできる構成であれば俄然有利となるわけだ。勝敗がギリギリになるほどこの辺りはシビアに求められるので、RPGが好きなプレーヤーも満足できる手応えを得られると思う。

強敵なほど属性の相性が問われる

公式リセマラも実装。粒ぞろいすぎるキャラクターのバラエティ

 そして、なんと言っても本作の魅力はキャラクターの豊富さにある。公式サイトで明かされているだけでも150体以上、女性ならチビっ子からお姉さん、男性ならカッコイイ系からかわいい系、あるいはワルイ系、ゴツイ系、獣人、ロボとバラエティ豊かな面々が揃っている。

 仲間にできるメンバーには敵の雑魚兵までもが含まれており、ゲーム内のキャラクターはほとんどすべてと言っていいほどプレイ可能だ。驚くべきは、そうしたキャラクター1人1人に特別なスキル、演出、バックグラウンドストーリーが与えられていること。200以上のキャラクターすべてに全力の制作コストがかけられている。

フルスイングで作られたキャラクターたち。じつに揃えがいがある

 仲間を増やすには、ストーリーを進めるか、ガチャ要素の「契約」を利用する。ストーリーを進めていってもどんどん仲間は増えていくし、メインストーリーを楽しむ上ではそれでも十分だが、より本作をエンジョイするなら「契約」は外せない。

 もっともわかりやすいのは、公式サイトのキャラクターページを見ることだろう。数にして151体のキャラクターが一覧として並べられており、プレイを始める前にお気に入りをチョイスできる点で重宝する。

 ポイントは、ゲーム最序盤の「契約」をいくらでもやり直せること。つまり、いわゆるリセマラがシステムとして入っており、リセマラで入手できるキャラクターが公開されている。上記の一覧を見ると、キャラクター名の隣に「対象キャラ」というアイコンが表示されているものがそうだ。

公式サイトのキャラクター紹介ページより。「対象キャラ」と書いてあれば、ゲーム内の“公式リセマラ”で入手できる可能性がある
キャラクターを入手するだけ楽しくなっていく

 このシステムを利用すれば、お気に入りのキャラクターと最初から旅立てることになり、ゲームの満足度は高くなるはず。ぜひ、プレイする前に覚えておいてほしいシステムだ。

 また「契約」に必要な「飛行石」も、ゲーム進行の報酬としてどんどん手に入っていく。メインストーリーを進めていけば、いつの間にか11回連続の「高級契約」(いわゆる有料ガチャ)が利用できるくらいには溜まるので、まずはストーリーを進めていけばすぐに活路が開けていくだろう。「ひとまずは課金しないで様子見したい」というプレーヤーにも親しみやすい設計となっている。

ストーリーを進めていけば、無料で「契約」も利用しやすい設計

コンテンツも盛りだくさん。プレイの尽きない贅沢な一作

 そしてもちろん、本作のコンテンツはこれだけではない。デイリーミッションに、英雄の成長素材を集める戦闘コンテンツ、英雄たちのサイドストーリーを知れる「英雄伝」、特別な敵を退治する「ユピルの迷路」などなど、メインストーリー以外にもやるべきことはたくさん用意されている。

 実際にサービスがはじまれば、イベントに他プレーヤーとの連携、対戦、レイド戦なども登場する。メインストーリーそのものもたっぷり用意されているし、その他も含めると最初からコンテンツ山盛り状態。「すぐにやることがなくなった」といったことがないくらいの物量があるので、その点も安心できる。

フィールド画面。移動して、アイテムの収集などもできる
デイリーミッション
「英雄伝」では英雄ごとのストーリーが見られる。プレイを繰り返し、一定数までポイントが溜まれば入手できる

 実際に触れてみると、思った以上に深いところまで作られていることがすぐにわかると思う。ランクの低いキャラクターでもじっくり育成すれば★5まで成長できるし、「フェイトコア」と呼ばれる特殊なキャラクターを引き当てれば、もともとの姿とはまたガラリと変わった見た目でプレイできるようになる。

 派手な演出、引き込まれるストーリーというほかにも、本作はあらゆる点で“魅せる”コンテンツ作りが意識されている。まさに贅沢という言葉がぴったりなので、ぜひチェックしていただきたいタイトルだ。

フェイトコアの代表が、事前登録で手に入る「アイリス」。フェイトコアは、ゲーム内の世界とは違うパラレルワールドの姿となっている