【特別企画】
「ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX」先行体験レポート! 不朽の名作が最新ハードで蘇る……!
2020年2月28日 17:00
- 3月6日 発売
- 価格:5,980円(税別)
ポケモンは2月19日、「ポケモン不思議のダンジョン 救助隊DX」のメディア向け先行体験会を実施した。本作は根強い人気を誇る「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズの元祖、「ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊」が1つのソフトになり、グラフィックスや操作性など数多くの要素がパワーアップしたリメイク作品だ。今回はシリーズの特徴を軽くおさらいしながら、先行体験会で実際にプレイした所感を踏まえた上で本作の魅力をお伝えしていこう。
「ポケモン不思議のダンジョン」シリーズとは?
本作は「ポケットモンスター」シリーズの派生作品に当たり、ポケモンとなってしまった主人公(プレーヤー)がパートナーと共に様々なダンジョンを冒険しながら世界の謎に迫るダンジョンRPG作品となっている。「ポケモン」シリーズらしいタイプ相性やわざの要素を数多く取り入れながら、「風来のシレン」シリーズのようにダンジョン内をアクティブに動き周りながら様々などうぐも駆使して攻略を進める戦略性の高さが特徴だ。
また、可愛らしいポケモン達が繰り広げる意外性の強いストーリーも本作の魅力だろう。世界や主人公自身を巻き込んだ謎の解明や、多くの感動的なエピソードがプレーヤーを待ち受けており、「ポケットモンスター」シリーズでは味わえない独特の世界観と面白さが本作では味わえるのだ。
ある日ポケモンになってしまった主人公!ポケモンだけが暮らす不思議な世界で大冒険が始まる!
本作ではある日突然ポケモンとなってしまった主人公が、個性豊かなポケモン達と交流をしながら物語を進める事となる。困っているポケモン達を助ける救助隊となって「不思議のダンジョン」を冒険し、様々なポケモンからの依頼を達成しながら世界の謎やポケモンになってしまった自身の謎に迫っていくのが本作の大筋だ。登場するポケモンの中には協力してくれるポケモンもいるが、明確に敵対してくる他救助隊などの存在もあるため、一筋縄ではいかないポケモン達によるドラマが待ち受けているのだ。
プレーヤーを待ち受ける「不思議のダンジョン」!ゲームシステムとダンジョン攻略の流れ
本作は救助隊となったプレーヤーが困っているポケモン達から依頼を受けて「不思議のダンジョン」に挑む、というのが基本的なゲームの流れとなる。拠点となるポケモンひろばでは依頼を受ける事は勿論、プレーヤーを助ける様々な施設が用意されているため、冒険の準備をしっかりと済ませる事が本作の第一ステップだ。多くのポケモン達と交流してダンジョン攻略の準備を行なおう。
そしてゲームのメインとなるのは「不思議のダンジョン」と呼ばれる場所での冒険だ。「不思議のダンジョン」は入るたびに地形が変わるのが特徴で、プレーヤーはポケモン達の依頼を達成する為に仲間と協力して冒険する事となる。広大なダンジョンをマッピングしながら進んでいき、落ちているどうぐを回収したり、依頼達成の為にポケモンを探しながら最奥を目指すのが基本である。様々なトラップや強敵が待ち受けるダンジョンを仲間たちと共に攻略しよう。
「不思議のダンジョン」の中には襲ってくるポケモンも数多く存在し、遭遇した場合はポケモンが覚えている「わざ」を使ってバトルを行なう。「わざ」にはそれぞれ付随効果や効果範囲が存在するのはもちろん、「ポケモン」シリーズらしいタイプ相性も存在しているので、相手に有効なタイプなわざを駆使して戦うのも重要となる。また「わざ」には攻撃だけではなく回復や特殊な効果を発揮する「わざ」も存在し、覚えられる「わざ」も「ポケットモンスター」シリーズ同様4つまで。これにより「ポケモン」らしさを活かした戦略性の高いバトルを楽しむことができる。
ダンジョン攻略でもう一つカギとなるのが様々などうぐの活用だ。どうぐには体力や状態異常を回復させるものをはじめ、敵ポケモンに大ダメージを狙える攻撃系のどうぐや、ダンジョン攻略に役立つ特殊などうぐなど様々なものが用意されている。どうぐはダンジョンで拾う以外にもポケモンひろばで購入したり依頼達成のお礼として貰えたりするので、挑戦するダンジョンの特徴に合わせてどうぐを活用し、冒険を有利に進める事が重要となる。
依頼を達成したりダンジョンの最奥まで到達すればクリアとなり、お礼を受け取ったりダンジョン内で得たどうぐ等を持ち帰る事ができる。逆に冒険中に味方のポケモンが倒れてしまった場合はどうぐやおかねを失ってしまうので注意が必要だ。重要な物語を進めている時などはダンジョンの最奥で強力なボスが待ち受けている事もあるので最後まで気が抜けない。このようにポケモンを助けながら「不思議のダンジョン」をどんどん冒険をして救助隊としての力を身につけ、物語の謎に迫って行くのだ。
リメイクによって追加された多くの新要素が冒険をさらに面白くする!
さらに本作ではリメイクに当たってストーリーや基本システム等は忠実に再現しながらも、各種操作性やグラフィックスが向上し、さらにプレイしやすいゲームに進化している。加えて新規アレンジBGMや、当時は進化が発見されていなかったポケモンなど、様々な要素が追加されているのだ。初めてプレイするユーザーはもちろん、過去に「ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊」をプレイしたユーザーであっても生まれ変わった本作で全く新しい体験が得られる事に違いない。
そして今回実際にプレイして筆者が特に感じたのは、懐かしさと目新しさのバランスの良さだ。筆者はリメイク前に当たる「ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊」を幼少の頃にプレイしていたのだが、プレイ中「あ、こんな感じだったなぁ~」とつい懐かしく感じてしまう場面に多々遭遇した。序盤のストーリー展開もそうだが、聞き覚えのあるBGMや独特の雰囲気が特にそう思わせる要因となっており、グラフィックスや表現方法が変化していても独特の世界観を壊さないよう丁寧に作られている。リメイク作品にとって元作品の世界観をどれだけ壊さないで進化させるかという部分はファンにとっては非常に重要な部分となるが、本作はその意味で非常に良い進化をしていると言えるだろう。
逆にシステム周りやゲームバランス面においてはかなり遊びやすく進化しているとも感じた。システム面で言えばダンジョンを自動で進んでくれる「オート移動」が追加されていたり、主人公や仲間のポケモンが「ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊」に比べて序盤から比較的多くの「わざ」を覚えていたりと、細かな所でユーザーが遊びやすいような変更が行なわれている。これによって序盤からできる事が多かったり、遊んでいて面倒と感じてしまう部分が削ぎ落とされ、快適にプレイする事ができた。初めてプレイする子供ユーザーやしばらくゲームをしていなかった大人ユーザーであっても、比較的に簡単にプレイできるというのはリメイク作品としては素晴らしい配慮だと感じる。
最新作&リメイク作品として100点満点の完成度!気になる人は体験版をDLしてみよう!
ここまで紹介してきた通り、本作は「不思議のダンジョン」シリーズの最新作としても、「ポケモン不思議のダンジョン 青の救助隊・赤の救助隊」のリメイク作品としても非常に高い完成度を誇っている。「不思議のダンジョン」シリーズのファンは勿論、ポケモンが好きな新規のユーザーや過去に「不思議のダンジョン」を遊んできた大人ユーザーにも是非触ってみてほしい作品である。
なお、本作は現在ニンテンドーeショップにて発売後にデータを引き継ぎ可能な無料体験版が配信されているので、是非一度遊んでみてほしい。また本作はダウンロード版のみ「あらかじめダウンロード」が実施されており、事前に購入を済ませておけば発売日当日にすぐに遊ぶことも可能だ。早期購入特典で200ポイントの「マイニンテンドーゴールドポイント」をゲットできるので、すぐに遊びたいユーザーはこちらも検討してみては如何だろうか。不思議な世界で巻き起こる、優しくも熱い大冒険が皆を待っているはずだ。
©2020 Pokémon.©1995-2020 Nintendo/Creatures Inc. /GAME FREAK inc.
©1993-2020 Spike Chunsoft.
ポケットモンスター・ポケモン・Pokémonは任天堂・クリーチャーズ・ゲームフリークの登録商標です。
Nintendo Switchのロゴ・Nintendo Switchは任天堂の商標です。
「不思議のダンジョン」はスパイク・チュンソフトの商標です。
※画面は開発中のものです。