インタビュー

N高「Cat A PuLT」(沖縄)、実力を出し切るも「OLPiX」の強力個人技の前に散る

「第2回全国高校eスポーツ選手権」、「ロケリ」部門敗退チームインタビューその2

12月28日、29日開催

会場:EBiS303

 沖縄県N高等学校のチーム「Cat A PuLT」は、「第2回全国高校eスポーツ選手権」のロケットリーグ部門決勝大会において、佐賀県立鹿島高等学校「OLPiXと愉快な仲間たち」に敗戦した。

 「誰よりも勝ちたい気持ちがあった」という「Cat A PuLT」メンバーだったが、ディフェンディングチャンピオンの「OLPiXと愉快な仲間たち」の前に準決勝で「第2回全国高校eスポーツ選手権」を終えることになった。

 リーダーのtetu選手が話した最大の敗因は「個人技」。総合力ではむしろ上回っているとすら感じたが、空中でのボール操作、予想外のところから攻めてくるプレイなどは「圧倒的」に「OLPiXと愉快な仲間たち」が上だったとした。

左からclockei0516選手、tetu選手、yayo256選手

 それでも、緊張に負けずに「自分たちの力を発揮できた」のは良い点であり、パフォーマンスとして「悪いところはない」と言えるほど実力を出し切ってのゲームだったと振り返った。

 tetu選手、clockei0516選手は今回が最後の「全国高校eスポーツ選手権」となるが、もし「第3回」があるならyayo256選手は「必ず出場する」意思があり、さらに出るからには優勝を狙いたいとした。そのためには「何よりまず個人技の底上げ」とアドバイスされると、yayo256選手も同意見だという。

 yayo256選手は、「N高にはまだまだ実力者はたくさんいる。そういった人たちとまたチームを作っていきたい」と話した。N高の「ロケットリーグ」の戦いはまだ終わらなさそうだ。