「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!
「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!
ロスサントスは俺の庭! 色んな乗り物で一気に駆け巡るぜ!!
(2014/11/27 00:00)
「GTA Online」のロスサントスは広大だ! 実際、俺もまだまだ見ていないところがたくさんある。しかし、だからこそみんなにも世界を見てもらいたい。島一周をするのだけでも楽しいし、UFOにコンタクトしたがる人や、色々な乗り物に乗れる場所なども発見できる。
そこで今回は俺らが街中や山中など様々な場所を走り回って気になった“名所”を案内していくぜ! 偶然見つけたところ、体験しての楽しさ、見つけた変なところ……「GTA Online」プレーヤーはもちろん、そうでない人も今回の原稿を読んで、この世界の広さを感じて欲しいし、探索する面白さを感じて欲しい!
フルカスタムバイクで島を一周! 世界が変わる瞬間
何度も書くが、俺はドライブが好きだ。しかし、ある日気が付いたんだ。「実は俺、ロスサントス1周ってしたことねえんじゃないのか?」。そうなんだ、やってなかったんだ。ロスサントスは“島”だから、マップをよく見ると1周できる道がちゃんとあるんだよ。そうしたらもうやってみるしかねえんじゃね?
俺にはフルチューンしたロードバイク「アクマ」がある! 普通のバイク以上の加速度、安定性を増したタイヤ、快適な加速のトランスミッション……この究極バイクだから到達できる境地がある! 島1周でオススメなのは海沿いの道からスタートし、時計回りに高速道路を通るコースだ。特に海沿いの道は広くて、もうぶっ飛ばしているだけで超楽しい! バイクの楽しさは「緊張感」と「体感速度」に尽きるな。バイクで車と車の間をすり抜けるのは、思わず股間が縮こまっちまうような恐怖と、爽快感がたまらない。
海沿いのカーブはアクマを限界まで傾けて曲がる。直線はフルアクセルでぶっ飛ばす。正直、色んなレースでも、街中のドライブでもすぐカーブやら障害物があってフルアクセルで走れる場所なんてそんなにないんだわ。だけどこの海沿いの道は違うね。特にバイクはハンパない。アクセル全開、アドレナリンどばどばの感覚で走っていけるんだ。もちろんあわや衝突って状況も多い。ぶつかっても車だと車体がへこむくらいだが、バイクだと吹っ飛ばされて即死だ。この緊張感の中で“即死”の状況を回避した時の達成感ときたら、安堵と感動で気が抜けるレベル。こんなのとても現実ではできない走りだが、ゲームならできる! もう本当に最高だぜ。
島の北側はドライブインや工場の田舎道だ。道路も狭く交通量が多いが、バイクなら全然行ける! チンタラと走ってる作業車や、でかいトラックを追い抜くのも楽しい。そこから南に下る高速道路ではガンガン車線を変更して進む。都会に向かう渋滞寸前の車の列の間をいかにアクセル全開で進むか、そこがたまらない。
フルチューンのアクマやハクチョウなら、1周は10分ちょっとで回れる。海沿いの視界が開けたリゾート感ばっちりな道から、砂っぽいアメリカの田舎道、そして都会へ向かう高速道路と景色が次から次へと変わっていくのが楽しい。バイクがもちろん最高なんだが、スポーツカー、スーパーカーでも絶対楽しい。何より「車のポテンシャルを全開にしている感じ」がいいのだ。お気に入りの車でもぜひやってみてくれよ!
山の上から海辺まで、チリアド山をパラシュートで一気に降りる!
色々回った名所で、俺が特にオススメしたいのは、北にある大きな山「チリアド山」だ。「GTA V」ではロープウェイが走っていて頂上に行けたんだが、残念ながら「GTA Online」では動いてない。そこで車で無理矢理上ってみたのだが、危うく崖から転落しそうになったり、登山者をひいちゃったりと山頂までたどり着くのは一苦労だった。オフロードの小さなバギーか、バイクがオススメだ。
頂上にたどり着くと、そこには広大な山々を一望できる景色が広がっており、登山者気分が満喫できる。この手の観光スポットにはありがちな1コインの望遠鏡もある。しかしここで“手持ちの金がない”ことに気が付いた。いつもすぐに銀行に預けているとこういう所で不便なのか!
ちなみに体力回復のソーダも買えないので、小銭を持っておくというのは良いコツだと思う。まあ、携帯電話で銀行から引き落としもできるんだが、俺はあえて登山者を撃ち殺してカネを巻き上げた。だってそれが「GTA」だろう?
しかしこの行動で手配度がついてしまった! びっくりしたことに警察が律儀に山道をパトカーで駆け上がってくる。山登りでテンションが高かった俺は警察相手にバトルをしてみたが、どんどん警察が増え、頭上に出現したヘリからの狙撃にあい、あえなく死亡。悪ノリはほどほどにしとかないとな。
山頂からの帰るには、「スカイダイブ」がオススメ! おあつらえ向きにロープウェイの乗降場にはパラシュートが1個常備されており、誰でも取ってスカイダイブが楽しめる。ジャンプとパラシュートを開くタイミングがシビアなので、慣れないと滑落して死ぬ羽目になるが、うまくいければ一気に山のふもとまでパラシュートで飛び回れるようになる。山の上から一気に海辺に。こいつは気持ちいいぜ!
地下鉄に乗って街を巡るのもオツだぜ!
「GTA」シリーズと言えば、「電車」の存在も忘れられない。「GTA Online」では、田舎などでよく見かける貨物列車と、街中の地下に巡らされた地下鉄がある。ミッションやジョブなどでもたまに地下鉄の線路内をバイクで疾走する場面などがあるが、フリーモードでこの地下鉄の駅構内などに向かってみると、そこには確かに地下鉄が動いていた。
様子を見ていると駅構内には人が存在しているが、電車に乗ってる人を見かけることはない。なんとはなしに乗り込んでみたら、ドアが閉じなくなってしまったものの、すんなり乗れた。地下鉄は2両編成で、地下だけじゃなく地上も走る。窓からはいつも走り回る街の風景が見えることもあり、結構楽しい。ただし座席に座ることができないので、立ったままなのが少し残念。運行速度も非常にノロいので、1周するのにはかなり時間がかかる。
なお、貨物列車の場合、終点まで停車することがないので、基本的には乗ることはできないようになっており、無理矢理走っている横でタイミングよく飛び乗るくらいしか乗る方法はない。タイミングがなかなかシビアなので難易度は高く、俺も1度しか乗れたことがないが、こちらもなかなか楽しい。列車に乗るというのも、やって欲しい遊びだ。
以上、ロスサントスの名所を色々紹介してみたが、こうした名所を気楽に巡るのには車やバイクよりもヘリの方が快適なのは言わずもがな。ただ、ヘリは最低でも78万ドルするので、お気楽に購入できないのが厳しい。
ところが、単に乗り回すだけなら、比較的低ランクのユーザーでも気楽にヘリが使える技があるんだ。「メリーウェザー」に電話して有料の依頼のうち「ヘリ輸送」が選択できるようになっていればOK。本来の「ヘリ輸送」は目的地までヘリで運んでもらう依頼なのだが、いきなり攻撃すれば、このヘリを奪えてしまうのだ!
まあ、このヘリは自分のものにできないし、呼ぶには毎回1,000ドルかかるので、そこまで頻繁には使えないが、ヘリを自由に使いたいときはありだ。名所巡りも便利だしな。地上からでは気が付かなかった新たな名所を発見できるかもしれない。こうした隠れた名所探しをダチと一緒に楽しむ、なんてのも「GTA Online」の楽しみ方の1つだな。
(C)2014 Rockstar Games, Inc.