「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!

「GTA Online」大満喫連載 急がば奪え!

新春初暴れ! 国家権力へ全力挑戦「手配度5」への道!!

 あけましておめでとう! もう「初奪い」はしたかな? 俺たちは今年もガンガン暴れて、いろんなモノを奪っていくぜ。今回はお正月特別企画として、「手配度5」の世界を見せてやろう!

 「GTA」では犯罪を犯すと手配度が付いて警察に追われる。手配度は星という形で表現され、その最大値は5。1~2程度ならパトカーが追跡してくるだけだが、3を越えると執拗なヘリからの追跡や狙撃が付くし、4以上にもなると戦闘力の高い特殊部隊が投入されるため、戦いを続けるのはかなり厳しくなる。

 ただ戦いを挑んで、車で逃げ回ってるだけでは手配度5まで到達するのは難しい。今回俺達が編み出した戦い方で、手配度5の世界を見に行こうぜ!

【著者近影】
IKE 整備工場での壮絶なバトルのあと、駆け付けた救急隊員の人たちと1枚。何か昔のジャッキー映画のエンディングに流れるNGシーンみたいでいいだろ?
RIA PS4になって自宅からの眺めも綺麗に。次世代機版「GTA Online」は景色を眺めるのが本当に楽しい

整備工場に立てこもり、警官達をなぎ倒せ!

今回の舞台となる整備工場はここだ。潰れたのか長期休暇中か、中に人がいることもなく、普段だったら背景の1つとしてくらいしか使い道のない場所だが、ここでこれから壮絶な銃撃戦が始まるとは、周囲に歩いてる連中は誰も考えないだろうな
部屋のくぼみに身を潜め、手配度を稼いでいこう。警官を倒せば手配度はすぐに3になる。敵が増えてきたらこまめに身を隠して銃撃を続ける方が長生きはしやすいぜ

 「GTA」シリーズの重要な要素が「手配度」だ。ゲームの進行上なんかだとこれを消すのが重要になってくるわけだが、警察相手に派手な銃撃戦がしたい場合はこれを上げるほど、警察の攻撃は激しさを増していく。あえてこれを上げてハチャメチャな大暴れをするというのがシリーズ“伝統”の楽しみ方だ。「GTA Online」でも手配度の最高値「5」に挑戦しようじゃないか! というのが今回のテーマだ。

 俺は「GTA Online」で、何度か普通に警察相手にバトルを展開してみたことはあるが、何度やっても手配度4までが限界で、それを越えたことはなかった。どうしても警官に囲まれ、倒されてしまう。試行錯誤しながら見つけたのが今回の方法だ。俺が教えたやり方で、手配度5まではいけるぜ!

 実はやり方はとてもシンプルだ。今回は2つのやり方を紹介するぜ。1つめは、手配度のある状態で「整備工場に立てこもる」だけだ。あとは集まってくる警官たちを次々と射殺していく。警官を射殺すると手配度が3になり、さらに警官と戦うことで4になる。ここからが本番だ! 手配度4になると、“特殊部隊”が投入される。彼らはヘリから降りてきたり、特別な車で駆けつけてくる。

 特殊部隊はボディアーマーを着込んでるので耐久力が高く、武器の威力も強くなるので、一撃のダメージがかなりでかくなり、相手を撃つタイミングなんかも重要になってくる。激しさが増してくると、催涙手榴弾まで投げ込んでくるのだ。

 俺とRIAと2人で整備工場の奥の2カ所に陣取り、警察相手にやり合ってみた。4になるとヘリが降下してきてそこから特殊部隊が降りてくる。入り口が催涙ガスに覆われているのを初めて見て、思わず興奮した。ここから夢中になって撃っていたらついに手配度が5になった!

 手配度5になると明らかに敵の攻撃が激しくなった。それでも撃ち合っていたら、いきなり今までにない角度から撃たれた! 安全だと思っていた工場の裏からの銃撃だ。わずかに空いた隙間から撃ち込んできたのだ。慌ててRIAと共に反撃するがRIAが打ち倒されてしまい、守りが薄くなって俺も撃たれてしまった。

 この工場でのドンパチは、ぜひ試して欲しい。少人数で手配度5までたどり着けるだろう。場所は街の東側で、スクリーンショットを参考に見つけて欲しい。屋根があるので、ヘリからの狙撃に身を晒すことがなく、工場の壁が警官の不意討ちを防いでくれる。街中でドンパチやるよりははるかにラクに警官や特殊部隊の連中とも渡り合えるオススメの方法だ。次のテーマは5にしてからの逃走方法の確保だな!

【整備工場で警官達をなぎ倒す!】

【整備工場で迎撃だ!】
手配度4になると警官以外に特殊部隊の連中も投入される。身格好も強そうだし、実際に銃のダメージはかなり高いが、当たらなければどうということはない!
特殊部隊は催涙ガスも使ってくる。しかし建物の内側なら影響を受けないぜ
ついに手配度5に到達! ここから怒涛の攻めが始まったが、なんと裏側から射撃して来やがった。これに対処するには考えないといけないな
一度死ぬと手配度はクリアされる。IKEはまだ中で戦っているので、外から撃ち合いの現場を見てみた。ヘリや警官達が集まっているのが見える

貨物列車に乗って破壊の限りを尽くせ! ヘリ撃墜し放題!

貨物列車に乗り込むにはこのくらいの距離で□ボタンだ。乗り込む先もちょうど高さの低い車両なので、すっと乗り込める
罪もない農場の人々を的にしたりするのはよくないが、手配度を上げるには手っ取り早いんだよな。道路を走っている車を撃つ場合、攻撃的な相手だと撃たれた仕返しをしようと追ってくることもあるからビビるぜ

 こうして手配度5の警官たちとの激戦を体感してみたわけだが、この方法には1つ大きな不満があるんだ。それは何といってもヘリとのバトルがないことだ。もちろんヘリとのバトルが加われば空にも気を配る必要があるから、難易度はかなり上がってしまう。でもなるべく難易度を上げずに、ヘリを撃墜しながら手配度を5にする、そんな都合のいい方法があるかなとあれこれ試して……。ついに見つけたぜ!

 それは「貨物列車に乗る」ことだ! ロスサントスでは都内から郊外まで貨物列車が巡回している。山中の陸橋の上や、田舎道の脇なんかを通過しているのをよく見るアレだ。この列車に乗りながら戦うと、逃げながらヘリと戦える。移動する列車の上から道路などを走る車や人を殺戮しまくり、警官が追ってきたらそれも始末する。これを繰り返すだけで手配度はドンドン上がっていくんだ。

 この方法を実践するには、実は最初の「貨物列車に乗る」が意外と難しい。貨物列車はほとんど停車しないので走行中に無理矢理乗ることになるんだが、このタイミングがシビアなんだよな。操作そのものは貨物列車が走ってきたら適度な距離感を保ちつつ□ボタンを押すだけだが、距離が近付きすぎるといきなり列車にはねられるし、遠すぎると列車めがけてジャンプして飛び込んで、結局はねられちまう。最初は難しいが成功するとあっさり乗れる。おなじみの「死んで慣れろ」ってやつだな。

 乗り込んでからは、ひたすら列車の上から道路を走る自動車や歩行者を撃ち殺すだけ。RIAは大量の手榴弾を持ち込んで、道路に投げまくって手配度を上げていた。これだと手配度も上がりやすい上に見た目も派手なので、“ヒャッハーな気分”になれる。さすがだぜ。ただし2人以上で乗るときは自動照準でうっかり相棒にロックオンしちまわないように気をつけなくてはいけないぜ。

 実は列車に乗ってから手配度を3にするのが意外に難しい。手配度1~2程度だと、追ってくるパトカーの数が少ない上に、列車の速度に追いつけないため、結果として追跡を振り切ってしまい、手配度が消えてしまうこともある。とにかく早い段階で手配度を3~4にしてヘリを呼び出しておくくらいしか対応策はないな。ヘリなら空からの追跡になるので、列車の速度に負けじと追いかけてくれる。それでも列車がトンネルに入ったりするとヘリすら振り切ってしまう場合もある。手配度5への道のりは思ったより遠いぜ。

 列車に乗り続けながら手配度を上げるのにおススメなポイントは、東海岸沿いを走る線路だ。街に向かって上っていく線路は道路が絶えず並走しているし、トンネルもないからヘリを振り切る心配もない。また線路の脇の砂利道からでもパトカーが飛び込んでこれるので、警察がこちらを見失わない。この線路沿いを走ってる時にヘリを落としまくることで、手配度を5にまで上げられるぜ。ヘリを撃墜しまくるのはたまらなく爽快なんだ。

 この貨物列車の戦いには“クライマックス”がある。ある場所で決まって列車が止まるのだ。貨物列車用の駅でしばらく停車するんだよ! こうなると身を守るものは車両の陰のみ。ヘリからも撃たれ放題だ。特殊部隊はヘリから降下してくるし大ピンチだ。だからこそ燃えるってもんだぜ! ここでは貨車にぴったり隠れて、的確に人を倒していくのが良い。

 コンバットショットガンや、アサルトライフルなど連射力に優れて威力が高い銃で、貨車から瞬間的に頭を出して敵を撃つのが良いだろう。しばらく敵と戦っていれば、そのうち列車は動き出すので、なんとか粘り続けよう。ヘリから道路から、驚くほど大量の警官と特殊部隊の兵士が湧き出てくる。ヘリを狙おうにも、ヘリを狙ってこちらが無防備な状態を晒すと、間髪いれずに道路から接近してきた警察官のショットガンの弾丸が容赦なくオレに降り注いでくる。アドレナリンがどばどば出るような激しい戦いが楽しめる。とにかく生き残ることを重視しよう。

 この戦いを切り抜けることができれば、列車が動き出すと街に入るためのトンネルに到着するんだが、このトンネルが長いため、警官やヘリがこちらを見失い、手配度5が解除されることが多い。こうしてまんまと逃げおおせるってわけだ。もちろんわざとこちらから積極的に戦うことで手配度を継続させることだってできるぜ。

 ……ということで警察のヘリを撃墜しながら手配度を上げて、なおかつそのまま逃げ切ることもできる、おまけに山の中を走ってる間はのんびり景色を楽しむこともできるナイススポットとして貨物列車はマジおススメ! のんびりした正月で退屈しがちなこの時期に、思いっきり“初暴れ”をしてみようぜ!

【貨物列車で手配度5を目指せ!】

【貨物列車で移動しつつ戦う】
パトカーの台数が増えてくると、道によっては線路に飛び込んでくるバカなパトカーもいる。今回ははじめて列車と陸橋に挟まれて自爆するパトカーを見たぜ!
クリスマスに追加されたロケットランチャーは、命中精度がいまいちだ
列車の移動速度はかなり速いので、手配度3以降はヘリを中心に相手した方が手配度を維持しやすいな。ただしヘリも万能ではないので、追ってる最中に見失ったりする奴もいる。そういう時はこちらから弾を撃ちこんで場所を知らせてやるという手もある
列車が止まる。ここからが踏ん張りどころだ
列車の両脇から敵がくる。再び列車が走り明日まで敵を撃退し続ける
見事ヘリを撃墜!……したのはIKEのロケットランチャーだ。トホホ
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(勝田哲也/池紀彦)